Blackview A53 Pro － Helio G35搭載でバッテリー容量も5,080 mAhのエントリースマホ、なんと70ドル台から！

Blackviewがエントリースマホ「A53 Pro」を発売します。先に発売記念セールの価格をご案内しておくと、「79.19ドル（約11,000円）」です。さすがにウインタブ読者のメインスマホとしては厳しいと思われますが、価格からイメージされるよりはスペックが良く、用途を絞ったサブ機として使うのにはよさそうな製品です。

1.Blackview A53 Pro スペック

スペック表

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OSはAndroid 12ベースの独自UI、Doke OS 3.0です。Doke OSについては、ウインタブで搭載機をレビューしていますので、興味のある人はこちらをご覧ください。

Blackview A85 実機レビュー ー カスタムUIのDoke OSが使いやすいエントリースマホ、ワンランク上の性能で驚きの低価格！

CPUのHelio G35はAntutuスコアが12～13万点程度の性能なので、「まあエントリークラス」ではありますが、製品価格を考えれば決して悪くはないと思います。RAMは4GBで、RAM拡張機能によりストレージ領域から3GBをRAMとして使えますので、最大7GBとなります。ストレージは64GBと小さめですが、中華のエントリースマホではストレージ32GBという製品も珍しくありませんから「まだマシ」です。

ディスプレイは6.58インチのHD+解像度です。さすがにFHD+解像度、というわけにはいかないものの、HD+解像度でも画面がやたら粗いとか汚い、ということはありません。

カメラはイン8MP、アウト12MPです。この画像を見るとアウト側はトリプルカメラに見えますけど、実際はシングルです（中華あるある）。12MPでもキレイな写真が撮れる製品は少なくありませんが、この製品の場合は過度の期待はしないほうがいいかもしれません…。

通信バンドについては、ちょっとわからないところがありました。AliExpressの製品ページには上に記載したバンドと「FDD：B2/3/4/57/8/12/13/17/25/26/66/28A/28B、TDD：B41」と、2種類の記載があり、どちらが正しいのかは不明です。おそらく発売記念セールまでには正しい記載になるものと思います。また、この製品のSIMスロットは「nano SIM + nano SIM + micoroSD」と3枚のカードが同時に使えます。よくある「SIM2はmicroSDと排他」ではありません。

そして、うれしいのが「バッテリー容量」です。5,080 mAhと、この価格帯の製品としては大容量なので、防災グッズとして、またカーナビ用として使う場合に便利そうです。

2.Blackview A53 Pro 筐体

前面は水滴型ノッチを採用し、ベゼル幅（特に下部ベゼル）は太めです。

背面は樹脂製と思われますが、低価格帯の製品としては凝ったものになっていて、縦方向に細い溝（ストライプ）があります。筐体色も「Starry Blue」「Murky Black」「Rock Grey」の3色が設定され、Starry Blueはグラデーションがつけられています。

3.Blackview A53 Pro 価格など

Blackview A53 ProはAliExpress内のBlackview Official Storeに製品ページがあり、近日中（おそらく3月20日頃）に発売記念セールが開催されます。冒頭記載の通り、セール価格は79.19ドル（約11,000円）と記載されていました。

先日UMIDIGI G2/C2の紹介記事を掲載した際、「カーナビ兼予備機という感じで使ってみたい」と書きました（UMIDIGI G2/C2の発売記念セール価格も79.99ドルです）。メインスマホとしては力不足の感がありますが、このスペックのスマホが70ドル台で買えるというのはある意味「すごい」と思います。「なにか使い道を見つけて、購入してみたい」と感じられますよね。

4.関連リンク

Blackview A53 Pro：Blackview Official Store（AliExpress）