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POCO M4 Pro 5Gの実機レビュー - 購入しやすい価格で充実機能、POCOらしいハイコスパ・スマホです

POCO M4 Pro 5G 実機レビュー
こんにちは、かのあゆです。11月9日にグローバル発表されたXiaomiのサブブランド「POCO」の最新モデル、「POCO M4 Pro 5G」の実機レビューです。POCO M4 Pro 5Gは中国市場で投入されたばかりの「Redmi Note 11 5G」のPOCOブランド版と言われており、50MPのアウトカメラにMediaTekの最新CPU、Dimensity 810を搭載するなど、購入しやすい価格ながら十分な性能を持ち合わせた完成度の高い5G対応ミッドレンジモデルとなっています。

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なお、レビュー機はAliexpress内のPOCO Phone Storeにサンプル提供していただきました、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

ここがおすすめ
・スタイリッシュな筐体デザイン
・ストレスなく快適に動作するMediaTek Dimensity 810U
・DCI-P3、リフレッシュレート90Hz、タッチサンプリングレート240Hzの高品質ディスプレイ
・カメラはデュアルレンズながら撮影画質は高水準
ここはイマイチ
・デュアルスピーカー搭載ながら音圧は少しパワー不足
・VoLTE非対応、バンド周りにもクセあり
販売サイトはこちら
POCO M4 Pro 5G:POCO Phone Store(AliExpress)
※11月11日午後5時より発売記念セール開催

1.POCO M4 Pro 5G スペック

スペック表

   POCO M4 Pro 5G
OS MIUI 12.5 for POCO(Android 11ベース)
CPU MediaTek Dimensity 810
RAM 4GB / 6GB
ストレージ 64GB/128GB UFS 2.2
ディスプレイ  6.6インチ(2,400 x 1,080)90Hz
LTEバンド 5G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28/32/66
TDD-LTE 38/40/41
SIM nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C、microSDカード、3.5mmイヤホンジャック
カメラ イン16MP/アウト50MP + 8MP
バッテリー 5,000 mAh
サイズ 163.56 x 75.78 x 8.75 mm
重量 195 g

バリエーションモデル

・4GB/64GB
・6GB/128GB(レビュー機の構成)
※左からRAM/ストレージ

ポイント

OSはAndroid 11ベースのMIUI 12.5 for POCOです。「for POCO」という名称がついているとおり、デフォルトのランチャーが「POCO Launcher」に置き換わっているという差はあるものの、日本で正規流通しているXiaomi端末に搭載されているMIUI 12.5と操作性はほぼ変わりません。POCOブランドは現状日本では展開されていませんが、日本語ロケールも標準搭載されており、もちろんGoogle関連のアプリもしっかり搭載されています。

CPUにはMediaTek Dimensity 810を搭載します。このCPUは8月に発表されたばかりの製品で、その名の通りDimensity 800やウインタブでも実機レビュー済みのRealme 7 5Gに搭載されていたDimensity 800のマイナーチェンジ版となります。

Antutu Benchmark v9での総合スコアは34万点程度(後述します)となっており、3年前のハイエンド端末に搭載されていたQualcomm Snapdragon 845に近い性能を持ち合わせています。RAMは4GB/6GB、ストレージは64GB/128GBという構成で、microSDカードによるストレージ拡張もサポートしています。

ディスプレイは6.6インチサイズで解像度はFHD+(2,400 x 1,080)です。POCO M4 Pro 5Gのベースモデルと思われるRedmi Note 11 5Gの上位モデル、Redmi Note 11 Pro 5GやRedmi Note 11 Pro+ 5Gではパネルに有機ELを採用していますが、POCO M4 Pro 5G(およびRedmi Note 11 5G)ではIPS液晶を採用しています。以前実機レビューを行ったPOCO X3 NFCXiaomi Mi 11 Lite 5G同様、リフレッシュレートは90Hz表示に対応しています。また、タッチサンプリングレートも最大で240 Hzと「ゲーム向き」です。

