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DOOGEE N20 - とても100ドルスマホのスペックとは思えないが、でも100ドル。メインスマホとしても十分使えそうです。

DOOGEE N20
中国メーカー「DOOGEE」が6.3インチサイズのスマートフォン「N20」を発売します。DOOGEEの公式サイトを確認したところ、8月19日からの販売価格が99.99ドルということなので、ウインタブで言う「100ドルスマホ」ということになります。しかし、この100ドルスマホ、価格の割に極めてスペックが高く、メインスマホとして使っても十分満足できそうな内容になっています。

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1.スペック

DOOGEE N20
OSはAndroid 9.0で、メーカーによれば「Stock Android 9.0」ということなので、クセのない操作性になっていると思います。また、中国の新興メーカー製品の場合、OSやセキュリティパッチのアップデートは期待薄、というのが常識ですが、StockのROMであれば「ひょっとして期待できるかも」という気はしますね。

CPUのHelio P23は最新の型番とは言えません。しかし、このCPUは2018年にはミッドレンジ機に搭載されていたもので、Antutuで80,000点以上のスコアが出ますので、2019年の現在でも普段使いに困るような性能ではありません。PUBGとか鉄拳とか、人気の音ゲーを最高画質でプレイするのは厳しいと思いますけどね。

RAMは4GB、ストレージは64GBと必要十分な容量、ディスプレイも水滴型ノッチを採用する6.3インチで解像度もFHD+です。ここまで見てきてどうお感じになりますか?とても100ドルスマホのスペックじゃないですよね?

DOOGEE N20
さらにカメラも素晴らしいです。画素数だけで評価するのは危険ですが、イン16MP、アウトは16MP+8MP+8MPのトリプルレンズになっていて、OIS(Optical Image Stabilizer、光学式手ブレ補正機能)もつきます。また、メーカーサイトでは「広角レンズはソニー製…」ということがチラッと書かれていましたが、ここは無視しておくほうが精神衛生上はいいと思います。

バッテリーも4,350 mAhと、この価格帯の中華スマホとしては大容量になっていますので、長時間ゲームをプレイするのでなければ終日バッテリー切れを心配する必要はないでしょう。

2.筐体

DOOGEE N20
前面はもはや常識とも言える水滴型ノッチを採用しています。ノッチそのものはかなり小さくなっていますが、上下左右のベゼルはハイエンド機よりも太めと思われます。この画像はおそらくレンダリングだと思いますので、実際にはもう少しベゼルが目立つのではないでしょうか。

また、背面にはトリプルレンズカメラのほか、指紋センサーも「定番の位置」についています。筐体素材は、メーカーサイトの説明によれば「CNC Metal」とのことです。

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DOOGEE N20
筐体色はパープル、ブルー、ブラックの3色です。画像を見る限り、パープルにはグラデーションが施されているようですが、実際そうなのかはなんとも言えません。

DOOGEE N20
かなりわかりにくいですが、側面の画像もありました。ボタン類は右側面、SIMスロットは左側面で、配置としてはごくオーソドックスだと思います。また、下面にあるUSBポートはType-CではなくmicroUSBですね。ということでイヤホンジャックもしっかり残されています。

DOOGEE N20
これもレンダリングだと思いますが、側面から見た雰囲気はわかりますね。エッジ部分がラウンドしていて、美しいと感じられます。

3.価格など

DOOGEE N20は中国の通販サイト「Banggood」に製品ページがありますが、8月18日現在まだ販売がスタートしていません。また、Aliexpress内のDOOGEE Official Store(メーカーサイトからリンクされていたので、直営店だと思います)ではすでに販売がスタートしています。

DOOGEE N20
8月19日から31日までの期間、Aliexpressにて99.99ドル(およそ10,800円)で販売される予定です。この期間に購入すると、先着100名には完全ワイヤレスイヤホンが、101番目から1,000番目に購入した場合はカナル型のイヤホンがプレゼントされるとのこと。ただでさえ激安な印象が漂うN20で、さらにイヤホンまでもらえるというのがすごいと思います。

Banggoodでの参考価格は129.99ドル(14,006円、8月18日現在)ですが、Aliexpressで99.99ドルになるタイミングに合わせ、同価格でプレオーダーがスタートするだろう、と予想します。

DOOGEE N20、2018年であれば間違いなく「ミッドレンジスマホ」として(中華といえども)200ドル台で販売されていたであろうスペックを備えていると思います。中華では100ドルスマホというのは珍しくありませんが、その中にあってこの製品はピカイチの内容と言えそうです。

4.関連リンク

DOOGEE N20:DOOGEE公式サイト 製品紹介
DOOGEE N20:Aliexpress内 DOOGEE Official Store
DOOGEE N20:Banggood

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