どうも。ひつじです。ASUSと言えばROG Phone等が最近注目されがちですが、同社のメインブランドと言えばZenFoneシリーズです。このシリーズはもちろんハイエンドからエントリークラスまで取り揃えているのですが、いずれも性能、質感、そして価格も含めかなり高次元な仕上がりになっていることが多いです。
さて、今回そんな中で実機を触らせて頂けたのが最新鋭のZenFone7。上位機種のZenFone7Proと共に注目されている方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。早速見ていきましょう。
1.スペック
ASUS ZenFone7 / ZenFone7 Pro | |
OS | Android 10 |
CPU |
Snapdragon 865(ZenFone7) Snapdragon 865 Plus (ZenFone7 Pro) |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB(ZenFone7)・256GB(ZenFone7 Pro) |
ディスプレイ |
6.67インチ(2,400×1,080) ナノエッジAMOLED(有機EL) リフレッシュレート:90Hz |
バンド |
5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n77/n78 LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/ 20/26/28/29/38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM×2 |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | フリップカメラ:64MP+12MP+8MP |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 5,000mAh |
サイズ | 165×77.2×9.6mm |
重量 | 235g |
CPUはもちろん、と言うべきでしょうか。Snapdragonの865。Pro版は865 Plusを搭載します。完全なハイエンドクラス製品であることがこの点だけで分かりますね。重いゲームなどでも問題なく動作するでしょう。
RAMは8GB。もちろんより多くのメモリを積むスマートフォンも存在しますが12GB以上になって来ると正直過剰かな、思ってしまうのも事実。費用対効果を考えた時に「8GB」というラインは丁度良いんじゃないかなと思います。少なくともメモリ不足で悩むといったことはまずないでしょう。
また、内蔵ストレージは128GBで、Pro版なら256GBを搭載します。もちろんUFS3.1対応。ゲームアプリなどを沢山入れるとか動画を大量に撮影するのであればともかく、そうでない人であればこれだけでも必要十分な容量と性能です。
MicroSDにも対応していますがこのZenFone7は8K動画撮影などにも対応していますから、使い勝手を考えるならMicroSDは高速な仕様のものを用意しておく必要があります。(UHS-3クラスは必要。更にビデオスピードクラスでV60やV90のものを推奨。)ただ、これらのMicroSDは高額なので、内蔵ストレージに余裕があるというのは良いポイントかもしれません。
また、ディスプレイはフルHD+(2,400×1,080)の有機EL。HDRにも対応しておりリフレッシュレートも60Hzと90Hzから選択可能です。20:9という縦横比は人によっては多少違和感を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんがFHD動画はおおよそ5.5インチ相当のドットバイドットで再生が可能ですし、使い勝手の点では全く問題ない仕様です。
また、SIMによる通信関連ではNanoSIM2枚を搭載可能なのが注目点。DSDV対応という仕様になっています。(MicroSDとも同時装着可能)最近だと楽天モバイル等の格安なSIMを2枚使いしている方も多いのではないでしょうか。そういった方にとって任意で使い分けできるデュアルSIM端末は非常に有用です。それ以外にも会社用とプライベート用にSIMを使い分けると言ったことも出来るでしょう。こういったポイントは今のトレンドにも沿っていますね。
Wi-Fiもax規格に対応と、最新鋭の仕様に仕上がっています。
