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AQUOS R8シリーズ ー 今年は2モデル構成、より進化したLeica監修カメラが魅力のハイエンドモデル

SHARP AQUOS R8
シャープがスマートフォン「AQUOS R8シリーズ」を発表しました。2021年のAQUOS R6より名門カメラメーカー、Leicaとのコラボレーションが始まり、1型大型センサーを採用するなどカメラフォンとして大幅な進化を遂げましたが、AQUOS R8シリーズもその流れを継承しています。

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ハイエンドモデルとしては比較的購入しやすい価格帯の「AQUOS R8」と、よりカメラ性能を高めた「AQUOS R8 pro」の2モデルが販売されます。

1.AQUOS R8シリーズスペック

スペック表

   AQUOS R8/AQUOS R8 pro
OS  Android 13
CPU  Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2
RAM  R8:8GB
R8 pro:12GB
ストレージ  256GB
ディスプレイ R8:6.4インチPro IGZO OLED(2,340×1,080)240Hz
R8 pro:6.6インチPro IGZO OLED(2,730×1,260)240Hz
LTEバンド 対応バンド未公開(2023年5月9日現在)
SIM  nanoSIM + eSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3
入出力  USB Type-C
カメラ   R8:イン8MP/アウト50.3MP+13MP
R8 pro:イン12.6MP/アウト47.2MP+1.9MP
バッテリー AQUOS R8:4,570 mAh
AQUOS R8 pro:5,000 mAh
サイズ   計測中(2023年5月9日現在)
重量   計測中(2023年5月9日現在)

コメント

OSはAndroid 13です。シャープのAQUOSシリーズはこれまで2年間のOSアップデートを提供してきましたが、AQUOS R8シリーズでは3年間に延長されています。これはGoogleが販売するPixelシリーズと同じ提供期間となります。近年Samsung、OnePlus、Xiaomiなど、より長期的にOSアップデートを提供するメーカーが増え続けており、シャープもこの流れに倣った形になりますが、ハードウェア性能の向上に伴い本当に3年以上使えるようになっているだけにありがたい変更点といえます。アップデートの配信はキャリアがコントロールしているため、場合によっては提供できない可能性もあるとしていますが、セキュリティ更新は最大5年間提供する予定です。

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カメラ部に冷却システムを内蔵
CPUはSnapdragon 8 Gen 2です。まもなく後継となるSnapdragon 8+ Gen 2も登場しそうですが、現時点では間違いなく最強クラスの性能を持ち合わせています。もともと昨年のSnapdragon 8 Gen 1と比較すると発熱も抑えられていますが、AQUOS R8シリーズでは背面のカメラリングに熱を誘導することで効率的に端末の温度を下げる新サーモマネジメントシステムが採用されているため、長時間負荷がかかるゲームをプレイしてもパフォーマンスの低下を抑えられるようになっています。

RAMはAQUOS R8が8GB、AQUOS R8 Proが12GBで、ストレージはAQUOS R8、AQUOS R8 Proともに256GBです。MicroSDカードによるストレージ拡張をサポートしているかは現時点では不明です。

AQUOS R8 ディスプレイ
ディスプレイはR8が6.4インチ(2,340 × 1,080)、R8 Proが6.6インチ(2,730 × 1,260)で、パネルはIGZO Pro OLED(有機EL)です。リフレッシュレートは最大240Hz駆動で、Dolby Visionをサポートしています。

AQUOS R7と比較してブルーライトは50%削減され、「リラックスビュー」を有効にしていない状態でも目への負担が抑えられるようになりました。

AQUOS R8 カメラ
カメラはR8がイン8MP、アウト50.3MP(標準)+ 13MP(広角)、R8 proがイン12.6MP、アウト47.2MP(メイン)+ 1.9MP(測距用センサー)です。R8は1/1.55インチの大型センサーとLeica監修レンズ「ヘクトール」を搭載し、集光量の多さを生かした明るく美しい写真を撮影できます。

AQUOS R8 pro カメラ
R8 proではAQUOS R6、AQUOS R7から引き続き1インチサイズの大型イメージセンサーとLeicaと共同開発したF値1.9、焦点距離19mmの「ズミクロン」レンズを搭載し、さらに14chスペクトルセンサーを新たに組み込んだことにより、あらゆる場面で「見たまま」により近い自然な色合いで撮影することが可能となりました。 AQUOS R8 proではサードパーティメーカーから市販のカメラ用フィルターを装着できる専用ケースが販売されます。

バッテリー容量はAQUOS R8が4,570 mAh、AQUOS R8 proが5,000 mAhです。おサイフケータイ(Felica)も利用可能です。

2.AQUOS R8シリーズ筐体

AQUOS R8 前面
R8では上部にティアドロップノッチが配置されています。サイズ的にはR8 proよりもコンパクトなので、R8のほうが好みという方も多いかもしれません。ディスプレイはフラット形状なのでフィルムの互換問題に悩むこともありません。

AQUOS R8 背面
背面です。光沢感のある加工が施されていますが、見た目的にはミッドレンジモデルのAQUOS sense 7に近い印象です。筐体色は「クリーム」と「ブルー」があります。

AQUOS R8 pro 前面
R8 proもディスプレイはフラット形状ですが、上部にはパンチホールノッチが配置されています(上記画像だとわかりづらくなってしまっていますが…)。

AQUOS R8 pro 背面
背面はカメラバンプ部のサイズがR8より大きくなっており、より「カメラフォン」らしい見た目です。こう見るとスマートフォンと言うよりはカメラそのもの、と言いたくなりますね。筐体色は「ブラック」のみです。

3.AQUOS R8シリーズ 価格など

AQUOS R8はドコモとソフトバンク、AQUOS R8 proはソフトバンクから2023年夏モデルとして2023年7月より販売開始となる予定です。価格は現時点では公開されていませんが、 R8はAQUOS R7よりも購入しやすい価格設定になるようです。 一方R8 proは実質AQUOS R7の直接的な後継機となり、よりカメラ性能を高めていることから、20万円に近い価格設定になりそうです。

一眼レフカメラに近い性能を備えていることを踏まえるとR8 proは素晴らしい端末なのですが、より気軽に使えるハイエンドモデルということを考えると個人的にはR8のほうが魅力的かな…と感じています。OSアップデート、セキュリティアップデート期間も延長され、より長く使える端末になりそうです。

4.関連リンク

AQUOS公式サイト:SHARP

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