キャリア販売スマホでもSIMロック解除なしで格安SIMが使えます - ドコモは原則解除不要、au・ソフトバンクは発売時期に注意(かのあゆ)

SIMロック解除不要で使えるスマホガイド
こんにちは、かのあゆです。格安SIMはSIMフリースマートフォンのみならず、キャリアが販売しているスマートフォンでも利用可能です。特にキャリアモデルの場合XperiaやGalaxyといった日本国内ではSIMフリー版が販売されていない端末も選択可能で、さらにSIMフリーモデルでは搭載機が少ないフルセグチューナーやおサイフケータイを搭載した端末も選ぶことが可能です。

スポンサーリンク

「Xperia XZ2」や「Galaxy S9」といった昨年のハイエンドモデルでも、すでに4万円台で購入できる端末も増えており、格安SIMで高性能なスマートフォンを使いたいのであれば選択肢に入れる価値は大いにあるでしょう。この記事では「キャリア販売スマートフォンでSIMロック解除をしなくとも使えるもの」について解説したいと思います。

1.NTT docomo系格安SIM

docomo
主なMVNOキャリア : LINE Mobile、OCN モバイルONE、DMM Mobileなど
使用可能なキャリアスマートフォン : NTT docomoが販売するスマートフォン・タブレット製品すべて(iPhone含む)

格安SIMの場合「NTT docomoの回線を借りて運用しているキャリアがほとんど」です。ドコモ系格安SIMを使う場合、当然ドコモで販売されていた端末での運用が最適です。基本的にドコモ系格安SIMの場合、SIMロックを解除しない状態でも2010年から現在まで販売されているAndroidスマートフォン・タブレット、およびドコモ版iPhone、iPadがそのまま利用可能です。

ただし、2017年以前に販売されていたスマートフォン・タブレットの場合「A-GPSにドコモの基地局が指定されているためGPSをつかむのに時間がかかる」「テザリングが使用できない」といった制限が存在するので、少し注意が必要です。比較的発売時期の新しいドコモ端末に関してはテザリングの利用制限は撤廃されており、格安SIMでも問題なくテザリングを利用することが可能です。

おすすめ端末

Galaxy S8  SC-02J
Samsung Galaxy S8 SC-02J
CPU : Qualcomm Snapdragon 835
RAM : 4GB
ROM : 64GB
ディスプレイ : 5.8インチ 2,960 x 1,440 Super AMOLED
カメラ : イン8MP、アウト12MP

2018年春にSamsungのフラッグシップモデルとして発売されたGalaxy S8 SC-02Jは今では安い個体では30,000円未満で購入できるようになってきました。ウインタブでも数回グローバルモデルの実機レビューを行っていますが、国内キャリア版はさらにおサイフケータイやフルセグなどもしっかり完備しています。

OSもGalaxy S10と同じ世代のOneUI 1.0を含むAndroid 9 Pieへアップデート済み。搭載CPUのQualcomm Snapdraon 835は今でも十分ハイエンドクラスに匹敵する性能を持っており、発売から2年たった今でも美しい筐体デザインも含め色あせない一台に仕上がっています。

Galaxy S8 Duos SM-G950FD ー 2017年のフラッグシップにふさわしい、意欲的な一台(実機レビュー:かのあゆ)

2.au系格安SIM

au
主なMVNOキャリア : UQ Mobile、mineo、楽天モバイル(au回線)など
使用可能なスマートフォン : 2017年秋・冬モデル以降のスマートフォン
※楽天モバイルは契約するプランによってドコモ回線、au回線のものがあります

au回線を利用しているスマートフォン・タブレットの場合は事情が異なり、2017年夏以前に発売されているVoLTE対応スマートフォンは、auと同じKDDIの子会社となっているUQ Mobileでの利用も含め「SIMロック解除が必須」となります。

現在au、ソフトバンクではドコモとは異なり、譲渡や中古購入などで入手したキャリアスマートフォンのSIMロック解除を受け付けていないため、実質「2017年夏以前に販売されているLTE対応スマートフォンはau本契約以外では利用することができません」。これはau版iPhoneやiPadに関しても同様です。

ただし2017年夏以降に発表された端末に関してはこの制限が撤廃されており、SIMロックを解除しなくてもau系格安SIMであればそのままAPN設定を行うだけで利用することができます。これに照らすと、例えばiPhoneだとiPhone 8/X以降のモデルではSIMロックを解除しなくてもau系格安SIMがそのまま利用可能です。

au回線を利用した格安SIMを検討している場合、「2017年夏以降に発売されたスマートフォン」を購入するのがいいと思います。

スポンサーリンク

おすすめ端末

Huawei P20 lite
Huawei P20 lite HWV32
CPU : Hisilicon Kirin 659
RAM : 4GB
ROM : 64GB
ディスプレイ : 5.8インチ 2,280x 1,080 IPS
カメラ : イン16MP、アウト16MP + 2MP

