ALLDOCUBE iPlay 60 － 4,096段階の筆圧に対応するペンが使え、Netflixでも高画質視聴ができるタブレット

ALLDOCUBEがAndroidタブレットのニューモデル「iPlay 60」を発売しました。スペックはあまり高くないというか、よくある中華タブレット、という感じですが、ディスプレイサイズがやや大きめでWidevineはL1、そして筆圧対応のペン入力ができるという特徴があります。

1.製品概要

スペック表

※カメラの仕様は誤っている可能性があります

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ALLDOCUBE iPlay 60のシステムスペックは特に変わったところがあるという感じではありません。よくある中華タブですね。OSはAndroid 13、SoCはUNISOC T606で、このSoCのAntutuスコアは20万点台前半（22万点とか24万点くらい）なので、ゲーム向きとは言えませんがAndroid OSの基本的な操作でもたつくことはありません。RAMは標準で4GBと小さめ、拡張機能により最大12GBにすることができます。ストレージは128GBです。

ディスプレイサイズは10.95インチと一般的な10インチ級のタブレット（10.1インチのものが多いです）より少し大きめ、解像度は2,000 × 1,200です。また、WidevineはL1なのでAmazonプライムビデオなどの動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質で視聴が可能です。また、AliExpressの製品ページによればNetflixでもHD画質視聴が可能とのことです。

iPlay 60は4,096段階の筆圧に対応するペン入力ができます。ただし、その規格がなんであるのかは開示されておらず、4,096段階と言っても描き味がいいのかどうかはわかりません。また、ペンは別売りです。

スペック表に「カメラはインイン5MP/アウト16MP+2MP+2MP」と記載しましたが、これはAliExpressの製品ページに「フロントカメラ5mp固定焦点/リアカメラ2mp (マクロ) 2mp (広角) 16mp af (メイン)」という記載が見られたためです。ただ、この製品の見た目上アウトカメラに3つのレンズがついているように見えるものの、「中華スマホなどではダミーのレンズがついているケースがある」ので、実際にアウト側がトリプルレンズなのかはわかりません。

バッテリーは7,000 mAhで、中華タブのバッテリー容量としては普通くらいですね。18Wの急速充電に対応しますが、標準付属のACアダプターは10Wです。これも中華タブではしばしば見られる現象…。

筐体は金属製でフラットエッジ（エッジ部分が角ばった形状）です。最近ALLDOCUBE製品の実機レビューをしていませんが、以前の経験上、質感はいいと思っています。

また、スピーカーは4つありますので、（数だけでは決めつけられませんが）音質にも期待できそうです。

2.価格など

ALLDOCUBE iPlayはAliExpress内のALLDOCUBE Official Storeで販売中で、11月26日現在ブラックフライデーセール中ということで119.99ドル（18,727円）で購入ができます。この価格はAliExpressの自動割引16ドル、製品ページにあるストアクーポン「50ドル以上で14ドルOFF」、及びウインタブ読者クーポン「wintab10bf（80ドル以上で10ドルOFF）」を併用した価格です。

また、この製品は専用ケースやキーボード、ペンをセットで購入できます（ただし、セットされるペンは上でご説明した筆圧対応のものかは不明です）。この3つに加え、イヤホンもセットにした価格はAliExpress自動割引、ストアクーポン、そしてウインタブ読者クーポン「wintab20bf（150ドル以上で20ドルOFF）」を使って139.99ドル（21,775円）で購入できます。

本体のみだと「そこそこ安いかな」くらいの感想ですが、ケースとペン、キーボードのセット価格のほうは結構安いんじゃないかな、と思いますね。また、筆圧対応のペン入力の描き味がどのようなものなのかは不明ですが、ペン入力に関心がある人にはいい製品なのではないか、と思います。

3.関連リンク

ALLDOCUBE iPlay 60：ALLDOCUBE Official Store（AliExpress）