カメラはフリップする仕様で角度はスマホ操作で任意に調整可能。(上下反転に関する補正は完全にイン側にカメラを向けない限り動作しません) それにしてもフリップカメラはZenFoneのトレードマークになった、と言ってしまっていいかもしれませんね。勿論フリップカメラを採用する機種はZenFoneだけではないのですが知名度では一番高いかもしれません。
センサーはSONYのIMX363(超広角)、IMX686(メイン広角)となっています。望遠カメラはセンサーの詳細こそ不明ですが画質面で大きく劣るといったことも無し。Pro版は光学式の手ブレ補正にも対応しており、かなりこだわっていることが伝わります。
バッテリーはなんと5,000mAhとタブレット級のサイズ。後述しますが本当にバッテリーは「減らない」です。自分のスマートフォンのバッテリーはヘタっているのか、と疑ってしまう位。そうなると充電に時間がかかるのでは?と思われるかもしれませんが、この機種、Quick Charge 4(※同規格はUSB PD互換)に対応しています。30W以上のUSB PD規格に準拠するアダプターを準備すれば高速な充電が可能なので運用上困ることはないでしょう。(もちろん付属のアダプターは同規格準拠)
反面で重量はややネックです。画面サイズ等を考えればむしろ健闘していると言えるのですが、片手で使い続けるのはやや厳しいというのが正直なところ。近しい重量の機種だとXperia XZ2 Premiumが236gだったので同機種を試用したことのある方だったらイメージが付きやすいかもしれません。あれは5.8インチでしたけど。
なお今回のレビュー品はZenfone7のオーロラブラックモデルです。
2.筐体
まずは付属品です。カバーはなんと2つも添付されています。クリアケースに加え、アクティブケースと呼ばれる不透明のものが内容なのですが後者にはカメラがフリップしないようにロックするラッチがついているなど、芸が細かいです。
他にはUSB PDの30Wに対応したアダプターとケーブル、説明書類、SIMトレーを取り出すピンが添付されています。
続いて本体です。一応撮影はしていたのですが公式画像の方が見やすいのでそちらで紹介していきます。
まず前面。画面はベゼルやノッチのないクリーンなもの(画面占有率92%)。なお、指紋認証は側面に搭載されています。上部にはスピーカーが搭載されていますね。下部にはスピーカーがないためモノラルと勘違いされるかもしれませんが、後述する底面にもスピーカーが搭載されており、左右非対称な配置ながらステレオ再生に対応しています。一見違和感があるかもしれませんが案外珍しいというほどでもなく、TegraNote等、非対称な配置やサイズのスピーカーユニットをDSP等で補正しているタイプの機種というのは昔から存在します。気にする必要は特にないと思います。
続いて右側面。ボリュームボタンと指紋認証が可能な電源ボタンが搭載されています。画面内指紋認証の方が先駆性はありますが、認証精度や実質的な使い勝手を考えれば側面指紋認証は非常に良いです。掴んだ時に自然と指がかかりますし、そのままワンストップで指紋読み取りまで実施してくれます。わざとらしい儀式感がないんですよね。
次に左側面。SIM挿入口(MicroSDカードの挿入も同じ個所)があります。
SIMトレーは写真の通りNanoSIM2枚とMicroSDが搭載可能です。
続いて上部。カメラがフリップするのでその機構が目立っています。フリップは手動ではなくスマホ側で操作します。少しカメラの出っ張りが気にはなるかな、と。
ちなみにカメラのフリップは最大200,000回の開閉に耐えるように作られているとのこと。人生ここから100年生きても36,500日ですが、1日に何度もフリップなんてしないでしょうから少なくとも私は生きている間に構造上の限界を体験することはなさそうです。
下部はUSB Type-Cの端子とスピーカーが配置されています。スピーカーがステレオ仕様なのは前述の通りです。
最後に背面。公式画像だと反射の感じが分かりにくいかと思いますので私が撮影した写真も掲載しておきます。
グリーンの中に青みがかった反射が非常に美しいです。まさにオーロラの雰囲気が出ており、カラー名称を知らずとも名前を言い当てられるんじゃないか、というところ。
他社も近い光沢の機種を出していたりしますが、正直質感が違う!反射と陰影が複数の層に分かれていて、かなり高級感があります。この点だけでも所有欲が満たされるのでは、と思ってしまうような質感です。
