記事にアフィリエイト広告を含みます

PDA工房 Flexible Shield レビュー - 曲面ガラスにも使える保護フィルムをスマートウォッチに貼ってみた!(実機レビュー)

PDA工房 Flexible Shield
こんにちは、手先の不器用なことには自信があるウインタブ(@WTab8)です。スマホの液晶保護フィルムを貼るのは大の苦手で、できることなら人任せにしたいところです。ウインタブの運営にご協力頂いているPDA工房に型取り用のスマホを送る場合も、いつもPDA工房にフィルムを貼ってもらっています。しかし、ライター用のレビュー機の場合には「フィルムを貼るのもレビューの一環だから、自分で貼ってね」と、自分のことは棚に上げて、ライターには偉そうな依頼をしています。

スポンサーリンク

そんな私(どんな奴だよ…)ですが、今回は難易度の高い作業にチャレンジします。PDA工房のFlexible Shieldの貼り付けレビューです。Flexible Shieldは「曲面に対応する」画期的な保護フィルムなんですよね。ご存知の通り、スマホの前面ガラスではエッジ部分がサイドに回り込んでいる、曲面仕上げのものが増えています。もはやハイエンド機に限らず、エントリーレベルの製品でも曲面ガラスが採用されているケースがあります。PDA工房の液晶保護フィルムは品質に定評がありますが、最新の曲面ガラスの場合、エッジ部分までは「フィルムが届かない」ようになっています。

しかし、Flexible Shieldは柔軟な素材を使用しているため、曲面までしっかりカバーすることができます。

PDA工房 Flexible Shield
ここでもう一度トップ画像をご覧ください。「素材が柔らかく粘着力が高いため、貼り方の難易度が高めです。上級者向きの製品です。」という注意書きがあります。ウインタブのライター陣はおおむね「上級者」と言っていいくらいの能力があると思います。特にnatsukiさんとかかのあゆさんは、日頃の投稿記事を読んでいると明らかに上級者でしょう。「フィルム貼って!」とお願いしたらおもむろに全裸になって風呂場に向かう(貼り付け作業中にホコリの付着を防止するためです)ような人たちです。

しかし、natsukiさんとかかのあゆさんに頼んでしまっては「万人向けのレビューになりません」。ここはひとつ、上級者とは言えず、もろに初級者の私がFlexible Shieldの貼り付けに挑みましょう!

1.詳細な取説

PDA工房 Flexible Shield
Felxible Shieldのパッケージ裏面には、このように非常に詳細な説明が書かれています。

PDA工房 Flexible Shield

クリックで拡大します

PDA工房 Flexible Shield

クリックで拡大します

興味のある人は拡大して内容を確認してみて下さい。PDA工房は説明を親切にしてくれる会社ですが、それにしてもここまで詳細な説明書きは普通にはしていないので、このことからもFlexible Shieldの手強さがうかがえます。やっぱnatsukiさんに頼もうかなあ…。

2.救世主「WET貼付キット」

PDA工房 Flexible Shield
ご安心下さい(いや私が一番ホッとしてるんですけどね)。救世主がいます。「WET貼付キット」というオプション品が500円(税込み550円)で用意されています。

PDA工房 Flexible Shield
キットの中身です。画像左端が「スキージー(水分や気泡を押し出すためのヘラ)」中央上が「クリーニングワイプ(拭き取りクロス、ウェットとドライの2枚が入っています)」中央真ん中が「ホコリ取りシール」、中央下が「WET貼り専用スプレー(専用液の入ったスプレー)」そして右端が「クリーニングクロス」です。500円するだけあって、かなり充実した内容になっています。また、「ホコリ対策」に非常に気を使っていることもうかがえますね。

3.貼り付け前

PDA工房 Flexible Shield
今回の実験台はAndroid OS搭載のスマートウォッチ「LEMFO LEM11」です。あらかじめPDA工房にお願いしてLEM11用のFlexible Shieldを作ってもらいました。実は昨年末にはフィルムが届いていたのですが、LEM11の実機レビュー掲載が遅れてしまったため、この記事の掲載も遅れてしまいました。すみませんでした。

スポンサーリンク

PDA工房 Flexible Shield
ということで、しばらくLEM11を使っていましたので、このように指紋ベタベタ、ホコリもついてます。

では、貼り付けてみましょう。作業の模様は動画にしていますので、こちらをご覧ください。

PDA工房のFlexible Shieldを貼ってみた

・LEM11のガラス面をキレイに拭く
・Flexible Shieldの粘着面に専用液をスプレーする
・LEM11のガラス面にFlexible Shieldを置き、位置合わせする
・スキージーで水分と気泡を押し出す
・クリーニングワイプで水分を拭き取る

