Galaxy A54 5G － パフォーマンスがアップし、ディスプレイも明るくなったGalaxyのミッドレンジモデル

Samsungが国内販売を発表したスマートフォンのニューモデルから、この記事ではA54 5Gを、従来モデルのA53 5Gと適宜比較しながらご説明させていただきます。日頃はGalaxy端末についてはライターのかのあゆさんが記事を担当しているのですが、今回私が記事を担当してみて「いや、これで十分すぎね？」と思いました…。

1.Galaxy A54 5G スペック

スペック表

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OSはAndroid 13でSamsungの独自UIであるOne UIが搭載されています。メーカーサイトによれば「4世代にわたるOSアップデートと最大5年間のセキュリティメンテナンス保証」が受けられるとのことなので、「次の買い替え時期までは安心」ですね。

CPUのExynos 1380はAntutuスコアが512,151（スコア出所：NANOREVIEWで、従来モデルのGalaxy A53 5Gが搭載しているExynos 1280の423,805（スコア出所：NANOREVIEW）から相当にパワーアップしています。

RAMは6GB、ストレージは128GBで、microSDカードリーダーも搭載しています。CPU性能がかなり上がっているので、RAM8GB/ストレージ256GBの上位モデルがあっても良かったかもしれないですね。

ディスプレイは6.4インチで解像度は2,340 × 1,080、パネルはSuper AMOLED（有機EL）、リフレッシュレートも120Hzと高速です。従来モデルのGalaxy A53 5Gのディスプレイは6.5インチSuper AMOLED、解像度が2,400 × 1,080、リフレッシュレート120Hzだったので、数値上は縦方向に少しだけ小さくなっています。しかし、メーカー説明によれば「A53 5Gよりも明るさが約25％アップ」し、太陽光の下でもディスプレイに映る映像をくっきり表示できるとのことでした。

カメラもスペック表の上ではA53 5Gよりもダウンしました。イン側の32MPというのは同じですが、アウト側ではA53 5Gが「アウト64MP（広角）+ 12MP（超広角）+ 5MP（マクロ）+ 5MP（深度）」という構成だったのに対し、A54 5Gでは「50MP（広角）+ 12MP（超広角）+ 5MP（マクロ）」という構成になっています。しかし、メインカメラについては「A53 5Gよりもフォーカススピードが上がり、より多く光を多く取り込めるカメラセンサーを搭載」しているとのことで、特に夜間（暗所）の撮影品質が向上しています。

2.Galaxy A54 5G 筐体

前面はパンチホール式になっていて、四隅のカーブ（丸み）がA53 5Gよりも少し大きくなったように見えます。さらに大きく異なるのはカメラ周りで、アウトカメラの数が1つ減ったということもあり、少しすっきり、という感じです。

筐体色はこれまで掲載してきた「オーサム バイオレット」のほか、「オーサム グラファイト」と「オーサム ホワイト」が設定されています（au版はオーサム ホワイトの設定なし）。

3.Galaxy A54 5G 価格など

2.Galaxy A54 5Gは5月下旬の発売予定で、オープンマーケット版（かつてのSIMフリー版）はなく、ドコモ、au、UQモバイルで販売されます。3社ともすでに予約販売が開始されていますが、価格は開示されていません。

ウインタブのキャリア版スマホの紹介記事はほとんどライターのかのあゆさんが担当しています。そのせいもあって私は「価格も明示しないで予約を受け付けるという商習慣」にはいまだに慣れませんねー。A53 5Gの価格がドコモで59,400円、auで59,835円（一括価格ですが、契約プランによって価格が大きく変わります）なので、そのくらいの価格になるのか、あるいは少し上がるのかもしれません。

4.関連リンク

Galaxy A54 5G：Galaxy公式サイト 製品紹介