Plugable USB 2.0 デジタル・マイクロスコープ - PCやタブレットで気軽に顕微鏡(実機レビュー)

公開日: : 最終更新日:2016/01/13 アクセサリ ,

Plugable マイクロスコープ
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は周辺機器の実機レビューなんですけど、いつもとかなり趣きが異なります。なんと顕微鏡(マイクロスコープ)です!タブレットとかモバイルWindowsデバイスとあんまり関係ないのはわかってますし、別に発狂したわけでもありません。ただ小型デバイスおたくなだけです。そして、「面白い小型デバイス」ということでいえば、読者の方々にご紹介する価値は大ありかな、と思います。

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この製品は米国シアトルに本拠を置くUSB関連周辺機器メーカーPlugable Technologiesによるもので、Plugable Technologiesの製品については以前ウインタブでドッキングステーション「UD-3900」の実機レビューをさせてもらったことがあります。同社の製品は技術的に先進性が高く、USBなら3.0は当然、この先はType-Cに集中するぞ、くらいのものなので、UD-3900の実機レビューの際も私の方で十分な検証環境が用意できず、不完全燃焼な内容になってしまったことをよく覚えています。そのため、Plugable Technologiesに新たな実機の試用をお願いすることは控えていたのですが、UD-3900の実機レビューからはや1年、そろそろ再チャレンジしてみたいと思い、改めて実機を試用させていただくべくお願いしてみました。

実機レビューにあたり、目に止まったのがこの製品です。顕微鏡、というのも私の現在の検証環境だと無理があるような気がしましたが、あまりに面白そうに思われたので、あえてこの製品「USB 2.0 デジタル・マイクロスコープ」をお願いすることにしました。実際使ってみると「顕微鏡」という言葉の持つ堅苦しさはなく、カジュアルに使えるものでした。

1.開封と組み立て

Plugable マイクロスコープ 外箱
外箱です。特に豪華、ということもなく普通のボール紙製ですがデザインがいかにも「向こうっぽい」ですね。当然ひとことの日本語もありません。

Plugable マイクロスコープ 同梱物
これが箱の中身です。画像上段のプラスティックケースに入っている部分が本体とフレキシブルアーム、下の白い板は観察用プレートです。非常に簡単な取説(といっても紙1枚)がついていますが、英語のみです。基本的に製品の使い方とかわからないことを確認するときにはPlugable TechnologiesのWebサイトを参照することになります。

Plugable マイクロスコープ 組み立て
組み立ては特に難しくないです。誰でも簡単にできますし、工具も不要です。製品の素材はプラスティックが大部分ですが、アーム部分は金属製です。Amazonで4,980円で買える製品なので、特に高級感はありません。といって安っぽいとかの不快感があるわけでもなく、この価格にしては十分な質感だと思います。

Plugable マイクロスコープ 台座
組み立ての際、私がちょっと引っかかったのがアームの台座と観察用プレートの接続でした。台座は吸盤のような構造になっているのですが、上の画像にあるレバーを使って吸着させる仕組みです。

Plugable マイクロスコープ 本体
本体をアームから外して手で持って使うことも可能です。後述しますが操作補助をしてくれる人がいるならこちらのほうが微妙な操作がしやすくなります。

2.使用方法

Plugable マイクロスコープ 専用ソフトウェア
この製品を使うためには専用のソフトウェアが必要です。Plugable Technologiesは「Windows用のカメラアプリでも使える」と言っていますが、専用ソフトウェアは無料ですし、簡単にダウンロードできるので、こちらを使ったほうがいいでしょう。このソフトウェアは「静止画」「インターバル撮影」「動画」に対応しており、非常に簡単に使うことができます。

Plugable マイクロスコープ 説明
本体には調整可能な2つのダイアル(グレーの部分)があります。上の画像の上段のダイアルは照度調整、下の太いダイアルはいわゆる「ピント」です。

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Plugable マイクロスコープ 照度
照度調整、というのはこれです。この製品はレンズ部分にライトがついていて、上で説明したダイアルを回すことによってライトの明るさを調整できます。

それと、「ピント」に関連して「倍率」について説明しておきます。この製品は公称「10倍~250倍ズーム」ということになっていますが、倍率の調整は「目標との距離(手動で調整する)」で決定されるので、厳密に「35倍」とかはわかりません。マイクロスコープの本体を目標に近づけると倍率が上がり、遠ざけると倍率が下がります。なので、好みの倍率(体感)になるように位置を調整し、ダイアルを回してピントを合わせる、という使い方になります。この調整はアームを接続した状態より、本体を手持ちした状態のほうがうまくできますが、高倍率なのでブレやすいし、その状態でソフトウェアを操作するのはなかなか難しいので、補助についてくれる人がいたほうがいいでしょう。

