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ZMI 10,000mAh USBモバイルバッテリー - すっきりデザインとハイパワーが同居(実機レビュー)

ZMI USBモバイルバッテリー
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。TJC株式会社が正規輸入しているモバイルバッテリー「ZMI 10,000mAh USBモバイルバッテリー」の実機レビューです。TJC株式会社とは、8インチWindows タブレット「StarQ Pad W01J」の実機レビューをさせていただいたのがご縁でたまにお話をうかがったり、情報交換をさせていただいている関係で、今回新製品をお借りすることができました。

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ZMI(江苏紫米电子技术有限公司)という会社は「Xiaomi(シャオミ、小米)」のグループ会社のようで、いろいろとWebをチェックしていたら「Xiaomiのエコシステムのメンバー」という記載がありました。また、ZMIの製品は一部で「Xiaomi ZMI」などと表記されています。Xiaomi製品は海外通販サイトでも購入できますし、日本でも並行輸入されているものを購入できますが、TJCはこのZMI製品を「正規輸入」して販売しており、6カ月間の製品保証も受けられる、というのが大きなポイントになります。このモバイルバッテリーは決して高価格なものではありませんが、日本の会社がしっかり面倒を見てくれる、というのはやはり安心ですね。
ZMI 大人気 USBモバイルバッテリー:TJC直販サイト「StarQオンライン」製品ページ

1.筐体

Xiaomiといえば中国で超ウルトラ級の人気メーカーですが、グループの一員であるZMIのこの製品もなかなかスキのない仕上がりになっています。

ZMI USBモバイルバッテリー  同梱物
パッケージはシンプルで、モバイルバッテリー本体のほか、USB-microUSBケーブルと簡単な説明書兼保証書(画像には写っていません)があるのみです。後述しますが、付属のケーブルは本体の充電用にも、他デバイスへの給電用にも使えます。

ZMI USBモバイルバッテリー  表面
本体は極めてシンプルで、「ほぼ無地」です。色はホワイトで「真っ白」という感じです。表面にZMIのロゴが控えめにあり。一方の側面に技術仕様が薄い文字で記載されているくらいで、パッと見た感じだと白無地ですね。

ZMI USBモバイルバッテリー  ポート類
ポート類は一つの側面(上面というべきでしょうか)に集中配置されています。画像左から、フルサイズUSB(給電用)、microUSB(本体充電用)、ステイタスインジケーター、バッテリー確認ボタンです。

ZMI USBモバイルバッテリー ステイタスインジケーター
確認ボタンを押すと、バッテリー残量に応じてインジケーターが点灯します。インジケータは4つあり、4つ全部が点灯したら残量75%以上、3つなら50%~75%、2つなら25%~50%、1つなら25%未満、という具合に残量をチェックすることができます。

ZMI USBモバイルバッテリー  波型模様
これは底面です。完全に無地ですね。わかりやすくするため暗い画像にしたのですが、この製品は表面と底面に波型の模様がはいっており、滑り止めの効果があります。

筐体はABS樹脂製ですが、少ししっとりした感触で、全然安っぽさは感じません。純白・無地の筐体ということもあってむしろ高級感があります。

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ZMI USBモバイルバッテリー サイズ感
筐体のサイズは14.8 × 71 × 10.5 mmです。ドスパラの5インチWindows 10 スマホ「Diginnos Mobile DG-W10M」と並べてみるとこんな感じで、ほぼ同じくらいの大きさですね。なので「5インチのスマホくらいの大きさ」と考えていいと思います。また、厚さも1センチくらいなので、これもスマホとそんなに変わりませんね。でも重量は198 g(私の実測値は197 gでした)あるので、スマホよりは少し重いです。容量が10,000 mAhであることを思えばこれでも十分軽量な部類には入るんですけどね。

