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acer Chromebook 315 - 15.6インチサイズでテンキー付きキーボードのついたChromebook

acer Chromebook CB315
acerが15.6インチサイズのChromebook「CB315-3H-AF14N / CB315-3H-A14N2 / CB315-3H-AF14N/E」を発売します。この3機種のうちCB315-3H-AF14N/Eは法人市場向けなので、ここではCB315-3H-AF14NとCB315-3H-A14N2についてご紹介します。エントリークラスながらテンキーのつく大型サイズのChromebookです。

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1.Chromebook 315 スペック

スペック表

   CB315-3H-AF14N / CB315-3H-A14N2
OS Chrome OS
CPU Intel Celeron N4020
RAM 4GB
ストレージ 32GB eMMC
ディスプレイ A14N2:15.6インチ(1,366 × 768)
AF14N:15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
バンド
SIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力 USB 3.2 Gen1 Type-C × 2(映像出力、USB-PD対応)、USB 3.2 Gen1 × 2、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(720p)
バッテリー 48Wh、駆動時間約12.5時間
サイズ 366.35 × 250.5 × 20.3 mm
重量 1.63 kg

バリエーションモデル

CB315-3H-AF14N:FHDディスプレイ
CB315-3H-A14N2:HDディスプレイ

コメント

CB315-3H-AF14N(以下、AF14N)とCB315-3H-A14N2(以下、A14N2)の相違点はディスプレイの仕様のみです。

CPUはGemini Lake世代のCeleron N4020で、エントリークラスの性能です。Windows PCにN4020が搭載されている場合、ウインタブとしては「あまりおすすめできない」ような挙動になりますが、Chrome OSであれば、「多少もっさりするが、まあ使える」くらいの使用感になると思います。あくまでウインタブの主観ですが、Chromebookを使ってバリバリ仕事をするのだ、という場合はもう少し高性能なCPUを選ばれるほうがいいかと思いますね。

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RAMは4GB、ストレージは32GBで、こちらもChromebookとしてはミニマムな容量です。私が使っているChromebookも4GB/32GBで、Chromebookは基本的にデータをクラウド上に保存するので、この容量で使えないことはありませんが、Google Playストアのアプリ(クラウドではなくローカルストレージに保存されます)を多用する場合はストレージ不足に陥る可能性もあります。

上に書いたとおり、AF14NとA14N2の相違点はディスプレイです。サイズは15.6インチと共通ですが、AF14NはIPS液晶・FHD解像度、A14N2はHD解像度で液晶形式の開示はありませんでしたが、おそらくTN液晶と思われます。実売価格の推移にもよりますが、価格差が大きくないようであれば、個人利用としてはIPS液晶・FHD解像度のAF14Nのほうを強くおすすめします。使用感に大きな差が出ると思います。

入出力ポートに関しては15.6インチサイズということもあり、Chromebookとしてはかなり充実しているほうだと思います。USBポートが合計で4つあり、Type-Cポートは映像出力とUSB PDにも対応していますので、同クラスのWindows PCに勝るとも劣らない拡張性を備えています。

サイズは2021年の15.6インチノートとしては少し大きめです。しかし重量は1.63 kgと軽量なので、たまに外に持ち出して使うくらいの使い方は十分可能です。

2.Chromebook 315 筐体

acer Chromebook CB315
正面から見たところです。筐体サイズがやや大きめということもあり、ベゼル幅はそんなに細くはありません。筐体色も一般的なシルバー(正式には「ピュアシルバー」)なので、特に個性的、という感じではありません。

acer Chromebook CB315
天板もシンプルでプレーンな印象です。筐体素材については開示がありませんが、おそらく樹脂製と思われます。

acer Chromebook CB315
キーボードです。この画像は英語配列になっていますが、日本仕様は「99キー/日本語」と開示されています。15.6インチなのでテンキーも装備されています。テンキーのつくChromebookは「珍しい」というほどではありませんが、比較的数が少ないので、大量の数値入力をされる人にはうれしい仕様だと思います。

acer Chromebook CB315
側面と入出力ポートの配置です。左右側面にUSB Type-CとType-Aが各1つずつ配置されていて、かなり使い勝手が良さそうに思われます。なお、SD(microSD)カードリーダーはありません。

3.Chromebook 315 価格など

acer Chromebook 315(CB315-3H-AF14N / CB315-3H-A14N2)は10月21日の発売予定ですが、ビックカメラやヨドバシカメラでは予約販売がスタートしており、10月19日現在の価格はAF14N(FHDディスプレイ)が税込み44,800円、A14N2(HDディスプレイ)が税込み41,800円です(ヨドバシ、ビックともポイント10%つき)。

ヨドバシやビックのポイントを考慮すれば実質的に3万円台後半から4万円という価格で購入できますね。ただし、Chrome OSが軽量で低スペックのCPUでも問題なく動作する、というのはあるにせよ、Celeron N4020の処理性能であれば「いつでもサクサク動く」とまでは言えません(ウインタブの経験に基づく感想です)。でも、大きな画面でテンキーがつくChromebook入門機というのは悪くない選択かもしれません。

4.関連リンク

CB315-3H-AF14N(FHD):acer 公式サイト
CB315-3H-A14N2(HD):acer 公式サイト
CB315-3H-AF14N(FHD)icon:ビックカメラ
CB315-3H-A14N2(HD)icon:ビックカメラ

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