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LG V60 ThinQ 5G – 2画面化できるハイスペック機が5Gに対応、4月下旬よりドコモとソフトバンクから発売されます!

v60 thinq topこんにちは、オジルです。LGの5G対応2画面スマホ、V60 ThinQ 5Gがドコモとソフトバンクで4月下旬より発売されます。昨年12月にソフトバンクから発売されたG8X ThinQの後継機的な位置付けで、デュアルスクリーンというケースを装着して2画面化できるのが大きな特徴。個人的にこのスタイルは相当気に入っています。

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1.スペック

v60 thinq スペック

OSはAndroid 10、CPUはSnapdragon865、RAMは8GB、ストレージは128GBです。G8X ThinQでは64GBと若干物足りなかった点が改善されたほか、全般的に現行のハイエンド機として十分な性能であると言えるでしょう。

ディスプレイは有機EL、6.8インチFHD+(2,460×1,080)で、2画面化できるデュアルスクリーンに関しても同様となります。G8X ThinQの6.4インチから0.4インチ増、サイズで見ると幅2mm、高さ10mmのサイズアップですから縦に大きくなったイメージですね。

バンドについてはキャリアモデルということもあり、表では国内のみの表記とさせていただきました。ちょっと気がかりだったのが、ドコモ版の詳細な対応バンドが見つけられなかったんですよね…。ソフトバンク側で開示されている情報ではG8X ThinQの時と同様、ドコモのプラチナバンド帯であるBand 19には対応していないように見受けられるため注意が必要です。

カメラについてはインカメラがG8X ThinQの32MPから大幅ダウンの10MP、代わりにアウトカメラが64MP+13MP+被写界深度測定用カメラ(ToF)となりました。自撮りを重視する方はターゲット層ではないと割り切ってアウトカメラに振ったんだと思いますけど、たぶんそれで正解だと思います。

バッテリーは5,000mAhとG8X ThinQから1,000mAh増えました。ただ、画面サイズが大きくなりましたし、5Gで大容量通信を行った際には相応の消費があるような気がします。5Gありきで考えるのなら同じくらいの稼働時間に落ち着くのではないか、と睨んでいますがどうでしょうね。

サイズ・重量に関しては、特にデュアルスクリーン装着時については割り切りが必要です。とはいえ、G8X ThinQの331gよりさらに重い353gですが厚さは増しておらず、ほぼサイズアップの分と思しき点は評価できます。そもそも本体のみで見たら決して大きすぎず、重すぎずですし。

ネットワーク関連は最新のものになっています。Bluetooth5.1、Wi-fi 6対応ですね。 

ほか、表にないところでいくと…まずはG8X ThinQにあったワンセグ/フルセグがなくなりました。また、カメラについては8K動画撮影に対応しました。おサイフケータイや防水・防塵(デュアルスクリーンは非対応)は健在です。

2.筐体

v60 thinq 本体のみ

本体のみ、ディスプレイ面です。ちょっと黒で見づらくて申し訳ありません。ベゼルに関しては超狭小とまではいきませんが、十分スタイリッシュです。水滴型ノッチ採用ですね。こちらはもはや当たり前になってきましたが指紋認証にも対応しています。

v60 thinq 本体裏

裏面です。G8X ThinQとよく似たデザインですが、カメラの部分が異なります。前述の通り、インカメラの画素数を大幅に下げた代わりにアウトカメラが強化されています。

v60 thinq 側面ソフトバンク

側面(ソフトバンク版)です。詳細は不明ですが、左側面(画像左側)は上から順に音量の上下ボタンとマルチファンクションキーといったところでしょうか。この画像、よく見ていただくとカメラ部分が少し出ています。専門的な知識を有しておらず恐縮ですが、ToFが追加された影響ですかね…?G8X ThinQはフルフラットだっただけにちょっと残念です。右側面はボタンひとつだけ。電源ボタンだと思われます。

v60 thinq ケース

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本製品の最大の特徴、デュアルスクリーンを取り付けるところです。確実な情報がなく、G8X ThinQを踏襲しているだろうという推測のもと書かせていただきますと、本体下部のType-Cメスにデュアルスクリーン側のオス端子を接続し2画面化する仕組みと考えられます。2画面化した状態で充電するにはマグネット式のアダプタを下部にくっつけるはずなんですけど、ドコモ・ソフトバンクともに付属品としてアダプタが書かれていないほか、そもそもこの仕組みについて触れられておらず…。

v60 thinq ホワイト 裏面

デュアルスクリーン側の裏面です。右側上部の時計などが表示されている箇所のみが小型ディスプレイとなっています。

v60 thinq 2画面

2画面ですから画像のようにリンク先を別画面で開いたり、ゲームアプリをふたつ同時に起動したり、ひとつの画面をゲームパッドとして利用(対応するアプリのみ)したりとスマホライフの幅が広がります。G8X ThinQの時にも同じようなことを書いた気がしますけど、持ち運び時には本体のみ、じっくり腰を据えて操作したい場合はデュアルスクリーン装着と、用途に合わせて活用できるのがいいと思います。「2画面に惹かれて買ってみたらなんか思ってたのと違う」というようなことが万が一起きても、ごく一般的なハイエンドスマホとして使えるわけですからね。

最後に、カラーバリエーションに関してです。

v60 thinq ソフトバンクカラー

まずはソフトバンク。こちらの「クラッシーブルー」のみの展開です。落ち着いたブルーを基調に側面はゴールドと高級感のあるカラーリングになっています。

v60 thinq ドコモ黒

ドコモは2色展開です。こちらは「ザ ブラック」。

v60 thinq ドコモ白

そして画像の「クラッシーホワイト」はオンラインショップ限定です。

3.まとめ

LG V60 ThinQはドコモ・ソフトバンクより4月下旬発売予定です。ドコモに関しては予約を開始しておりオンラインショップでの価格が118,008円(税込)、これは「素」の価格で、5G Welcome割やスマホおかえしプログラムの割引適用で負担額が75,005円(税込)まで下がります(24ヶ月目で端末返却の場合)。ソフトバンクに関しては現状予約販売を開始しておらず、価格も発表されていません。

かのあゆさんが詳しく解説していたように、キャリアモデルであっても回線契約なしで本体の購入ができるようになっています(詳しくはこちらの記事をご参照ください)。好みのカラーがあればそちらで購入してSIMロック解除、ということもできますが、各社、またショップごとに条件が異なる場合があるためしっかり確認した上で検討されることをおすすめします。特に契約している回線と異なる場合には対応する周波数帯が限られる可能性がありますのでご注意ください。

5G対応機はまだまだ様子見な部分もあり、価格に対しての評価は難しいとは思いますが、G8X ThinQの5万円台のインパクトとどうしても比べてしまう私がいます。最終的にソフトバンクの価格がいくらになってくるのかというところはありますけど、スペック面とデュアルスクリーンの部分を考えれば、決して高い金額設定ということはないと思います。5Gで使うことを考えれば、より2画面の意義が見出だせるでしょうしね。

4.関連リンク

LG V60 ThinQ 5G L-51A – ドコモオンラインショップ
LG V60 ThinQ 5G – ソフトバンク

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