なお、カラー展開はオーロラブラックとパステルホワイトの2つ。オーロラブラックの美しさは是非実機を見て頂きたいところです…。
カラーのみならず、質感は隅々まで意識されている様子が見て取れます。エッジ部分はダイヤモンドカットがされており高級感という点ではかなりもの。ASUSはノートパソコンにしてもこういったスマホなどにしても、質感の表現が本当に巧みです。
3.使用感
ソフトウェア
一見するとプレーンな印象ではあるのですが、実は色々と隠し玉を持っているのがこの機種です。
・Game Genie
スマホユーザーよりもPCでゲームをしているユーザーの方が色々としっくりきそうですね。現在のスマホの動作状況(CPUクロックなど)や、マクロ操作、録画や画面のリフレッシュレート変更等を行なうことが出来ます。個人的にはROGシリーズとデザインが近しく、ASUSのゲーミングの系譜を感じられてそういう意味でも嬉しいポイントです。
・オールインワンスマートキー 電源ボタンを2度押下したり長押ししたりすることで任意のアプリを起動させたり、Wi-FiやBluetoothのON・OFF切替が出来るといった機能を有しています。電源ボタンを何度か押して別動作をする機能というのはZenfoneに限らず有している機種は多いのですが、動作を柔軟に変更できる機種というのは案外レアなんですよね。
他にもRadius監修の音楽プレーヤー(192KHz超えのサンプリングレートやDSD再生などにも対応)やATOKを搭載している点は面白いところ。
ゲームプレイ時には自動でハイパフォーマンスモードに切り替わる、といった細かい動作の気配りも上々です。
ASUSオリジナルのZenUIもAndroid純正の使い勝手の良さをそのままに、痒いところに手が届く変更を行なっており(画面上、いずれの場所からでも下スワイプで通知内容が表示可能、ジェスチャー操作に対応等)動作の軽快さも含め使い勝手は良好です。
しかもメモリ管理エンジン「OptiFlex」が使用状況を元に「次に使う」であろうアプリの起動速度を高めておいてくれる、といった先進的な機能も、
なお、起動直後に導入されていたアプリは上記画像をご参照ください。
ストレージの空き状況はこのような感じでした。
ディスプレイ
解像度はFHD+ながらHDR+に対応する有機ELと、ハイエンドな仕様になっています。色温度は今どきの機種に比べると少しだけ低め、といったところ。俗に言う「ナチュラル」な感じですね。この方が好ましいと思われる方が多いと思います。
また液晶と異なりバックライトのムラに悩まされる、といったこともありませんでした。
色調は総じて広色域ディスプレイらしい表現です。一見するとビビッド寄りなチューニングなのかと思ってしまうのですが階調表現や色被りなどは無く狂いがないんですよね。よってこれは「色純度が高い」ディスプレイだと言えます。
最大輝度も高くコントラスト比は液晶と比べるべくもないな、というところ。 リフレッシュレートが90Hzである点もヌルヌル感に一役買っていますね。この品質であれば不満を持つ人はまずいないでしょう。
スピーカー
イヤホン端子がないため音質面の評価は専らスピーカーに依存することとなります。音域や解像度に対する不満はありません。多少「イコライジング等で作られた音」と感じさせる部分はあるのですが基本的にはナチュラル志向。小さいダイナミックレンジを楽器同士で奪い合うようなこともなく好印象です。ディスプレイの品質に見合った優秀な音質に仕上がっていますね。
集中して聴くとやや定位がずれる点(端末の配置にもよるが底面側スピーカーの方がやや目立つことが多い)、少し金属質な音調は気になる方がいるかもしれません。ただ、多くの人はそもそもそんなところに集中してスマホのスピーカーで音楽は聴かないと思います。
バッテリー
画面照度はデフォルト、Wi-Fi環境下(SIM無し)でYoutubeを1時間、ボリュームを8段階目(一般的な環境なら必要十分な音量です)で再生をしましたが電池の使用量は僅か3%でした。ちょっと目を疑うレベルです。これであればハードに酷使しても2日程度は使用可能なのではないでしょうか。ゲームなどを余りしないならば充電の頻度も2~3日に1度で良いかもしれません。
カメラ
今回、カメラの機能がかなり多岐に渡っています。実例をもとに代表的なものをご紹介出来ればと。なお仕事や天候諸々で日中屋外の撮影ができず…。この点はご容赦ください。