2.使ってみた

この製品の充電時間は「約6時間(5V/2A)」「約12時間(5V/1A)」となっています。私は前日の夜8時くらいに充電を開始し、翌朝フル充電になっているのを確認して使ってみました。モバイルバッテリーという製品の特性上、多くの場合私と同じようなパターンで使うことになると思います。
ZMI USBモバイルバッテリー 保護機能
この製品の場合、上の図のように9つの保護機能がついているため、私のように適当な使い方をしてもバッテリーを痛めることはありません。
ZMI USBモバイルバッテリー 給電能力
この画像はTJCの直販サイト「StarQオンライン」の製品ページにあったものです。メーカー側で目安としている給電能力が表示されています。

ZMI USBモバイルバッテリー 充電
実際に手持ちのスマホやタブレットを充電してみました。上の画像はDiginnos Mobile DG-W10Mに給電しているところなのですが、この場合、モバイルバッテリーのフルサイズUSBとスマホのmicroUSBを接続します。もちろんケーブルはこの製品の付属品を使っています。付属品のケーブルは相手先のmicroUSBポートと接続することになるので、microUSBポートを充電用に使っていない製品を充電する場合は別途ゲーブルを購入する必要があります。

私が試してみた結果ですが、まずバッテリー残量29%のスマホ(Diginnos)とこの製品を接続し、1時間でバッテリー残量が85%になりました。また、その後、バッテリーを充電することなく、たて続けに残量1%の8インチWindows タブレット「Chuwi Hi 8」に接続し、買い物に行って戻ってきたら(その間3時間弱)、Chuwiは100%充電が完了しており、モバイルバッテリーの残量はインジケーター1つ(25%以下)という状態でした。

このことから、私の場合はこの製品を使えば手持ちのスマホ1台と小型タブレット1台をフル充電できると思われます。モバイルバッテリーとしては十分過ぎる性能と言えるでしょう。

3.まとめ

「ZMI 10,000mAh USBモバイルバッテリー」はTJCの直販サイト「StarQオンライン」で販売中で、価格は3,552円(税込)です。めっちゃ残念なのですが、この製品は「借り物」でして、TJCにお返ししなくてはなりません(今日び無償で製品提供してくれる日本の会社なんてほぼ皆無です。気前が良いのは海外企業。というか買えよ、そんなに高いもんじゃないんだから!と自分に言っておきます)。

ですが、これは持っておきたい!と思いました。私は日頃から2 in 1とタブレット、そしてスマホを持って外出することが多いのですが、外出時間が長くなると3つのうちのどれかはバッテリーが厳しくなってしまいます。もちろんその時々で一番使用時間の長いものがそういう目に遭う、ということなのですが、この製品を持ち歩けば専用電源の2 in 1は無理として、タブレットとスマホの両方についてバッテリー切れを心配しなくてすみます。

また、サイズについてはスマホと同じくらいなので、バッグのどこに入れるか、ということを悩む必要はありませんし、デザインもうるさくない(というかむしろシンプルすぎ)ので好感が持てます。重量198 gというのは長時間の移動だと地味に辛くなるかもしれませんが、携帯することによる恩恵を思えば「全然許せる」レベルと言っていいと思います。

それと、話題のXiaomi系の製品が日本企業によって正規輸入され、保証がつく、というのも安心感が高いですね。

4.関連リンク

ZMI 大人気 USBモバイルバッテリー:TJC直販サイト「StarQオンライン」製品ページ
TJC株式会社公式サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    小さくて何処にいれたか分からなくなる事案が発生している今日この頃

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。私はモバイルバッテリーを持ち歩く習慣がないので、この製品は自分にとって結構衝撃的でした。

  2. じぃ より:

    昔はモバイルバッテリーに頼っていたんだけど、最近はスマホ自体がモバイルバッテリー並みに容量があるモデルもあり、それ自体がモバイルバッテリーの変わりにもなるので純粋なモバイルバッテリーの出番が無くなってきた

    • wintab より:

      じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。昔のiPhoneとかはひどかったですけどね、バッテリー。私が使っているWindowsすまほは相変わらずちょっと頼りないかな。