Blackveiwがサブブランド「OSCAL」からスマートフォン「TIGER 10」と「TIGER 12」を発売します。TIGER 10がエントリーモデル、TIGER 12が4Gミッドレンジモデルという感じですが、両者は全くの別物なので、この記事ではまず、TIGER 12のほうをご紹介します。
1.製品概要
OSCAL TIGER 12 | |
OS | DokeOS 4.0(Android 13) |
SoC | MediaTek Helio G99 |
RAM | 8GB/12GB(拡張機能により最大16GB/20GB) |
ストレージ | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 6.78インチ(2,460 × 1,080) |
バンド | B1/3/7/8/19/20/28A/28B/40 |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン13MP/アウト64MP+2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 168.5 × 76.6 × 8.35 mm |
重量 | 不明 |
OSはAndroid 13ベースの独自UI、Doke OS 4.0です。Doke OSについてはウインタブでも搭載機を何度かレビューしていますが、直近だとBlackview A200 ProがDoke OS 4.0を搭載していましたので、興味のある方はこちらのレビュー記事をご参照ください。
Blackview A200 Pro レビュー - これは面白い!ミドルレンジながら曲面ディスプレイに108MPカメラなどハイエンド要素をモリモリ詰め込んだ野心的なスマホ
SoCはHelio G99です。ここのところ中国メーカーの(スマホやタブレットの)上位機種がこぞって採用している型番で、Antutuスコアは40万点台前半くらいの性能です。
RAMとストレージは8GB/128GB、12GB/256GBの2種類の組み合わせがあり、RAMに関しては拡張機能により最大8GBを追加できますので、8GBモデルなら16GB、12GBモデルなら20GBにして使うことが出来ます(ただし、拡張機能による追加分は物理RAMほど高速には動作しません)。
ディスプレイは6.78インチ、解像度はFHD+です。パンチホールがつき、画像を見る限りベゼル幅も細めです。また、画像に側面が写っていますが、「最近だとオーソドックス」なフラットタイプのディスプレイのようです。それと、このディスプレイは最大120Hzのリフレッシュレート、とのことです。
カメラはイン側13MP、アウト側64MP+2MPという構成です。今どきだと「ものすごく高画素数」という感じではないものの、画素数的には十分かと思います。問題は画質ですが、これは現状なんとも言えません。
最近のBlackview製品は「ほぼすべて」技適マークがついていますので、OSCAL TIGER 12にも技適マークはあると推測します。通信バンドは「完全ではないがほぼ日本の主要バンドをカバーしている」感じですかね。
筐体色はブルー、グレー、パープルの3色。現時点だとこの画像があるのみで詳細は不明ですが、Blackviewをはじめ、ウインタブがご紹介しているような中国メーカー製品の筐体は質感がよく、悪くとも「そつない出来」にはなっていますので、そんなに心配はいらないと思います。
2.価格など
Blackview OSCAL TIGER 12はOSCAL公式サイトに製品ページがあり、AliExpressなどの販売サイトにはまだ製品ページがありません。Blackviewのご担当者の情報によると11月下旬の発売、ということなのですが、今のところ発売日は不明です。
これまでご説明してきた通り、この製品はメインスマホとしても使えるくらいのスペックになっています。そして期待したいのは、この製品が「OSCALブランドである」ということです。
Blackviewブランドの製品も決して高くはないのですが、サブブランドのOSCALは非常にコストパフォーマンスが高く、セール価格にはかなり期待できると思っています。
発売情報が入りましたらまたお知らせしますね。
3.関連リンク
TIGER 12:OSCAL公式サイト