動画は最大8Kでの撮影に対応しています。また4Kだと60fpsでの撮影が可能でマイクフォーカスにも対応しています。更にタイムラプスやスローモーション撮影もこなしますが、面白いのがモーショントラッキング動画でしょう。動作をテストしてみた動画がありますのでご参考ください。指先をトラッキングしています。(拡大縮小などは自動です。今回フリップ動作はしていませんが、トラッキング時はフリップ動作を伴う場合もあるようです。)
また、静止画についてもいくつかテストをしています。
画像のようなPROモードなどもありますが基本的には通常のモードで撮影をしました。まずは基本的な撮影をこなした作例をいくつか。
この作例では同じ位置からカメラをワイド広角、メイン広角、望遠に切り替えています。切り替えても画質面での違和感は少ないです。
空の表現などはややビビッドですが良い塩梅。この写真からも分かると思いますがレンズ歪みなどもほとんどありません。
グラスにフォーカスを当てた作例です。ノイズもなくボケも綺麗に表現できています。ボケに対しデジタル補正等をしていない、ということも功を奏しているかもしれませんがこういった「グラス」と「ボケ」の組み合わせは一部スマホにとっては鬼門だったりするんですよね。綺麗な撮影って意外と難易度が高かったりします。
昼間に窓辺に置いたフェイクグリーンを撮影しています。ちゃんと「フェイクグリーン」であることが描写出来ていますね。 ここまで比較的明るい環境を撮影してきましたが共通して言えるのが色調の正確性が比較的高い、という点です。多少濃いめの表現をする場合もあるのですが極端な脚色が無く誠実なカメラ、という印象が強いです。
次は暗い部屋で逆光を伴う写真を幾つか。
中央のウイスキーの瓶ですが、ラベル下部の暗い箇所も文字の表現がちゃんとできていますね。
多肉植物のフェイクグリーンです。鉢の質感が描写できています。また、左から青い光源を当てていますが、右上付近で光源のグラデーションが綺麗に表現されていますね。
これはかなり意地悪な構図です。奥の電球にフォーカスを当てて部屋の小物を撮影しています。さすがにカーテン左下等の表現は難しかったようですが、中央付近の緑の箱の陰に置かれた瓶の蓋の反射(4本あります)はモニタや肉眼が追い付かないレベルの僅かな階調差なのですがちゃんと描写出来ているんです。
ちなみに手前の腕時計にフォーカスを当てるとこんな感じ。ライトは白飛びしていますが小物類はノイズなくきっちり撮影できています。(一部モザイクしている点は私の本名が出ているためです。お許しください)
夜の公園です。フラッシュ等は使用していません。街灯の明るさに助けられた部分はあるかもしれませんが、ノイズがほぼない綺麗な写真が撮れています。なおここから夜景モードに切り替えて撮影しています。
同様の作例を。夜景モードにありがちな手ブレもかなり抑えられており、光学式手ブレ補正の強さと、センサーそのものの性能を感じさせます。
暗部撮影の真骨頂と言える写真がこちら。ハンドシャッターで空を撮影しています。手ブレもほとんど発生せず、綺麗にオリオン座が撮影できているんですよね。周囲に少し街灯はありましたがかなり過酷な撮影です。ノイズは発生していますがここまで手ブレを抑えつつ星空を収められるスマホというのはなかなかにレアなのではないでしょうか。
それとフリップ機構を利用したパノラマ撮影も大変便利です。パノラマ撮影機能自体は色んなスマホに搭載されていますが、手で左右に振って撮影する場合、どうしても写真が歪んでしまうし、実用性ははっきり言って皆無でした。一方フリップカメラは自動で左右の撮影を行うので手ブレがかなり低減されます。実際の作例も載せてみます。
少し小さいですが雰囲気だけでも。画像の歪みは殆どありません。これならためらいなく活用できると思います。またもちろん縦方向のパノラマ撮影も可能です。
なお、フリップカメラにはメリットばかりではなくデメリットもあります。例えば顔認証の活用は現実的ではない、とか(加速度センサーによる保護機能はあるとしても)カメラ利用時のスマホ落下事故はそれなりに心痛む結果を伴う可能性があります。またフリップ時の動作音はそれなりにあります。(コンデジの起動時、レンズが飛び出る機種などがあると思いますがああいった感じの動作音がします) 自撮りをしているのが明らかに分かる、というのも人によってはちょっと気になるかもしれません。
いずれも「ノッチもパンチホールも無い画面」「インカメラでも高画質」「パノラマ撮影等が美しく、機能的にも面白い要素が多数ある」「なんだかとても愛らしい(個人的感想)」というメリットに対して微々たる内容ではありますが、購入時には一応考慮しておいた方が良い部分にはなってきますね。
