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ASUS ROG Phone 7シリーズ - よりパワフルに進化したROG Phoneシリーズ最新モデル、オーディオ機能もすごい!

ASUS ROG Phone 7シリーズ
ASUSは4月14日に最新ゲーミングスマートフォン、ROG Phone 7/ROG Phone 7 Ultimateを発表しました。現時点ではまだ日本国内での販売はアナウンスされていませんが、ROG Phoneシリーズは初代モデルより国内展開を行っているので投入される可能性は高そうです。

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筐体デザイン自体はウインタブでも実機レビュー済みのROG Phone 6/ROG Phone 6 Proから大きく変わっていませんが、ゲーミングスマートフォンとしての性能はより強力になっています。

1.ROG Phone 7シリーズ スペック

スペック表

   ROG Phone 7/ROG Phone 7 Ultimate
OS  ROG UI(Android 13ベース)
CPU  Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2
RAM  12GB (ROG Phone 7のみ)/16GB
ストレージ  256GB(ROG Phone 7のみ)/512GB
ディスプレイ  6.78インチ(2,448 x 1,080)165Hz
LTEバンド 5G:n1/2/3/5/7/8/12/18/20/25/26/28/38/40/41/48/
66/77/78/79
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/25/26/28/32/66
TD-LTE:34/38/39/40/41/42/43/48
SIM  nanoSIM × 2
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax/be、Bluetooth 5.3
入出力  USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
カメラ  イン32MP/アウト50MP + 13MP + 5MP
バッテリー 6,000 mAh
サイズ ROG Phone 7:173 × 77 × 10.4 mm
ROG Phone 7 Ultimateは不明
重量 ROG Phone 7:239 g
ROG Phone 7 Ultimate:246 g

バリエーションモデル

ROG Phone 7
・12GB/256GB
・16GB/512GB
ROG Phone 7 Ultimate
・16GB/512GB

コメント

OSはAndroid 13ベースのROG UIです。ASUSが販売しているZenFoneシリーズと同じく、素のAndroid OSに準拠したUIを採用しています。豊富なゲーム支援機能が利用できる「Game Genie」や「Armory Crate」も健在です。OSメジャーアップデートは2年間、セキュリティアップデートは4年間まで保証されます。

CPUはSnapdragon 8 Gen 2です。日本国内でも搭載端末としてRed Magic 8 ProGalaxy S22/Galaxy S22 Ultraが発表済みとなっています。発表イベントではAnTuTu Benchmark v9での総合スコアで約136万点を記録した、とのことで、Androidスマートフォンとしては間違いなくトップクラスの性能を備えています。GPU性能はROG Phone 6/ROG Phone 6 Proで採用されていたSnapdragon 8+ Gen 1より20%向上し、レイトレーシングもサポートしています。CPU、GPUのパフォーマンスを向上させる「Xモード」も引き続き利用可能で、より快適にゲームを楽しむことができます。

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Game Cool 7
グラファイトシートとベイパーチャンバーを組み合わせた「Game Cool 7」冷却システムにより、効率的に熱を逃がせる設計になっています。ROG Phone 7 Ultimateのみになりますが背面のハッチを開口することで空気を内部に取り込み、より効果的に熱を抑えること出来る「Aero Active Portal」も備わっています。

Aero Active Cooler 7
オプションのAero Active Cooler 7も同時発表されています。ROG Phone 7 Ultimateの場合、Aero Active Portalと組み合わせることにより「原神」をフレームレート60fps設定でプレイした場合でも約30度まで発熱を抑えることができるとしています。

RAM、ストレージはROG Phone 7が12GB/256GB、16GB/512GB、ROG Phone 7 Ultimateが16GB/512GBという構成で、MicroSDカードスロットは備わっていません。

ディスプレイは6.78インチサイズで、解像度は2,448 × 1,080、パネルはSamsung製AMOLED(有機EL)です。リフレッシュレートは165Hz表示、タッチサンプリングレートは720Hzです。

カメラはイン32MP、アウト50MP(メイン) + 13MP(超広角) + 5MP(マクロ)です。ROG Phone 5s、ROG Phone 6/ROG Phone 6 Proでもそうだったのですが、ゲーミングスマートフォンとはいえカメラの性能は一切妥協しておらず、美しい写真を撮影可能です。

AeroActive Cooler 7と組み合わせると2.1 chサラウンドを楽しめる
ステレオスピーカーはイン側に配置されています。音響技術を提供している「Dirac」が引き続きチューニングを担当し、新たに立体音響技術「Dirac Virtuo」も利用可能です。3.5 mmイヤホンジャックも引き続き搭載されているのでお気に入りの有線イヤホンでハイレゾ音源を楽しむことも可能です。前述のAero Active Cooler 7にもスピーカーが内蔵されていて、組み合わせることで2.1chサラウンドサウンドを体感できます。

Air Trigger
右側面に配置されている「Air Trigger」も健在です。ゲーム内の様々な動作を割り当てることが可能で、かのあゆも現在ROG Phone 5sを愛用中ですが、レースゲームの場合アクセル操作やナイトロ発動をトリガー側に割り当てると快適にプレイできるようになるのでおすすめです。

バッテリー容量は6,000 mAhです。ゲームプレイ中にバッテリーを充電せず本体のみ電源を供給する「バイパス充電」やバッテリーをより長く使える「充電制限」も利用できます。

2.ROG Phone 7シリーズ筐体

ROG Phone 7 前面
筐体は背面デザインが変更されていますが、基本的にはROG Phone 6/ROG Phone 6 Proを継承しています。ディスプレイサイズも変わっていないので既存のROG Phone 5シリーズ/ROG Phone 6シリーズ用の保護フィルム、ガラスフィルムを流用できるかもしれません(ちなみにROG Phone 6シリーズ用の保護フィルムはROG Phone 5シリーズでも利用できます)。

ROG Phone 7 背面
ROG Phone 7では「Auraライト」があり、LEDの色や「点滅」「ストロボ」などのカラーサイクルを設定できます。背面上部はトランスルーセント(半透明)で内部が透けて見えるようなデザインになっています。筐体色は「ストーム・ホワイト」「ファントム・ブラック」です。

ROG Phone 7 Ultimate
ROG Phone 7 Ultimateではミニディスプレイ「ROG Vision」があり、プリセットされたパターンや自作アニメパターンの表示が可能です。筐体色は「ストーム・ホワイト」のみ用意されます。

3.ROG Phone 7シリーズ 価格など

ROG Phone 7/ROG Phone 7 Ultimateは現時点では発売時期は公開されておらず、価格はROG Phone 7が999ユーロ(約148,000円)から、ROG Phone 7 Ultimateが1399ユーロ(約208,000円)です。前述の通り日本国内での投入はまだアナウンスされていませんが、発表イベントの様子はASUS JAPAN公式サイトでもライブ中継されていたので今後の展開に期待できそうです。

ROG Phone 6/ROG Phone 6 Proの時点でゲーミングスマートフォンとしては非常に高い水準に達していたので全体的にはマイナーチェンジモデル・・・という印象ですが、ハードウェアスペックは間違いなく現時点で最高クラスなのでゲームだけでなく、メインスマホとしても快適に利用していけると思います。

近年ゲーミングスマートフォン市場はBlack Sharkの不振が報じられ、LenovoがLegionブランドのスマートフォンを廃止するなど明るくないニュースが続いていますが、積極的に製品展開を行っているASUSのROG Phoneシリーズは端末の完成度もシリーズを追うことに高まってきているのでこれからも続いて欲しいと感じています。

4.関連リンク

ROG Phone 7
ROG Phone 7 Ultimate

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