3.使ってみた

Plugable マイクロスコープ 使用例1
まずは取扱説明書を映してみました。200万画素なので超キレイ、というわけにはいきませんが、十分実用的ですね。

Plugable マイクロスコープ 例3
次にアームをグーッと曲げて、拡大してみました。そうすると紙質のせいか、光が反射してしまいます。

Plugable マイクロスコープ 例2
光が反射しないところまで証明を暗くしたらこんな感じ。こうやって見ると暗く感じますが、ちゃんと文字は分かりますし、特に見にくいということもありません。あと、これは夜に撮影したものなので、日中であればもっと明るくなると思います。

Plugable マイクロスコープ 例4
次にタブレット「Teclast X98 Pro」のIntelロゴを映してみました。筐体はアルミ製ですが、質感がよくわかりますね。

Plugable マイクロスコープ 例5
これはゴミじゃあありません。「粒コショー」です。いやあ、何か面白そうなものはないかと思って探してみたんですけど、これくらいしか思いつかなかったんですよ。粒コショーってこんなふうになってるんですね。ちなみに皿の模様も映ってます。

4.感想

Plugable USB 2.0 デジタル・マイクロスコープは、いつもウインタブで扱っている周辺機器とは趣の異なるものでしたが、試用していてすごく面白かったです。で、私が考える、この製品に適した利用スタイルというのは「小中高生の学習用」「大学生や研究者の方の簡易利用」です。まず学齢期の方が学習用に使うには非常に適していると思います。お父さんやお母さんがうまく手を貸してあげるとお子さんが理科好きになるかもしれません。本当に「顕微鏡」とは思えなくらい簡単操作でOKなんです。

次に理科系の大学生とか研究者の方ですが、こういう人たちはこの製品より価格が「ゼロが3つくらい多い」機材を使っているでしょうから、そういうものとこの製品をまともに比較してしまってはちょっと可哀想かな、と思います。しかし、セットアップはほとんど不要で収納スペースもほとんど必要ありませんから、「ちょっと試してみる」くらいの使い方なら意外に便利なんじゃないでしょうか?ただ私は学校も文系でしたし研究もしたことはないので、あまり参考になる意見ではないかもしれません。あ、そうそう、Plugable Technologiesでは「この製品用に作成された、より堅牢なスタンド用3Dプリンター・データも無償で公開」しているそうなので、よりハイレベルな用途で使う場合には助かるかもしれませんよ。私は3Dプリンター持ってませんけど。

最後に純粋な感想を。結局「あー面白い!」くらいのことしか書けませんでした。私は小中高生でもないし研究者でもないので日常的に顕微鏡なんて使わないんで。でも、興味本位で試用していてかなりいろんなものを映して楽しむことができました。Plugable Technologiesの製品は今後も実機レビューさせてもらえそうなんですが、しっかりしないと製品の真価を知ることは難しいですね。

できればこの製品も読者の方に使ってもらいたいです。どうですか、お父さん、お母さんがた。

5.関連リンク

Plugable Technologies 公式サイト
PLUGABLE TECHNOLOGIES 日本語情報:公式サイト 日本語ページ
PLUGABLE DIGITAL USB MICROSCOPE WITH OBSERVATION STAND:Plugable Technology 製品紹介ページ(日本語)
※この製品用のソフトウェアはここにあります。
Plugable USB 2.0 デジタル・マイクロスコープ:Amazon
※Plugable社は直販サイトの運営はしておらず、Amazonのみの取り扱いとなります。

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Comment

  1. じぃ より:

    10年くらい前に同じような製品を買った覚えがあります
    でも見るものが無くて頭皮とかどうでもいいモノばかり見てた気がしますw

    • wintab より:

      じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。お子さんのいる人にはおすすめですね。顕微鏡としてはごく手軽で簡単操作ですし、子供の観察とかにはかなり使えます。

  2. 匿名 より:

    電気回路設計をしているのですが、ときどき不具合を起こす基板を拡大レンズで見ていって、0.5mmピッチのICのピンにゴミがついているときがあります。
    光の加減によって見え方が異なりそうですが、この値段だったら気軽に買えて、いざというときに使えそうかなぁ…。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。この製品、読者レビュー企画対象とし、レビュアーを募集中です。レビュアーには実機(新品)を差し上げることになっているので、もしご関心がありましたらご応募下さい。

  3. ka_zu より:

    こいうすきです。

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