また、このディスプレイは発色性能も高く、DCI-P3規格準拠となっています。

カメラはイン16MP、アウト50MP(メイン) + 8MP(広角)という構成です。現在販売されているミッドレンジクラスの製品だとトリプルレンズやクアッドレンズ構成のものが多いですが、POCO M4 Pro 5Gはデュアルレンズ構成です。マクロレンズや深度センサーは搭載されていませんが、メインレンズに50MPと珍しい画素数のセンサーを搭載しており、夜でも美しい写真を撮影可能です。作例に関しては後述します。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.1に対応します。VoLTEに関してはXiaomi製品によく見られる開放手順が必要です(詳細はWebで検索して下さい)

バッテリー容量は5,000 mAhで、33W出力の急速充電に対応するACアダプターが標準で付属します(USB PD準拠のサードパーティ製ACアダプターやモバイルバッテリーの利用ももちろん可能です)。33Wでの急速充電により、「59分で100%充電」が可能とのことです。またNFCにも対応しており、海外旅行時にGoogle Payなど各種決済サービスが利用できます(おサイフケータイ機能はありません)。

2.POCO M4 Pro 5G 筐体と使用感

付属品
付属品は専用ケース、マニュアル(英語はありますが日本語はありませんでした)、POCOブランドステッカー、SIMピン、33W出力対応ACアダプター、USB-A to Cケーブルです。

前面
前面のデザインは昨年実機レビューを行ったPOCO X3 NFCや前モデルに相当するRedmi Note 10シリーズを踏襲しており、パンチホールノッチは中央に配置されています。

背面
背面です。先に発表されているRedmi Note 11 5Gと基本的には共通ですが、カメラレンズ周りに「POCO」ロゴが配置されているなど差別化はしっかり行われています。このデザインに関しては好みが分かれそうではあるのですが、個人的には「ありかな」と思いました。トリプルレンズ構成のように見えますが、これはRedmi Note 11 Pro/Redmi Note 11 Pro+(トリプルレンズ採用)と共通の筐体を採用しているためで、実際にはデュアルレンズ構成です。

POCO M4 Pro 5G 筐体色
筐体色は3色、レビュー機の「Power Black」のほか「Cool Blue」、そしてこの製品のイメージカラーでもある「POCO Yellow」です。

左側面
左側面にはSIMトレイがあります。SIMトレイは「nanoSIM × 2もしくはnanoSIM + microSD」となります。

右側面
右側面にはボリュームキー、電源キーがあります。電源キーには指紋認証センサーが内蔵されており、認証精度は高めです。

前面ポート
上部にはスピーカーと赤外線センサー。赤外線センサーは「Miリモート」アプリを利用してテレビやエアコンなどの家電をコントロールできます。

後面ポート
下部には3.5 mmイヤホンジャック、マイク、USB-Cポート、スピーカーが配置されています。この製品は上部と下部に1つずつ、合計2つのスピーカー(ステレオスピーカー)を搭載しています。

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システム

システムUI

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プリインストールされているOSは前述の通りAndroid 11ベースのMIUI 12.5(MIUI 12.5 Global 12.5.1)で、標準ランチャーが「POCO Launcher」に置き換わっているという差はあるものの、Xiaomiブランドのスマートフォンに搭載されているMIUI 12.5と操作性に大きな違いはありません。

プリインストールアプリはGoogle標準アプリ、MIUI標準アプリのほか、「Netflix」、「WPS Office for Android」「PUBG Mobile」などが含まれていました。またPOCOブランド製品ということでコミュニティアプリ「Xiaomi Community」は「POCO Community」に置き換わっており、POCO X3 NFCの実機レビュー時には含まれていなかった独自ストアアプリ「POCO Store」も入っています。

仮想メモリ機能

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基本的な機能に関しては実機レビュー済みのMi 11 Lite 5GXiaomi Pad 5に搭載されているMIUI 12.5と同一ですが、POCO M4 ProではMi 11 Lite 5Gにはなかった「メモリ増設機能」が追加されています(ほかのPOCO端末やXiaomi端末にもアップデートで搭載される予定です)。