国内SIMフリーモデルとしても発売されたミッドレンジモデルです。基本的な仕様は共通ですが、au版HWV32では内蔵ストレージが32GBから64GBに強化されています。2018年のミッドレンジモデルですが、ゲームをプレイする用途でなければ普段使いに十分なスペックで、端末の完成度の高さと筐体の美しさは今でも十分通用します。

SIMフリーモデルから数か月ほど遅れましたが、現在はAndroid 9 PieベースのEMUI 9.0.1へのアップデートも完了済みです。中古価格も安い個体では1万円前半で購入できるものも出てきており、au回線を利用した格安SIMでの運用にうってつけの一台です。

Huawei P20 lite - Try UQ Mobileで最新機種をお借りできましたのでレビューします(かのあゆ)

3.ソフトバンク系格安SIM

Softbank
主なMVNOキャリア : Y!Mobile、U-Mobile、LINEモバイル、nuroモバイルなど
使用可能なスマートフォン : iPhone 5以降のiOS端末、2017年8月以降に発売されたAndroidスマートフォン

かつてはサブブランドであるワイモバイルしか選択肢が存在しなかったソフトバンク回線の格安SIMも、今では何社が選択できるようになっています。

基本的にiOS端末に関してはLTEに対応したiPhone 5以降の端末であればSIMロックがかかったままでもソフトバンク回線を利用した格安SIMの使用が可能です。iPhoneに関してはSIMフリー版やドコモ版と比較するとau、ソフトバンク版のほうが安価に購入できる傾向にあるので、iPhoneで格安SIMを運用したいのであれば検討する価値は大きいでしょう。

逆にAndroid端末に関してはauと同じく2017年8月以前に発売されている端末に関してはソフトバンク回線を利用した格安SIMであってもSIMロック解除が必須で、さらに言えばキャリアによって公式対応をうたっている端末が異なるため念のため契約するキャリアの動作確認済み端末を確認しておいたほうがベストかもしれません。

また、ソフトバンクのサブブランドキャリアであるワイモバイルのみは事情が異なり、原則的にiOS端末含めすべての端末でSIMロック解除が必須となります。これはソフトバンクが販売するキャリア端末でも同様です。

おすすめ端末

Huawei Mate 10 Pro
Huawei Mate 10 Pro
CPU : Hisilicon Kirin 970
RAM : 4GB
ROM : 128GB
ディスプレイ : 6.0インチ 2,160 x 1,080
カメラ : イン8MP、アウト20MP + 12MP

Huaweiから2017年12月に発売した、初めてAI処理専用プロセッサー「NPU」を内蔵したCPU「Hisilicon Kirin 970」とライカ監修デュアルレンズカメラを搭載するハイエンドスマートフォンです。本端末も国内SIMフリー版が販売されていますが、ソフトバンク版は中古市場でかなり安く購入できるのが非常に魅力的です。

安い個体では2万円前半のものが登場しており、ワイモバイル以外のソフトバンク回線系格安SIMでも基本的にSIMロックを解除しない状態でそのまま利用可能です。(mineoのソフトバンク回線プランで公式動作確認済み)

HUAWEI Mate10 Pro ー 6インチSIMフリースマホ、どこをとってもハイスペック!もちろんお値段もハイ!

4.まとめ

auとソフトバンクに関しては発売した時期や契約する格安SIMのキャリアの動作確認情報のチェックが必須になりますが、ドコモに関しては基本的にSIMロックを解除しなくてもそのまま利用でき、Snapdragon 835を搭載した2017年ごろの端末であればミッドレンジクラスの値段で購入できるのはかなり魅力的です。

また、auとソフトバンクに関しては近日中古端末のSIMロック解除の受付も開始する方向に向かっているので、これらの回線を使っている格安SIMでも使えるキャリア端末の選択肢が増えていくはずです。

SIMフリーで販売されている端末は、近年ミッドレンジクラスの製品でもスペックの向上が著しく、余計なキャリアアプリなども入っていないのがうれしいところなのですが、日本国内では基本的にSIMフリーモデルを展開していないXperiaやGalaxyのハイエンドモデルを選択できる中古キャリア端末も非常に魅力的な選択肢の一つになるのではないでしょうか。

5.関連リンク

格安SIMに変えてみたらネットに接続できない!- APN情報、プロファイルの設定方法を説明します(かのあゆ)

スポンサーリンク

 スポンサーリンク