こんにちは、natsukiです。100円ショップに行くと、実に様々な形状のスマホスタンドが売っていますよね。でもでも、タブレットと違って、サイズ的に小さなスマホは、必ずしもスタンドを必要としません。そんな中で、私の場合、このためにはスタンドが欲しい! ってシチュエーションが一つだけあります。それは、撮影用です。
最近は、スマホのカメラも性能がアップしてきて、ちょっとしたことならカメラやホームビデオの代わりとしても十分活躍してくれます。そんなとき、やっぱりスタンドがあると便利。今回は、100円ショップで売っているスマホスタンドで、撮影用にお勧めなものを紹介してみたいと思います。
1.安定感のある支柱タイプ
ひとつめは、こちら。使い方に説明は要らないでしょう。吸盤でスマホを固定するタイプです。
メリットは、設置の手軽さと安定感。デメリットは、設置場所が平坦な場所に限られるのと、角度の制約。
この画像だとよく分かると思いますが、アウトカメラで撮影する場合は、「水平」か「見下ろす」角度のみになります。あるいは、画面側に吸盤を貼り付けるという、あまり精神衛生上よくない設置の仕方をしなくてはなりません。
吸盤の吸着力も、多少ほこりが付いただけで、すぐ弱くなります。貼り付ける前に、軽く指で拭いて、それから、吸盤のお約束ですが、「ハァー」と息を吹きかけて湿らせてやると、しっかり吸着します。もちろん、スマホがザラついた材質の場合は、そもそも使用不可能だと思いますが。
ちなみに、実は、台座の裏側にも吸盤があるのですが、吸着力はたいしたことがありません。この吸盤を頼りに不安定な角度や、ましてや壁面などに設置するのはやめた方がよいでしょう。それでも、安定性が高いので、特に動画を撮るときなんかには、まずオススメのタイプです。
2.汎用性の高いタコ足タイプ
こちらのタイプの方が、よく見るかもしれませんね。これも、使い方は特に説明は要らないかと思います。サイズ的にもスマートなので、持ち運びにも適しています。
と、一見万能に見えるものの、案外、使い方にはコツが要ります。
まず、グリップ。スマホを固定するバネは案外強く、きちんと留めればまず外れることはないでしょう。ところが、留めるときに気をつけないと、グリップとボタンが干渉してしまいます。不安定感は出てしまいますが、ちょっと背中を浮かせてやるくらいで留めるのがコツですね。
それと、支えとなる針金も、しょせんは100円ショップ品質なので、微調整がしにくく、きちんと水平を保つのはけっこう難しいです。タコ足ギミックがもうちょいマシなものが数百円程度からあるので、多用する人はケチらずにしっかりした足を備えるものにした方がよいかもしれません。
もっとも、そこまで角度などにこだわらなければ、不整地でも設置できるのはこのタイプの利点です。
それと、意外な使用法が……
このように、たいていのタコ足タイプは、グリップ部分のみの分離が可能です。で、そのネジ穴が、一般的なカメラの固定ネジ穴と同じ規格にしてあるんですね。と、いうことは、
このように、通常のカメラの三脚への装着が可能ということです!! これは、かなり便利。タコ足部分は無視しして、このためだけに買ってもいいくらいです。
3.まとめ
いかがでしょうか。普通にスマホを使っているだけだと、あんまり必要性を感じないスマホスタンドですが、いざ使ってみると、スマホの撮影機器としての能力を存分に活かすことができますよ。特に、お子さんがいたり、ペットを飼っているという方にお勧めです。是非、お試しあれ。