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HTC Boost+ - HTC以外の端末でも利用可能!高性能なAndroid環境最適化ツール(かのあゆ)

HTC Boost+
HTC Boost+は端末メーカーであるHTCが開発しているAndroid用環境最適化ツールになります。HTC Boost+自体は2016年発売のHTC端末、日本ではauから発売されているHTC 10 HTV32からプリインストールされていますが、アプリ単体でもGoogle Play Storeで無料ダウンロード可能となっており、Android 4.4以降を搭載した端末であればどのメーカーの端末でも利用可能です。

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HTC Boost+
機能としてはこの手のツールとして標準的なもので、

・不要なバックグラウンドタスクを終了してメモリ開放
・端末にインストールされているアプリケーションの管理機能
・アプリ利用時に一時的に作成されたテンポラリファイルのクリーンアップ機能
・パターンロックを設定して指定したアプリを不正に起動できないようにする簡易セキュリティ機能

が搭載されていますが、HTC Boost+ではこれに加え、この手の無料ツールでは搭載されていること自体が珍しい「メモリの自動開放機能」が利用可能です。

設定するだけで端末の状態に応じてメモリを自動開放!

HTC Boost+ スマートブースト
メーカー製端末ではSony Mobile製XPERIAが今年発売の「XPERIA X」シリーズに似たような機能として「スマートクリーナー」という機能を搭載していますが、HTC Boost+に搭載されているメモリ自動開放機能「スマートブースト」も似たような機能で、設定から本機能を有効化するだけで端末のメモリ利用状態に応じて、自動的に使っていないアプリケーションを終了してメモリを開放してくれます。

近年のAndroid端末はRAMが3~4GBと十分な量を搭載しているものも増えてきたため、メモリ開放を行う必要性は少なくなってきていますが、ローエンド~ミッドレンジクラスの機種だといまだにRAMが1~2GB程度しか搭載されていないものも多く、場合によっては不要なタスクが動作し続けてパフォーマンスの大幅低下をもたらすため、これらの機種にとっては有用な機能になるのではないかと思われます。

本機能を有効にすると、基本的にはメモリの最適化作業は自動的に行われるようになりますが、もちろんメニュー内にある「ジャンクを消去」から手動でメモリ開放と不要なテンポラリファイルの削除を行うことも可能です。

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他人にスマホを貸すときに便利?「アプリをロック」機能

HTC Boost+ アプリをロック
上に書いたとおり、HTC Boost+にはアプリのロック機能も搭載されています。これは初回設定時にロックパターンを設定してロックするアプリを指定することで、ロックパターンを入力しないとアプリが起動できなくなる簡易セキュリティ機能になります。

HTC Boost+ Gmailをロック
HTC端末で指紋認証が搭載されている機種であれば指紋認証でのロックも設定できるようですが、ほかのメーカーの端末でもパターン式のロックは設定可能です。あくまで簡易的なものではあるものの、他人にスマートフォンやタブレットを貸す際に、個人データが含まれているなどの理由で起動させたくないアプリをロックするときに非常に役に立つ機能となります。

無料なのに高性能で安全。HTC端末以外でもお勧めできる最適化ツール

Google Play Storeの無料アプリランキングを見ていると何件か最適化ツールがランクインしており、この手のツールを利用しているユーザーは多いかと思われますが、中には自作自演のウイルス感染広告で誘導してアプリをインストールさせる最適化ツールも多く、セキュリティ的にも安全なのか微妙なものも多数存在します。HTC Boost+はHTC純正ツールだけあって必要最低限の機能のみで安心度も高いものになっているのではないかと思われます。

また無料でメモリ自動開放機能を搭載しているアプリがほぼないため、ローエンド~ミッドレンジスマートフォンを利用している方だとかなり重宝するツールになると思います。

HTC端末だとさらにゲームの起動時に解像度設定などを変更してパフォーマンスを向上させる「ゲームブースト」機能も実装されていますが、それ以外の機能はHTC以外の端末でも利用できるため、最適化ツールを探している方はぜひ試してほしいツールになってます。個人的にかなりおすすめの最適化ツールです。

関連リンク

HTC公式サイト
HTC Boost+:Google Play

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コメント

  1. 匿名 より:

    Android4.0以降ってOSが自動的にメモリ開放してくれなかったっけ?

    • あるえふ より:

      Android4.0以降のスマートフォンやタブレットをあれこれ使っていますが、タブレットはメモリー圧迫で動作が重いと言うことは(初代dtab以外は)感じませんが、スマートフォンは Nexus 5(EM01L)以外はあまり自動でやってくれてるって感じはありませんね。

      もしかすると、メーカー独自アプリや独自シェル、キャリア独自アプリや独自シェルを阻害しないようにAndroid OS側の制御を緩めているか大幅な例外処理を入れているのかも知れません。
      (機体によっては明示的に内部ストレージから外部ストレージにデータを移行できる機能を切ってたり、優先を外部ストレージにするとすべてのアプリのデータ保存をバイブストレージに切り替えてくれたりと「独自カスタマイズ」されていることも多いので。)

      早速DM-01Hにインストールして試してみましたが、なんか Yahoo! Japan の最適化アプリよりも強力そうな感じですね。メモリークリーンの対象外にするアプリの選択もできますし。

      • wintab より:

        あるえふさん、こんにちは、ご無沙汰でーす!そろそろ実機レビューお願いできませんかあ?