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PROTRULY D7 - 全天球(360度)カメラを搭載するミドルスペックスマホが在庫処分価格になっています!

PROTRULY D7
今回紹介する「PROTRULY D7」は全然新製品じゃありません。むしろ「旧製品」です。じゃあなぜ記事を書いているのかというと、「在庫処分価格でめちゃめちゃ安い」からです。数カ月前に「PROTRULY V10S」という製品の紹介記事を掲載し、読者からも反響があったのですが、そのV10Sよりもさらに古いと思われる製品で、V10Sと同様に「全天球カメラ」を搭載しています。

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詳細はわかりませんが、4月10日現在メーカーサイトにはアクセス不能になっていまして、「ガクブル」な気もしないではありません。しかしまあ、とりあえず先に進みましょうか…。

1.スペック

PROTRULY D7
OSはAndroid 6.0と、かなり古いです。最新のゲームアプリなんかは対応しないものもあるかもしれませんね。ちなみに私はまだAndroid 6.0のスマホを検証用に使っていますが、「ほとんど大丈夫だけど、たまにインストールできないアプリがある」という感じです。

CPUはHelio X20で、現在でも「ミッドレンジくらい」と言って良い性能はあると思います。RAMは3GB、ストレージは32GBで、2019年現在だと、余裕があるとは言えないものの、実用性を損なうようなものでもないです。ディスプレイは5.5インチの有機EL、FHD解像度です。もはや一般的と言える縦長タイプでもありませんし、ノッチもついていませんが、有機ELという素材にせよ解像度にせよ、決して悪くはないでしょう。

この製品のセールスポイントはなんと言っても「カメラ」です。筐体の前後に大型のレンズを配し、「全天球(上下左右とも360度)」の撮影が可能です。以前V10Sの紹介記事を書いた際にもリンクしたんですが、デジカメだとリコーの「THETA(シータ)」という製品が全天球カメラとして有名です。ということで、実際どんな写真や動画が撮影できるのか、という点についてはこちらを参考にしていただければ、と思います。
THETA特設サイト:リコー

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カメラの画素数はイン側が8MP、アウト側が13MPと、V10Sよりは少し落ちています(V10Sはイン13MP、アウト16MP)が、全天球だと26MPとなり(おそらくソフトウェア補間後)、こちらはV10Sと同じです

2.筐体

PROTRULY D7
この製品、かなり縦長で、画像の通りカメラがやたらと大きくなっています。

PROTRULY D7
こちらが側面ですが、やはり頭でっかちというか、カメラ部分の厚みが非常に大きいですね。筐体素材は金属で、かなりがっしりしている印象です。また、4月10日現在のBanggood製品ページによれば筐体色のバリエーションもなく、上部がホワイト、それ以外の背面がゴールドとなっています。

PROTRULY D7
この製品、もともとは3,980人民元(約65,800円)という高価なものでしたから、筐体品質はかなり高いものと思われます。これまでカメラばかり言及してきましたが、有機ELディスプレイであるとか、2016年発売モデルながらUSB Type-Cポートを備えているとか、カメラ以外の装備もしっかりしているように思います。

3.価格など

では、今あえてこの製品の紹介記事を書いている根拠、価格ですが、4月10日現在のBanggood価格が109.99ドル(12,496円)です。ウインタブが好んで紹介する「100ドルスマホ」とあまり変わりません。全天球カメラの装備、というのがハイライトの製品ではありますが、スマホとしての基本スペックや筐体品質も高く、109.99ドルというのは明らかに激安だと思います。

OSのバージョンが少しばかり古く、その点は少し不満ではあります。しかし、「なんならカメラ専用機として」使えそうな気もしますし、読者のみなさんの中でも食指が動いてしまう、という人もいるのではないでしょうか?

4.関連リンク(Banggood)

PROTRULY D7

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