レノボがCES 2025に合わせて発表し、ほぼ同時に国内発売となったAndroidタブレット4機種のうち、今回は「Idea Tab Pro」をご紹介します。4機種中ラストのご紹介となりましたが、なにげにこの製品がスペック・価格の両面で最もリーズナブルなのではないかと思います。
レノボの製品ページはこちらです
Lenovo Idea Tab Pro:Lenovo
1.スペック表
Idea Tab Pro | |
OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Dimensity 8300 |
RAM | 8GB(LPDDR5X) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 12.7型(2,944 x 1,840)144Hz |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB3.2 Type-C(映像出力対応)、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト13MP |
バッテリー | 10,200 mAh |
サイズ | 291.8 x 189 x 6.9 mm |
重量 | 620 g |
2.コメント
OSはAndroid 14で、同時発売の他のタブレット製品と同様にOSのメジャーアップデート2回と4年間のセキュリティアップデートが予定されています。SoCはDimensity 8300です。Legion Tab Gen 3やYoga Tab Plusが搭載するSnapdragon 8 Gen 3には及ばないものの、Antutuスコアは約140万点(出所:Nanoreview)と、常識的に考えて何をするにも全く不満を感じない性能です。RAMは8GB、ストレージは256GBで、Legion TabやYoga Tab PlusにはないmicroSDカードリーダーもついています。
ディスプレイは12.7型で3K(2,944 x 1,840)解像度、リフレッシュレート144Hzと、おそらくYoga Tab Plusと同じものが搭載されています。また、筐体素材については説明がありませんでしたが、ほぼ間違いなく金属製と思われます。この製品の厚さはわずかに6.9 mmですが、この厚さはプラスティック製だと実現が難しいでしょう。筐体色はルナグレーのみです。
Idea Tab ProにはLenovo Tab Pen Plusが付属します。このペンはYoga Tab Plusに付属するTab Pen Proとは異なりますが、4,096段階の筆圧に対応する高品質なものです。また、オプションでキーボードパックも用意されるとのことですが、1月9日現在だとまだ発売されていません。
各部名称です。USB Type-Cポートが映像出力にも対応しているのがうれしいですし、上でも書いた通りmicroSDカードリーダーもついています。また、ドルビーアトモス対応・JBLチューニングの4スピーカーを搭載しています。
3.価格など
Lenovo Idea Tab Proはレノボ直販サイトで販売中、1月9日現在の価格は54,780円です。なお、現在発売記念として「1年間アクシデント・ダメージ・プロテクション(拡大保証)」が無料でセットされます。
先にご紹介したYoga Tab Plusとは同じディスプレイサイズでSoC性能やスピーカーの数はワンランク下となりますが、性能や音質は十分に高いと思いますし、なにしろ54,780円という価格は非常に魅力的です。これまで立て続けに4機種をご紹介してみて、個人的にはこのIdea Tab Proが最もバランスの良い製品だと感じました。
4.関連リンク
Lenovo Idea Tab Pro:Lenovo
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
コメント
こっちはゲーミングタブ謳ってないけどこのスコア出るなら重い原神とかも少し設定下げたら快適にやれるし、Xiaomipad6sキラーになれそう
はい、私は原神はやりませんけど、ここまでの性能で12.7インチ、お値段5万円台ならほしいと思いますね。