acerが14インチモバイルノート「Swift 5」のニューモデルを発売します。14インチで最新のCPUを搭載しつつも、重量をわずか1.04 kgに抑えているのが魅力です。
1.スペック
スペック表
Swift 5(SF514-55T) | |
OS | Windows 10 Home |
CPU | Intel Core i5-1135G7 |
GPU | なし |
RAM | 8GB/16GB |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.2 Gen1 × 2、オーディオジャック、HDMI |
カメラ | Webカメラ(HD) |
バッテリー | 約 15時間 |
サイズ | 318.9 × 206.98 × 14.95 mm |
重量 | 1.04 kg |
コメント
この製品のCPUは第11世代(Tiger Lake)のCore i5-1135G7、RAMは16GB、ストレージは512GBと、オンラインゲーム用とか、凝った動画編集といったクリエイティブワーク用ということでなければ不満のない構成と言えます。
ディスプレイは14インチのIPS液晶、FHD解像度でタッチ対応もします。最近はクラムシェルノート(一般的なノートパソコンの形状)でもタッチ対応ディスプレイを搭載する製品が増えつつあります。私はもともと「パソコンにタッチ液晶など不要」という考えだったのですが、実機レビューなどでいろんなパソコンを操作してみると「やっぱり便利」ですね。特にはじめてノートパソコンを購入する「スマホ世代」の人にタッチ対応ディスプレイはおすすめです。
通信まわりではWi-Fi6(ax規格)に対応し、入出力ポートにはThunderbolt 4もありますので、ともに規格としては最新、対応する周辺機器やルーターが必要ですが、快適性・利便性も大きくアップしていると思います。
そして、この製品のセールスポイントは「サイズ」ですね。14インチで重量1.04 kgというのはノートパソコン市場で最軽量というわけではありませんが、超軽量、と言って差し支えないでしょう。ウインタブでは「モバイルノートの重量は主要スペックの一つである」と考えていますので、その意味ではSwift 5は「ハイエンドマシン」ということになるでしょうか。
2.筐体
軽さもさることながら、14インチとしてはタテ・ヨコもかなりコンパクトです。そのため、ディスプレイ面のベゼル幅も非常に細く、スタイリッシュな外観です。
すみません、キーボード面など、各部の拡大画像が入手できませんでした。メーカーの開示によると筐体はマグネシウム・リチウム合金製、キーボードは87キー日本語バックライト付き、となっていました。また、筐体色はSwiftシリーズでは初となる「ミストグリーン」が採用されています。
3.価格など
acer Swift 5(SF514-55T)は4月1日の発売で、価格はオープンです。ビックカメラやヨドバシカメラなど、家電量販店系の通販サイトで販売される予定なのですが、この記事を執筆している時点ではまだ通販サイトに製品ページが見当たりませんでした。
価格次第、というのはありますが、14インチで1キロのTiger Lake機というのは非常に魅力的です。ビジネスのお供によさそうな製品ですね。
4.関連リンク
SF514-55T-H56Y/GF (Swift 5、Office付属):acer公式サイト
SF514-55T-H56Y/G (Swift 5):acer公式サイト