SKT株式会社が12月21日にプレスリリースを出し、ウインタブでも何度か紹介しているE-Ink搭載のAndroidタブレット「BOOX」のニューモデル3機種の日本発売を発表しました。発売日は12月25日、Amazonに出品されます。「BOOX Nova」「BOOX Poke Pro」「BOOX Note Plus」の3機種で、このあと製品別に紹介記事を掲載しますが、取り急ぎ概要をお知らせします。
1.BOOX Poke Pro
概要
•Einkパネル:6インチCarta(91×122mm)
•パネルと紙サイズ比較:B7(91×128mm)よりやや小さめ
•リフレッシュ技術:Regal
•フロントライトあり
•1448×1072ピクセル(300 PPI)
•RAM:2GB(LPDDR3)
•ストレージ:16GB
•物理ボタン:バックボタン、電源
•インターフェース:Micro USB
•バッテリー容量 2500mAh
•マイク・スピーカー:無し
•イヤフォンジャック:無し
•本体サイズ:160mm×114mm×7.8mm
•重量:170g
発表された3機種の中で最も小型となる6インチE-inkサイズで、Kindle Paperwhiteに近いサイズです。常に持ち歩いて使いたいという人には最適でしょう。価格は23,800円(税込25,704円)です。
2.BOOX Nova
概要
•Einkパネル:7.8インチCarta(119×158mm)
•紙サイズ比較:A6(105×148mm)より大きめ
•リフレッシュ技術:Regal
•フロントライト:あり
•電磁誘導式スタイラス:無し
•1872×1404ピクセル(300 PPI)
•RAM:2GB(LPDDR3)
•ストレージ:32GB
•物理ボタン:バックボタン、電源ボタン
•インターフェース:USB Type-C
•バッテリー容量:2800mAh
•マイク・スピーカー:無し
•イヤフォンジャック:無し
•本体サイズ:196.3×137×7.7mm
•重量:240g
こちらは7.8インチサイズで、6インチのPoke Proよりも168%多いテキスト表示が可能です。SKTによれば「Androidに対応している複数の電子書籍ストアアプリを一つにまとめたい方におすすめ」とのこと。価格は33,800円(税込36504円)です。
3.BOOX Note Plus
概要
•Einkパネル:フラット10.3インチMobius Carta(157×210mm)
•パネルと紙サイズ比較:A5(148×210mm)よりやや大きめ
•リフレッシュ技術:Carta+
•フロントライト:無し
•電磁誘導方式スタイラス:あり(ワコム4096段階筆圧検知)
•1872×1404ピクセル(227 PPI)
•ストレージ:32GB
•RAM:2GB(LPDDR3)
•物理ボタン:バックボタン、電源ボタン
•インターフェース:USB Type-C
•バッテリー容量:4100mAh
•マイク・スピーカー:あり
•イヤフォンジャック:無し
•本体サイズ:250x178x6.8 mm
•重量:360g
10.3インチサイズと、今回発表の3機種中では最大サイズとなります。6インチのPoke Proよりも200%多いテキスト表示が可能です。この製品の従来モデルはライターのnatsukiさんが実機レビューをしています。ワコムデジタイザーを搭載し、4,096段階の筆圧に対応するペン入力もできます。価格は59,800円(税込64,584円)です。
4.関連リンク
SKT株式会社 公式サイト
BOOX Poke Pro:Amazon
BOOX Nova:Amazon
BOOX Note Plus:Amazon
※12月25日発売のため、12月21日現在購入はできません
コメント
BOOX Note Plusは実質値下げですね。
対抗馬のBoyue Likebook Mimasが年明けに発売(US$450?)となるからかな?
こんにちは、結局「実質値下げ」というのが最大のトピックか、と。しかし、どうせ買うならNote Plus、という気にはさせられます。
Nova Plusは?
こんにちは、記事を書くのにあたり、SKTさんにお話をうかがう機会がありましたが、Nova Plusについては情報がありませんでした、
BOOX Note Plus と BOOX Note はなにがちがうの?
安くなって重くなった?なぜPlus?
ディスプレイがフラットパネルになりました。個人的にはいまいち優位点が分からんのですが、Onyx社の情報を追っかけていると、Onyx社的には「電子ペーパーを普通のAndroidタブレットのようなフラットパネルで!」というのは並々ならぬこだわりがあるようです。確かに、今のところNote SとNote Plusしかないので、Onyx製品唯一無二の特徴とは言えます。もともとAndroid電子ペーパータブレット自体がギークな製品なので、こういう謎のこだわりはいかにもOnyxらしいっちゃらしいですね。
Novaの重量がPoke Proと同じなのは間違いですよね?
Amazonの記述は240gになってます。
サイズも一緒だ。
すみません、ご指摘の通り誤りです。記事のほうは修正いたしました。ご迷惑をおかけしました。