こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。CESのLenovoブースで見つけた注目製品「ThinkPad Trackpoint Keyboard 2(2はローマ数字なのですが、機種依存文字なのでこの記事では普通の数字を使います)」をご紹介します。ThinkPadキーボードはウインタブのセール情報記事ではすっかりおなじみで、外付けのコンパクトキーボードとして非常に高い評価を受けています。セールスポイントは「ThinkPadと同じデザイン、機能と技術を反映」していることですね。
米国のLenovo公式サイトにスペックシートがありましたので、まずは主要スペックを掲載します。
・対応OS:Windows 10 / Windows 7 / Android 9
・接続方式:USB無線/Bluetooth 5.0 両対応
・キー数:対応する言語によって異なる
・キーピッチ:上下・左右とも19.05 mm
・キーストローク:1.8 mm
・バッテリー稼働時間:1充電で最高2カ月
・サイズ:306 x 164 x 14 mm / 460 g
従来モデルからいくつか変更点があります。まず、対応OSにAndroidが追加されたこと。おそらく従来モデルでもAndroidデバイスで使用可能だと思いますが、ニューモデルではスペック表にそれが明記され、本体にOS切り替え用のセレクターもつきました(後述します)。
次に、USB無線とBluetoothの両方に対応するようになったことですね。従来モデルでは「USB有線のみ」もしくは「Bluetoothのみ」の2種類の製品が存在していて、購入時にどちらかを選ぶ必要がありましたので、この点は非常に大きな変更点と言えます。
それと、これは変更点ではありませんが、「キー数」のところで「言語によって異なる」という説明がありますので、ニューモデルでも従来モデルと同様、日本語配列が用意される可能性が高いと思われます。
あとはですね…、はっきり言って従来モデルとの違いは見当たりません。例えばサイズと重量ですが、
ニューモデル:306 x 164 x 14 mm / 460 g
従来モデル(有線):306 × 164 × 13.5 mm / 460 g
従来モデル(BT):306 × 164 × 14 mm / 440 g
となっていまして、ほんの少し変わってはいるものの、「ほとんど同じ」で片付けられるレベルです。
これが実機です。CESのブースで撮影したものですが、Lenovoにもっときれいな画像がありました。
これです。従来モデルと同サイズということもありますし、このアングルから見ると全く変わっていないようです。でも、めっちゃ細かく見ていくと、数字キーの上のFキーのところが少し変わっています。
こちらが従来モデルです。ニューモデルではFキーが「4つごとにひとまとめ」されていて、少し間隔が大きくなっているのがわかります。ただ、違いらしい違いはこれくらいなんですよね。
こちらもLenovoにあった画像です。右側面ですが、電源ボタンがついています。
上側の側面です。ここは大きく変わっていますね。画像が鮮明でなく、申し訳ないのですが、左端にあるのがBluetoothとUSB無線の切り替えスイッチ、その右がWindowsとAndroidのセレクター、さらにその右にUSB Type-Cポート(充電用)、そしてUSB子機(ドングル)を収納するスペースがあります。
一応底面も。おそらくここは従来モデルから変わっていないと思われます。角度調整用の脚があるのみですね。
注目のThinkPad Trackpoint Keyboard 2、米国では5月発売で、価格は99ドル(約10,900円)とのことです。従来モデルはしばしばクーポン対象になっていて、有線タイプが50%OFFの税込み4,950円、Bluetoothタイプが55%OFFの税込み6,682円、というのが直近の安値です。ニューモデルはUSB無線とBluetooth両対応ということなので、従来モデルよりも少し高くなるかもしれませんが、できれば従来モデルと同様にちょくちょくクーポン対象になってもらいたいところですね。
関連リンク
ThinkPad Trackpoint Keyboard II:米国Lenovo スペックシート
コメント
いまどきローマ数字が機種依存文字とか……?
スペルチェックも使ってないみたいだし、PCの持ち腐れですね。
ようやく、USB無線が出ましたか!
ノートブックでがっつり打ちまくる場合に、キーボードの質が悪いと生産効率ガタ落ちですからね。それで、私は薄型メカニカルキーボードを買って使っています。
そのとき、このThinkpadキーボードも検討したものの、個人的に、あんまりBluetoothのレスポンスに信用をおいていないので、有線の薄型メカニカルの方を選択したんですが……
使用感は大満足ながら、やっぱり有線は取り回しが悪くて、ちょっと持っていきたいとかのときには向かないんですよね。
うーん、これ、マルチペアリングとしても使えるし、ノートブックをメインマシンにせざるを得ない環境の人にとっては、すごい朗報なんじゃないですか?
BTモデルを買ったけど接続途切れまくりで遅延が多くて使えなかった。結局有線モデルを買い直して使っているので、まさかのドングル型無線対応モデルの発売に歓喜
早く予約させてぇ・・・