Headwolf HPad 5 － Helio G99搭載でWidevineはL1、NetflixでもHD画質視聴が可能なAndroidタブレット

中国メーカーのHeadwolfがAndroidタブレット「HPad 5」を発売します。ウインタブではこれまでHeadwolf製品のご紹介をしたり、レビューをしたりはしていませんが、少し前から日本市場でタブレット製品の販売をスタートさせているのは知っていました。

…ちょっと脱線しますね…。先日、AliExpressのスタッフの方（ショップではなくプラットフォーム側の人です）とWebミーティングをしたのですが、その際にHeadwolfの話題になりまして、「技適マークもしっかり取得しており、日本市場での展開にかなり意欲的である」「日本の楽天やAmazonで相当に売れ行きがいい」ということでした。また、ちょうどタイミングよく、Headwolfからもコンタクトがあり、近日中に製品のレビューをさせてもらうことになりました。

ということで、今後はHeadwolfの製品も積極的にご紹介していきたいと思います。今回ご紹介するHPad 5は11月11日からAliExpressで発売記念セールが開催される予定になっており、スペック面でも優れた製品です。

1.スペック

スペック表

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OSはAndroid 13、SoCはHelio G99です。Helio G99は最近の中華タブ・中華スマホで搭載例が増えている4G対応（5G非対応）の型番で、Antutu Ver.9のスコアは30万点台の半ばから後半くらいをマークする性能になっています。一部のゲームを除けばほとんどの操作を快適にこなせる実力があります。

RAMは8GB、拡張機能により最大16GBとして使え、ストレージは128GBです。128GBだとゲームをたくさんインストールする場合は不足気味ですが、タブレット製品としては「まあ標準的」くらいの容量ですね。

ディスプレイは10.51インチと、一般的な10インチ級タブレットより若干大きめで、解像度は1,920 × 1,200です。また、この製品はWidevineがL1なので動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質で視聴が可能です。それと、中華タブでは「鬼門」でもあったNetflixでもついにHD画質視聴が可能になったとのこと。これは地味に朗報かと思います。

カメラはイン側8MP、アウト側20MPですが、20MPというのはタブレット製品としては高い画素数と言えます。…撮影品質については「使ってみないとわからない」ですけどね。

また、HPad 5は技適マークがあり、通信バンドも日本の主要バンドをしっかりカバーしています。

バッテリー容量は8,500 mAhと大きめ、30Wの急速充電をサポートします。ただし、付属のACアダプターは20W出力なので、30W充電をするには別途充電器を用意する必要があります。

2.筐体

筐体は金属製です。（タブレット製品なので）特に強い個性はありませんね。4スピーカー搭載なので、動画視聴の際には迫力ある音が楽しめそうです。

厚さ7.5 mmなので、低価格帯タブレットとしては健闘している（薄い）と思います。ディスプレイサイズが若干大きめということもあって重量は500 gをオーバーしてしまいましたね。

3.価格など

Headwolf HPad 5はAliExpress内のHeadwolf Official Storeに製品ページがあり、11月11日から発売記念セールが開催される予定です。セール価格は「1?9.99ドル」と表記されていて、今のところいくらになるのかはわかっていません。私も詳しくは知りませんが、どうやら「?に入る数字は7でも8でも9でもない」らしいです。そのため日本円で2万円台前半になることが予想されます。

筐体デザインとかスペック面で「派手」という感じはしませんが、SoCがHelio G99でWidevineがL1しかもNetflixでもHD画質視聴可能、カメラもアウト側20MPと、実はかなり魅力的な製品になっていると思います。11月11日のシングルデーを楽しみにしておきましょう。

4.関連リンク

Headwolf HPad 5：Headwolf Official Store（AliExpress）