サンワサプライが「手のひらに吸いつくような圧倒的グリップ感!」を謳う静音マウス「MA-BL166(USB無線)/MA-BL167(Bluetooth)/MA-BL168(有線)」を発売しました。謳い文句は強烈ですが、低価格帯の製品で、有線タイプなら税込み1,373円(2月2日現在のAmazonでの価格)で購入ができます。
私はしょっちゅうマウスを購入します。PCの使用感を左右する重要な周辺機器ながら、一般に価格が低めで数千円もあれば結構いいものが買えたりするので、マウスを買い換えるのはある意味「趣味」のようになっています。ウインタブ読者にもこういう人が少なくないだろうと思います。
ただ、私はキーボードに関しては割とアタリを引くことが多いのですが、マウスに関してはハズレを引く確率が結構高いです。特に中国通販で購入する中華製品ではいい思いをしたことがありません。また、製品名は挙げませんが、5,000円くらい出して購入した国内メーカー品でも非常に使いにくいものに当たったりしています。現在もいくつかマウスを併用していますが、「一番頼りになる奴」は「北海道に帰省した際にマウスを持参するのを忘れてしまい、やむを得ず家電量販店で購入した3ケタ価格(1,000円未満)の有線マウス」だったりします。このマウスはアタリでした…。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する「MA-BL166/167/168」はなんとなく「アタリの予感」がします。
有線、USB無線、Bluetoothと3種類のタイプがあるSUPER GRIPマウスですが、外観とサイズは同じです。ただし、有線タイプのみ電池不要、USB無線とBluetoothは電池式なので、底面のデザインと重量(電池とケーブルの有無などが理由)が異なります。
●有線:重量 104g、ケーブル長 1.8 m
●USB無線:重量 マウス/68g、レシーバー/1.6g
●Bluetooth:重量 66 g
また、電池寿命もUSB無線タイプとBluetoothタイプでは差があります。いずれも単4乾電池2本を使用しますが、USB無線タイプが「連続動作時間/約340時間、連続待機時間/約28000時間、使用可能日数/約707日」であるのに対し、Bluetoothタイプは「連続動作時間/約175時間、連続待機時間/約12727時間、使用可能日数/約289日」と、USB無線タイプの半分くらいの電池もちです。まあ、稼働時間ということだけなら電池のいらない有線タイプが神ですけどね。
実際に実機に触れてみないとなんとも言えませんが、メーカーが「手のひらに吸いつくような」と言っていますので、握った感触は素晴らしいんでしょう。また、かぶせ持ち、つまみ持ちのいずれでも使いやすいそうです。
ボタンは「2ボタン、2サイドボタン、ホイール(スクロール)ボタン」という、割とよくある構成です。また、左右のクリックボタン以外の3ボタンはドライバをダウンロードすれば機能割当を変更できます。このあたり、必要十分な機能が備わっていると言えます。
また、このマウスは「静音マウス」です。この点もなにげに重要かと。
カウント(dpi、マウスカーソルの敏感さのこと。マウスを1インチ移動させたときに動くカーソルの距離です)の切り替えも可能です。ゲーム用だと4000とか16000といったものもありますが、一般的な用途であれば2400カウントでも敏感過ぎるくらいだと思います。
側面にはフィンガーエッジもつき、小指をしっかり固定することが可能です。
サンワサプライ SUPER GRIPマウスはサンワダイレクトやAmazonで販売中です。価格はほとんど同じですが、Amazonの場合は送料が無料になります(サンワダイレクトは2,000円以上で送料無料)ので、購入されるのであればAmazonかな、と思います。
2月2日現在の価格は下記の通り
MA-BL166(USB無線):1,973円
MA-BL167(Bluetooth):2,673円
MA-BL168(有線):1,373円
※税込み価格
※いずれのタイプも筐体色ブラックとレッドを選べます
最近はBluetoothやUSB無線マウスでも充電式のものが増えましたが、この製品は電池式なので、「予備の電池」は常備しておく必要があります。
記事の冒頭にも書きましたが、マウスって意外に値段通りの使い勝手になっていないことがあります。また、多機能なんだけど結局使いこなせないことも多いです。その点この製品は価格も低く抑えられていて、機能も必要十分なので、購入して後悔する可能性は低いんじゃないでしょうか。まあ、今は自宅でPC作業をする時間が長いので、私なんかは「この製品なら有線かなあ、電池切れもないし、安いし」と思います。
関連リンク
サンワサプライ SUPER GRIPマウス:Amazon