という流れなのですが、専用液の量が少しばかり多すぎたようで、スキージーで表面をこすっている間にもフィルムがズレてしまっています。専用液はもう少し少ない量をスプレーすべきだったかも…。ただし、作業中、スキージーでこすっていくと、次第にフィルムがLEM11に密着していくのがわかりました。

WET貼付キットは、このようにデバイス(スマホやスマートウォッチなど)の表面を濡らすので、デバイス側が生活防水くらいには対応していないと少し怖いですね。実際、キットには「機器に生活防水程度の防水性があれば問題が発生することがないと思われますが、作業はすべてお客様の自己責任のもとで行ってください」という注意書きがありました。

いまどきのスマホなどは最低限生活防水程度の機能はついていると思いますので、個人的にはあまり心配はいらないと思います。その前提で言えば、フィルム貼り付けの作業時間が少し伸びてしまいますが、専用液はたっぷりスプレーしてもいいんじゃないかとは思います。そのほうが位置合わせがしやすいです。

しかし、我ながらあんまり手際が良くないですね…。

参考までに、以前公開した、PDA工房のスタッフの方のお手本動画も貼っておきます。

PDA工房の職人技(Flexible Shieldの貼り付け)

いやあ、圧倒的に手際が良いですね。「お前の動画は必要ないんだよ!」という声が少なからず聞こえてきそうで恐縮です…。

4.貼り付け後

PDA工房 Flexible Shield
動画撮影直後のLEM11です。ご覧の通り、四隅が浮いてしまいました。これ、水分がある程度抜けないと、エッジ部分がうまく粘着しないようなんですね。スマホの、そうですね、GALAXYなんかだと曲面の部分が大きいので、すぐに粘着するんだろうと思います。LEM11はエッジ部分が曲面になっていますが、曲率はあまり大きくないので、粘着しにくいと思われます。

PDA工房 Flexible Shield
少し経って、水分が少し抜けたところで四隅を押し込んでやるとうまく粘着します。また、この画像では少し気泡が入ってしまっていますが、ホコリが入っていない限り、ある程度の気泡であれば自然に抜けます。

PDA工房 Flexible Shield
さらに少し置いてみました。個人的な感想としては「うまくいった」と思います。今回は動画撮影のため、リビングルームのテーブルで作業しましたが、Flexible Shieldは他のフィルムと違い、貼り直しが困難なので、ホコリ対策は慎重にする必要があり、その意味では「風呂場」で作業するほうがずっと安心だと思います(全裸になるかどうかはご自身でご判断下さい)。

貼り付け後の使用感です。実機レビュー記事に書いたとおり、LEM11はもともとタッチ感度がいい方ではありません。Flexible Shieldを貼り付けた後、タッチ感度が良くなった、ということはありませんが、少なくとも悪化はしていません。タッチ感度に関しては貼り付け前後で変化なしと判断します。また、Flexible Shieldは現状「光沢タイプ」のみの取り扱いとなっていますが、貼付け後にLEM11の視認性は変化していません。要するに、Flexible Shieldの貼り付け前後で使用感には変化がありませんでした。あとは、傷つきが防げるという安心感が残ったのみです。

5.まとめ

Flexible ShieldはPDA工房で販売中で、iPhoneシリーズやGALAXY、HUAWEI、Xiaomiなどの上位モデルが対応していますが、すべてのスマホに対応しているわけではありません。また、他の保護フィルムと異なり、PDA工房に型がない場合に、必ず型取りをして製品化してもらえるわけでもないです。なので、ご自身がお使いのスマホがFlexible Shieldに対応していない場合、まずはメールでPDA工房にお問い合わせ下さい。対応してもらえる場合と対応が難しい場合があります。

価格のほうですが、LEM11だと791円(税込み870円)、Xiaomi Mi Note 10だと1,124円(税込み1,236円、前面用、背面用があります)です。また、今回のレビューで使用したWET貼付キットは500円(税込み550円)です。なお、PDA工房よりウインタブ読者むけに割引クーポンを頂いております。500円以上の購入時にクーポンコード「WT200201Z9SLk4UJh7v3」を使用すると、100円が割り引かれます。

私ですら作業を完結できましたので、WET貼付キットを使えば、ほとんどの人は問題なく貼り付けができると思います。ガジェットマニアの人はみなさんお手持ちのデバイスを非常に大事にされるので、「曲面で保護してくれる」Flexible Shieldは非常に魅力的だと感じられるでしょうし、作業も苦にならないというか、むしろ楽しいんじゃないかと思います。

私自身も、作業前は「失敗したらどうしよう…」と、かなり不安でしたが、実際にやってみるとけっこう楽しめましたよ!

6.関連リンク

Flexible Shield 曲面に貼れる保護フィルム:PDA工房

スポンサーリンク