これはいわゆる「スワップメモリ」機能で、内蔵ストレージ領域を2GBほど消費することにより、仮想的にRAMを増設できる・・・というものですが、正直2010年頃に出回っていた、メモリ容量が128MB~512MB程度しか搭載されていなかった初期のAndroid端末ならともかく、6GB(レビュー機の場合です)と十分なRAMを搭載しているPOCO M4 Pro 5Gにどれだけ効果があるかは疑問です。仮想メモリ機能はデフォルトで「オン」になっています。ただPOCO M4 Pro 5Gの場合下位モデルとして4GB RAMモデルも用意されているので、4GBモデルの場合はその恩恵を感じられるかもしれません。

システム情報

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工場出荷時点で搭載されているMIUIの正確なバージョンは「12.5.10」(ただし、発表前の実機レビューだったこともあり、実際に出荷される製品とは異なる可能性もあります)で、Androidセキュリティパッチレベルは2021年10月5日のものが適用済みとなっていました。

ストレージ容量

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工場出荷時のストレージの使用量です。システム領域は13.01GBとなっており、ユーザーが使用できる空き容量は106GBと十分確保されています。ストレージ64GBモデルでは空き容量が50GB前後になるものと思われますが、POCO M4 Pro 5GではMicroSDカードによるストレージ増設に対応しているので、データ保存に関してはカバーできると思われます。

ディスプレイ

ディスプレイは6.6インチのIPS液晶で、上位クラスのスマホで見受けられるAMOLED(有機EL)ではありませんが、表示品質は決して劣ってはいないと感じました。また、設定から色彩の調整も変更可能です。なおDRM Infoで確認できるWidevineレベルは「L1」でした。

Xiaomiではミッドレンジモデルでも高リフレッシュレート表示に対応している端末が増えてきており、ウインタブでも実機レビューを行っているPOCO X3 NFCやMi 11 Lite 5G同様、最大90Hz表示まで対応しています。120Hzなど、さらに高リフレッシュレートの製品も増えていますが、個人的には90Hz表示でもアプリのスクロールなどが十分なめらかに感じられますし、Android向けゲームではまだ高リフレッシュレート表示をサポートするタイトルが少ない印象なので、これで十分かと思います。

スピーカー

スピーカーは「ステレオ」です。Redmi Note 11 Pro/Pro+ではオーディオメーカー「JBL」が監修したデュアルステレオスピーカーが搭載されていることもセールスポイントになっていますが、POCO M4 Pro 5Gとそのベースモデルと思われるRedmi Note 11 5GではJBL監修ではありません。

音質はそこまで悪くはないのですが、手持ちのGalaxy Fold SCV44などと比較すると最大音量まで上げても少し音圧が足りない印象は受けました。ただ音楽鑑賞や動画視聴を行う分には十分な音質は確保されています。

カメラ

標準カメラUI

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標準カメラアプリのUIはXiaomiブランド製スマートフォンに搭載されているものと共通で、「プロ撮影モード」「夜景撮影モード」「ショートビデオ」などの機能が搭載されています。

カメラサンプル1

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カメラサンプル(夜景)

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カメラサンプル(食品)

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50Mとあまり見ない画素数のセンサーを採用していることや、デュアルレンズ構成であることから実機レビューを行う前はカメラ性能に若干不安を感じていたのですが、この辺に関してはさすがXiaomiといったところで、明るい場所の撮影はもちろんのこと、夜景もノイズが少なく綺麗な写真が撮影できます。

AIによるシーン識別機能ももちろん搭載されているので食品はきちんと食品として認識してくれ、非常においしそうな色合いに調整してくれるので、飯テロ写真の撮影にも最適です。サンプルで取り上げているすき家のチーズ豚丼の写真もなかなか「うまそ感」が再現できており、このレビューを書いていておなかがすいてきてしまいましたw

