Rogbid Air - 安価で購入できるAndroid OS搭載のスマートウォッチ。SpO2の測定もできます

Rogbid Air
RogbidがAndroid OS搭載のスマートウォッチ「Rogbid Air」を発売しました。Android OS搭載スマートウォッチのジャンルではZeblaze、KOSPET、LEMFOなどが(ウインタブ的には)有名ですが、Rogbidの製品も過去に何度かご紹介したことがありますしRogbid Braveという製品を実機レビューしたこともあります。

スポンサーリンク

どんどんスペックが上がり、スマホに近づいている感のあるAndroid OS搭載スマートウォッチですが、このRogbid Airはスペック面では特に大きな特徴はなく、そのかわり非常に安価ですし、デザインも悪くないように思われます。初めて購入するAndroid OS搭載スマートウォッチとしても向くかもしれません。

1.Rogbid Air スペック

スペック表

  Rogbid Air
OS Android 9
CPU UNISOC 9832+NRF52832
RAM 1GB/3GB/4GB
ストレージ 16GB/32GB/64GB/128GB
ディスプレイ 1.75インチIPS(320 × 385)
LTEバンド B1/2/3/5/7/8/12/17/20
SIM Nano SIM
ネットワーク 802.11 a/b/g/n(推定)、Bluetooth 5.0
入出力 POGO Pin
カメラ 5MP(前面)
バッテリー 850 mAh
サイズ 50 × 47 × 15.7 mm、バンド幅20 mm
重量  不明

バリエーションモデル

・1GB/16GB(B)
・3GB/32GB
・4GB/64GB
・4GB/128GB(B)
※左からRAM/ストレージ
※(B)のみBanggoodで取り扱い

コメント

OSはAndroid 9です。メーカー側では「Android 9.1」と称していますが、Androidにはそのようなバージョンは存在せず、腕時計用に高度にカスタマイズされたUIになっている、という意味だろうと思います。

CPUはUNISOC SC9832とNRF52832のデュアルチップです。デュアルチップにする目的は性能の向上ではなく、省電力性の向上で、Android OS搭載スマートウォッチのジャンルでは過去に同様の例がいくつかあります。デュアルチップの固有機能とは言えませんが、この製品には「Androidモード」と「Liteモード」があり、Liteモードにしておけば(Android OSは使えませんが)バッテリー駆動時間を大きく伸ばすことができます。

RAMとストレージのバリエーションは豊富ですが、Banggoodで取り扱いがあるのは1GB/16GBと4GB/128GBのみ、それ以外はAliExpress内のRogbid Official Storeで販売されています(ただし、9月28日現在、Banggoodのプレオーダー価格のほうが圧倒的に安いです)。

スポンサーリンク

Android OS搭載スマートウォッチは文字通りAndroid OSを搭載していて、SIMを挿入すれば単体で通話が可能ですし、Google Playアプリも単体で導入・利用が可能なので、「腕時計型のスマホ」と言えます。ただし、ディスプレイサイズが極小(この製品の場合は1.75インチ、320 × 385解像度)なので、スマホと同様の操作感を得ることはできず、そもそも起動しないアプリも少なくありません。

仮にこの製品がSnapdragon 888を搭載していたとしても、ディスプレイサイズがボトルネックになり、原神はプレイできないでしょう。あとPUBGとかCoDとかデレステも操作性の観点から、まず無理です。その意味ではCPUやRAM、ストレージのスペックは低くてもあまり問題はありません。でも私の経験上、シンプルなシューティングゲームとかニュースアプリなどは使えましたし、YouTubeの動画を視聴できたりもしたので、ちょっと近未来的で楽しい、とは思います。

Android OS絡みの話から少し離れると、この製品にはなかなか魅力的な機能もあります。ひとつはSPO2(経皮的動脈血酸素飽和度)測定機能。最近この機能を搭載するスマートウォッチやヘルストラッカーが増えていますが、時節柄結構重宝するのではないかと思います(ただし、この製品は医療機器ではないので、精度に過度の期待は禁物です)。

また、一般的なヘルストラッカーに装備されている各種機能(心拍数計や歩数計、歩行距離計など)も装備されていますし、IP68レベルの防水・防塵性能もあります。もちろん、一般的なヘルストラッカーと同様、母艦スマホにアプリを入れ、Bluetooth接続して使うこともできます。

2.Rogbid Air 筐体

Rogbid Air
Android OS搭載スマートウォッチとしては珍しく、スクエアなディスプレイ(文字盤)が採用されています。また、カメラは前面に5MPのものが1つだけで、事実上ビデオチャット専用と言えます。風景写真とか飯テロ写真の撮影もできることはできますが、腕から外さないと難しいと思いますし、そもそも静止画の画質はかなり低いはずです。

Rogbid Air
背面です。心拍数センサーと充電/データ伝送用のPOGOピンがあります。また、この画像に左側面が写っていますが、SIMスロットがありますね。

Rogbid Air
右側面です。スピーカーとボタンが1つあります。このボタンはおそらく「ホームボタン、画面のオン/オフ、電源のオン/オフ」の機能が割り当てられていると思います。

Rogbid Air
装着イメージです。OS搭載スマートウォッチは腕時計としては大ぶりで、厚みもありますので、ちょっと目立ちますね。ただ、この製品はスクエアなディスプレイなので、割と「普通の腕時計っぽく」見えます。

3.Rogbid Air 筐体

Rogbid Airは中国の通販サイト「Banggood」で発売記念セール中(10月3日まで)で、価格は1GB/16GB版が79.99ドル(8,975円)、4GB/128GB版が139.99ドル(15,707円)です。また、スペアのバンドもプレゼントされます。この価格はAndroid OS搭載スマートウォッチとしては非常に安いです。

ウインタブではこれまでに何度もAndroid OS搭載スマートウォッチの実機レビューをしたり、また私自身いくつかの製品を私物として購入していますが、「Androidのフル機能が快適に使える」ということはありません。むしろ「機能はあるのに使いこなせなくてイライラする」こともしばしばです。でも、腕時計でシューティングゲームをしたり、YouTubeの動画を観たり、電話をしたりといったことが実際に可能で、面白いとは感じます。

この製品は価格も低めですし「その気になれば電話もできますよ、動画も観られますよ、アプリも動きますよ。でも普段はヘルストラッカーとして使いましょうね」つまり、ヘルストラッカーが主、Android OSの機能が従、という使い方であれば便利だと思いますし、ストレスも小さいのではないか、と思います。

4.関連リンク

ROGBID Air New Releases:Banggood 特設ページ
Rogbid Air:Banggood

スポンサーリンク