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OPPO Watch Freeの実機レビュー - いびきも記録できる睡眠記録が魅力の低価格スマートウォッチ。質感も高めです

OPPO Watch Free 実機レビュー
OPPOのスマートウォッチ、OPPO Watch Freeの実機レビューです。つい先日、OPPO楽天市場店でセールがあり、その際に購入された方も多いのではないでしょうか。購入しやすい価格帯の製品ながら、高級感のある筐体と充実した健康管理機能を備えています。

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1.OPPO Watch Free スペック

対応OS:Android 6.0/iOS 9以降
同期アプリ:Hay Tap Health
ディスプレイ:1.64インチAMOLED(456 × 280)
センサー:6軸モーションセンサー、光学式心拍数センサー、光学式血中酸素濃度センサー 、環境光センサー
Bluetoothバージョン:5.0
サイズ:46.0 × 29.7× 10.6 mm/32.6 g(ストラップ込み)

日本国内で最初に発売されたOPPO WatchはWear OS 2.0 by GoogleをOSに採用していましたが、OPPO Watch Freeではより低価格なOPPO Band Styleと同じく、組み込みベースの独自OSを採用しています。そのためGoogle Play Storeでのアプリ追加や単体での音楽再生には対応しなくなり、その分バッテリー稼働時間は最大24時間から14日に延長されています。

ディスプレイは1.64インチサイズで、解像度は456 × 280です。常時表示はサポートされていないものの、有機ELパネルを採用していてウォッチフェイスが美しく表示されますし、運動データや睡眠記録、スマートフォンから受け取った通知などの情報も見やすくなっています。また環境光センサーを内蔵しているため、周囲の状況に応じて明るさを自動調整してくれます。

OPPO Watchでは3ATM(3気圧)の防水に対応していましたが、OPPO Watch Freeでは5ATM(5気圧)に強化されており、プールなどでも利用できるようになりました。

2.OPPO Watch Free 筐体

付属品
付属品はマニュアル、充電ケーブルのみとシンプルな構成です。

前面
外でも見やすい大画面ディスプレイ
前面です。筐体は以前実機レビューをしたRealme Band 2に近いデザインになっていますが、メニューキーは存在せずタッチ操作のみ対応しています。ディスプレイのベゼルも狭く、いい意味でガジェット感が感じられないので、スーツなどと組み合わせても違和感なく使っていけると思います。

上でご説明した通り、ディスプレイの発色も美しく、環境光センサーによって周囲の状況に応じて明るさを自動調整してくれるので、野外でも見やすくなっています。

バンドはシリコン製ですが、レザー調の加工が施されており安っぽさは感じられません。腕時計のバンドは使い回すことが出来ませんが、Amazon.co.jpでサードパーティ製の交換バンドが多数販売されているので気分に応じて変更できます。

oppo watch free 交換バンド:Amazon.co.jp

背面
背面には血中酸素センサー、心拍数センサー、充電用のPOCOピンがあります。

ブラックとバニラ
レビュー機はウインタブで購入したものなのですが、レビュー開始から1日後には(中古ですが)かのあゆも購入してしまいました。

かのあゆが購入したのはブラックで、付属しているバンドやサイドフレームの色合いが異なっています。ビジネスシーンで使用するのであればブラックの方が落ち着いた印象ですが、サイドフレームがローズゴールドになっているバニラも魅力的ですね…。

3.OPPO Watch Free 使用感

同期アプリについて

HayTap Health

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ファームウェアの更新やOPPO Watch Freeで取得した運動データ、睡眠記録等の確認は「Hay Tap Health」を使用します。Android 6.0とiOS 9.0以降のバージョンを搭載する端末に対応しており、比較的古めの端末でも問題なく利用することが出来ます。OPPOブランドの製品ですが、Androidスマートフォンであれば他社製品でもすべての機能を利用することが可能で、今回はGalaxy S21 SC-51Bを母艦スマホとしてレビューをしています。

一方iPhone(iOS)では後述する睡眠時のいびき、寝言記録機能やウォッチフェイスの変更など、残念ながら一部利用できない機能が存在します。

Androidでは「Google Fit」、iOSでは標準搭載されている「ヘルスケア」と運動や睡眠の記録を同期できます。

なお、ペアリングしたGalaxy S21 SC-51B(Android 12/One UI 4.1)では設定でバッテリー制限の対象から除外する必要はあったものの、Hay Tap Healthを閉じた状態でもバックグラウンドで実行され続け、サイクリング時のルート記録や通知の受信が可能でした(端末メーカーによってはタスク管理画面からHay Tap Healthを固定しないと通知の受信が遅れる場合があるかもしれません)。

