ALLDOCUBEがAndroidタブレット「iPlay 60 mini Pro」を発売しました。8.4インチサイズの小型タブレットで、日本でも人気となった「iPlay 50 mini Pro」の後継と思われる製品です。
1.概要
スペック表
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro | |
OS | ALLDOCUBE OS 3.0(Android 14) |
SoC | MediaTek Helio G99 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 8.4インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB/66 TDD:B38/39/40/41 |
SIM形式 | Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 3.8V/6,050mAh |
サイズ | 202.7×126×7.9mm |
重量 | 310 g |
コメント
えー、スペック表だけ見ると、従来モデルiPlay 50 mini Proから全然変わっていないように感じられます。OSはAndroid 13からAndroid 14ベースの独自UI「ALLDOCUBE OS 3.0」に変更されていますが、SoCやRAM、ディスプレイの仕様(数値)は変わっておらず、ストレージは従来モデルに設定のあった256GBというのが(今のところ)ありません。また、カメラの画素数も同じです。
OS以外で目についたのはバッテリー容量ですかね。従来モデルの5,000 mAhから6,050 mAhになりました。また、18Wの急速充電にも対応します(充電器は別売り)。
ただ、ウインタブが使っているスペック表には記載のない部分があちこち改善されています。
各部名称です。これを見てもまだ「そんなに変わっていないなあ…」と感じますけど、そうではありません。
まずはセンサー。6軸ジャイロセンサーを搭載しました。…ところで、私従来モデルの実機をレビューしていないんですけど、従来モデルってゲームでタブレットを傾けて操作することができなかったんですかね?
あとスピーカー。横持ち時の左右(縦持ち時の上下)にそれぞれ1つずつ、合計で2つのスピーカーを搭載しています。「ステレオ」という説明はありませんが、「まあステレオでしょう」。
この画像を見てもいまひとつピンときませんが、筐体の工作精度も改善され、質感も高まっているようです。
従来モデルと同様、WidevineはL1でNetflixでもHD以上の画質で視聴が可能です。ちなみにウインタブがここ数か月でレビューした8インチ級のタブレットでHelio G99を搭載しているものはなく、またディスプレイ解像度がFHD(WUXGA)のものもありませんでした。その意味では従来モデルも含め、このシリーズが人気となっているのもわかるような気がします。
2.価格など
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは楽天で販売中で、6月8日現在の価格は27,999円ですが、製品ページに6月11日まで有効の6,000円OFFクーポンがあり、これを使うと21,999円で購入できます。ALLDOCUBEは日本での販売に力を入れており、「ALLDOCUBE公式 楽天市場店」を開設しているんですね。このiPlay 60 mini Proは「楽天で先行販売中」とのことです。
Helio G99搭載で2万円強、というのは安価な部類だと思いますし、8.4インチという取り回しのいいサイズながらディスプレイがFHD(WUXGA解像度)でNetflixも含めWidevine L1というのも魅力です。
この製品も日本で人気が出るんじゃないでしょうか。
コメント
あれ?ペン対応してないのか
50 mini proは落とすと画面が枠から外れる使用(笑)だったけど、これはどうかな。