ベンチマーク
参考: ASUS Rog Phone 3(Snapdragon 865+) :656,988
nubia RedMagic 5G(Snapdragon 865): 610,070
nubia RedMagic 3S(Snapfragon 855+): 497,776
ASUS Rog Phone 2(Snapdragon 855+) : 487,784
Xiaomi Mi9(Snapdragon 855): 414,693
Samsung Galaxy S10e SM-G9700(Snapdragon 855) : 410,899
Sony Xperia XZ2 Compact SO-02K(Snapdragon 845) : 289,484
Samsung Galaxy S8 SC-02J(Snapdragon 835) : 237,841
Huawei Mate 10 Pro(Kirin 970) : 210,485
Apple iPhone SE(Apple A9): 193,246
Blackview BV9800(Helio P70):188,265
Samsung Galaxy A51(Samsung Exynos 9611) :184,566
UMIDIGI S3 Pro(Helio P70):179,103
CUBOT X20 Pro(Helio P60) :170,560
Smartisan U3 Pro(Snapdragon 660) : 167,968
Teclast M30(Helio X27) : 116,771
UMIDIGI Z2(Helio P23): 107,355
Ulefone Armor X5(Helio P23) :102,062
Rakuten Mini(Snapdragon 439):94,364
Xiaomi Redmi 6(Helio P22) : 83,181
OUKITEL WP5(Helio A22):75,720
CUBOT King Kong Mini(Helio A22) :74,165
KYOSERA Android One S4(Snapdragon 430): 68,802
Antutuでベンチマークを実施しました。同じCPUを搭載しているnubia RedMagic5Gに肉薄する数値をたたき出しています。ただあちらはゲーミングスマホです。排熱なども含め性能が維持できるように調整されています。そういった機種と近しいスコアが引き出せる設計の良さがある、といってよいんじゃないでしょうか。
もちろん実際のゲームプレイも快適そのもの。録画をしながら少しレースゲームをプレイしてみました。(実質初操作のゲームなので上手くないのはご容赦ください)
録画の画質はもちろん、実ゲームプレイも非常に滑らかです。このゲームは割と画質面の負荷が大きいはずなのですが、全く意に介さないプレイ感覚。発熱もあまり感じませんでした。
4.まとめ
ASUS Zenfone7・Zenfone7Proは10月23日に発売予定で、希望小売価格がそれぞれ85,800円、99,800円(いずれも税別)です。
今回のZenfone7の内容で税込10万円切りというのは正直驚きました。かなりお買い得な機種だと思います。 個人的にもパンチホールやノッチの無い有機ELディスプレイ搭載機種で画面内指紋認証(認証率が低い)ではなく、カメラが強力であり、MicroSDが使用可能、CPUは高性能でメモリは8GB以上、というのがスマホの理想形だと思っているのですが「まさにそれ」という仕様。
唯一重量だけは気がかりなのですが画面サイズが6.5インチ超えでこの質感なら納得できるかな、というところです。
UIをはじめ、使用感もトリッキーな要素が無く非常にプレーンですが、単にシンプルなのではなく洗練されていると感じさせる部分が数多くあり、隠されたゲーミング機能やOptiFlex等はその典型例ではないでしょうか。
ASUSの製品はレビューが終わって手元から離れると喪失感が大きいんですよね…。この喪失感を埋めるにはこの機種を買うしかないんだろうな…。なんて思いながら筆を置きたいと思います。「おススメです」というよりは「決定解です」という表現の方が適切かもしれない、そんなスマホですね…。
5.関連リンク
ZenFone 7 シリーズ:ASUS Store
コメント
Suicaの搭載有無について
不自然なくらい触れてなくない?
もし非搭載なら、改良の余地あるよね。
おサイフケータイ非対応みたいですね。