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Nubia Red Magic Mars - RAM10GBモデルも存在するハイエンドな6インチゲーミングスマホ

Nubia Red Magic Mars
Nubiaがゲーミングスマホ「Red Magic Mars」を発表しました。この製品の前身機に「Red Magic」というのがあるのですが、グローバルROMのモデルが通販サイトでは見受けられないこともあり、ウインタブでは紹介記事を掲載していませんでした。最新モデルのRed Magic MarsのほうもまだグローバルROMの情報がないのですが、スペックが非常に新しいことと、ゲーミングスマホらしく独自のUIを採用していることから、日本で正規販売されない限り日本語化の可能性は低そうだし、性質上UIが英語のままでもいいのかもしれん、ということで紹介記事を掲載させていただきます。

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1.スペック

Nubia Red Magic Mars
OSはRedMagic OS 1.6という独自UIが搭載されます。他のゲーミングスマホでも独自UIが採用されることが多いですが、この製品の場合もより快適にゲームを楽しめるようなUIになっていると言えます。

Nubia Red Magic Mars
これは「ゲームコントロールパネル」というものです。このへんの画像を見ると、冒頭に書いたとおり日本で正規販売されない限り日本語化されるのは難しそうです。

CPUはSnapdragon 845で、RAMは6GBから最大で10GB、ストレージは64GBから最大256GBまでと大容量です。ただし、そのせいもあってmicroSDスロットは装備されません。このスペックだと現状手に入るスマホとしては最高性能と言えます。

ディスプレイは6インチの縦長ディスプレイで解像度はFHD+、ノッチタイプではありません。おそらくリフレッシュレートは高めに設定されていると思うのですが、残念ながら開示されていません。

また、この製品はいまのところNubia公式サイトでも中国語でしか製品ページがなく、グローバル展開が発表されていないにもかかわらず、通信バンドはグローバルです。バンド19とか28もカバーしていますね。

一方で、ハイエンドモデルながら、カメラにはそれほど強いこだわりが感じられません。イン8MP/アウト16MPと、画素数としては悪くありませんが、デュアルレンズでもありませんし、機能についても特に説明がありません。このあたり、この製品の性格をよく表しているように思われます。

この製品は筐体構造にかなりのこだわりが見られますので、引き続き筐体の説明を。

2.筐体

Nubia Red Magic Mars
背面のデザインを見ると、ひと目でこれがゲーミングスマホであることがわかります。逆に前面のほうはノッチが採用されているわけでもなく、「割と普通」ですよね。

Nubia Red Magic Mars
筐体色はブラックのほか、レッドとカモフラージュ柄があります。12月1日現在、この製品は中国の通販サイト「geekbuying」に製品ページがあるのですが、まだブラックしか取り扱いがありません。また、注目の「RAM10GB/ストレージ256GB」という設定はカモフラージュ柄のみに設定されるようです。

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Nubia Red Magic Mars
上下面です。やや強めにラウンドした筐体になっているのがわかります。USBポートはType-Cでオーディオジャックは温存されています。

Nubia Red Magic Mars
側面です。この画像だとちょっとわかりにくいですが…

Nubia Red Magic Mars
左側面には「ゲームモード」に切り替えるためのスイッチがあります。機能としては「通話のキャンセル」や「通知オフ」などで、おそらく他のタスクを強制終了させる機能も備わっていると思われます。

Nubia Red Magic Mars
また、右側面には「ゲーミング・タッチボタン」が上下2箇所に配置されます。ASUSのROG Phoneにも同様のセンサーボタンがありましたよね?

Nubia Red Magic Mars
背面のストライプ状のものはRGB(1,680万色)で発光するイルミネーションです。また、背面素材はもちろん金属。

Nubia Red Magic Mars
Nubia Red Magic Mars
さらに冷却系もすごいです。この製品は「液冷」を採用しており、筐体には4箇所の溝(原文だとtrough)があり、さらに冷却性能を高めています。

3.価格など

Nubia Red Magic Marsは中国の通販サイト「geekbuying」でプレオーダー中で、12月1日現在の価格は6GB/64GB版が550.99ドル(64,366円)、8GB/128GB版が646.99ドル(75,580円)です。なお、現時点でgeekbuyingは筐体色ブラックのみの取り扱いとなっており、RAM10GBのカモフラージュ柄モデルは販売されていません。

また、geekbuyingの製品ページを確認すると日本語対応しているような説明になっていますが、仮に日本語対応するとしてもベースとなっているAndroid 9.0の基本操作部分だけで、独自UIの部分は中国語/英語のみであろうと思われます。

日本で正規販売が開始されたROG Phoneはかなりの人気を呼んでいるようですが、さすがに高価で、そう簡単に購入できるようなものとは言えません。このRed Magic Marsに関しても正規輸入されていない製品を個人輸入するという購入形態を考えると決して安いとは言えませんよね。しかし、非常にスペックが高く、ゲーム利用をよく考えた筐体構造になっているのは魅力的です。

4.関連リンク

红魔 Mars:Nubia公式サイト(中国語)
Nubia Red Magic Mars:geekbuying

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コメント

  1. 性能が高くて物欲が刺激されるけど、どう考えても性能を持て余しそうだから勿体ないw

    • wintab より:

      PYUさん、こんにちは。ゲーム用ということなら最高ですよね、これ。この製品はまだ価格が少しだけ安いですが、ROG Phoneとかは到底買えない。