50Mサンプル

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50M撮影モードも搭載されており、Xiaomi 11T同様超広角に切り替えての撮影も可能です。パソコンなど大画面で見たときのディティールはこちらの方がより綺麗になっている印象はあるのですが、ファイルサイズが1枚20MB以上を超えるなど、SNSなどで共有するには向いていないので普段は通常モードでも十分でしょう。

3.POCO M4 Pro 5G 性能テスト

Antutu Benchmark

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参考:
ASUS Zenfone 8(Snapdragon 888):785,280
Mi 11T(Dimensity 1200 Ultra):582,178
Xiaomi Pad 5(Snapdragon 860):566,309
Realme GT Master Edition(Snapdragon 778G):542,182
Xiaomi Mi 11 Lite 5G(Snapdragon 750):500,573
Samsung Galaxy Fold SCV44(Snapdragon 855):414,302
OnePlus Nord CE 5G(Snapdragon 750):384,505
iiiF150 R2022(Helio G95):350,565
OnePlus Nord N10(Snapdragon 690):342,506
POCO M3 Pro 5G(Dimensity 700):330,303
CHUWI HiPad Plus(MT8183):172,713
OUKITEL C22(Helio A22):99,664
AGM H3(Helio P22):84,184
geanee ADP-503G(MT6737M):46,316

Antutu Benchmark v9.0.3での総合スコアは「349,498点」でした。発表イベントでは「Antutu Benchmarkのスコアは39万点を計測する」と発表されていたので、それよりはやや低めのスコアです。ただ5G対応スマートフォンはエントリークラスの製品でも3年前のハイエンドスマートフォンに採用されていたSnapdragon 845に近い数値を計測するようになっており、正直なところ、どうしても重量級ゲームを最高画質で楽しみたい、という意図でもない限り、「もはや十分すぎる」性能になってきたと思います。

POCO M4 Pro 5Gに関してもレビュー期間中ほぼメインに近い使い方をしていたのですが、性能面で不満を感じることは一切ありませんでした。また、筐体の発熱が気になることもありませんでした。…本当にいい時代になったものです。

4.POCO M4 Pro 5G まとめ

POCO M4 Pro 5Gは、11月11日午後5時(日本時間)からワールドプレミア(新発売セール)が開催され、セール価格は4GB/64GBモデルが199ドル(22,941円)、6GB/128GBモデルが219ドル(25,246円)です。なお、円建ての価格は日々変動しますので、ご注意下さい。この製品の通常価格は4GB/64GBモデルが229ドル(26,400円)、6GB/128GBモデルが249ドル(28,698円)なので、セール価格はかなりお買い得と言えます。

ミッドレンジクラスの製品となりますが、以前実機レビューを行ったPOCO X3 NFCやMi 11 Lite 5G同様、とても満足度の高い端末に仕上がっていると思いました。CPUのMediaTek Dimensity 810もストレスなく使える性能となっており、デュアルレンズでありながら場面を選ばず綺麗な写真が撮れるカメラも備えています。

日本国内ではPOCOブランドは正規展開されていませんが、この品質にしてこの価格なのであれば、ぜひ日本でも発売してもらいたいですね!

5.関連リンク

POCO M4 Pro 5G:POCO Phone Store(AliExpress)

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コメント

  1. 通りすがり より:

    こんにちは、かのあゆです。11月9日にグローバル発表されたXiaomiのサブブランド「POCO」の最新モデル、「POCO M4 Pro 5G」の実機レビューです。POCO M4 Pro 5Gは中国市場で投入されたばかりの「Redmi Note 11 5G」のPOCOブランド版と言われており、50万画素のアウトカメラに

    このアウトカメラの所が50万画素になってます。
    他の所はMPになってるので分かるとは思いますが。

  2. 匿名 より:

    5000万画素ですよね

  3. かのあゆ より:

    申し訳ございません、先ほど記事修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。