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操作性、使用感など

スマートフォンライクの操作性
OPPO Watch Freeは独自OSが採用されていますが、画面を下にスワイプしたときに出てくるコントロールセンターや左にスワイプした際のメニューなどはAndroidスマートフォンに近いものになっており、マニュアルを見なくても迷わず使っていけると思います。

安価なスマートウォッチに見られるもたつきなども見られず、スムーズに動作します。海外で販売されているグローバル版ではどういう仕様になっているのか不明ですが、オウガ・ジャパンが取り扱っている国内正規モデルでは当然組み込まれているフォントも含め日本語に完全対応しています。

返信は非対応
スマートウォッチなので通知を受け取ることも可能です。Apple WatchやWear OS搭載スマートウォッチ、HUAWEIの一部スマートバンド・ウォッチで利用できるクイックリプライ機能は利用できないものの、アプリごとのアイコンもしっかり表示してくれます。

運動記録・健康管理機能について

サイクリング中
かのあゆは普段会社への通勤や秋葉原などに出かける際は自転車を利用しているので、今回は「サイクリングモード」で運動データの記録を行ってみました。OPPO Watch Freeでは100種類の運動記録に対応しており、中には「テコンドー」や「アヌサラヨガ」と行ったマニアックな運動も記録可能です。

ルート記録

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GPSは内蔵していないので、ルート記録を行うには母艦となるスマートフォンを持ち出す必要があります。Galaxy S21 SC-51Bとの組み合わせだとルート記録自体や心拍数の計測、カロリー計算は問題なかったのですが、現在の走行速度をリアルタイムで取得することは出来ませんでした。この辺に関してはOPPOブランドのスマートフォンとの組み合わせでないとうまく取得することが出来ないのかもしれません。

同時に装着しているApple Watchと比較するとまれに走行距離に誤差が発生する場合がありましたが、ルート情報やカロリーなどはほぼ同じ数値を計測していました。最高速度は保存されなかったものの、平均速度はきちんと記録出来ています。

強力な睡眠記録機能

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OPPO Watch Freeでは強力な睡眠記録機能を売りの一つとしています。

あくまで医療機器ではないのでOPPO Watch Freeに限らずスマートウォッチ・バンドで取得されたデータのみで健康状態を判断することはできないのですが、OPPO Watch Freeでは今まで使ってきたスマートウォッチの中では最も詳細に睡眠情報を記録してくれている印象を受けます。

睡眠時の血中酸素濃度記録にも対応。少し異常が?

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睡眠スコアの評価だけではなく、スマートフォンを枕元に置いておく必要がありますがいびきの記録も可能です。また血中酸素濃度のリアルタイム記録も可能なので無呼吸症候群のチェックにも役立ってくれると思います。なにげにこの機能、搭載している機種は少なく個人的に今一番必要としているものだったのでこの時点でOPPO Watch Freeへの乗り換えを決めてしまいました。ちなみに上の画面だと異常な状態が数回記録されているのが少し気になるところです…

3.OPPO Watch Free まとめ

OPPO Watch FreeはOPPO公式ストアなどで販売中で、11月20日現在のOPPO公式ストアでの販売価格は9,980円(税込)です。また、Amazonでは複数の出品者がいますが、Amazon本体出品ののについては2,000円OFFクーポンがあり(11月24日まで)、バニラが6,980円(税込)、ブラックが6,077円(税込)となっています(いずれもクーポン適用後の価格です)。

発売当初はWear OS搭載ではなくなってしまったことや、他社スマートウォッチを愛用していたこともあり、特にチェックはしておらず、先日のセール時もXiaomi スマートバンド 7を購入したばかりだったので乗り換える予定は全くなかったのですが…、今回レビューのためにお借りしたところ、特に睡眠管理機能が自分が望んでいた通りのものだったことや、見た目の美しさから一発で惚れ込んでしまい、結局かのあゆ自身もレビュー開始から1日後に購入してしまいました…。

GPSが搭載されていない点は残念ですが、腕時計としても違和感なく使える筐体デザインと美しい有機ELディスプレイも魅力です。どうせ購入することになるのであればセール記事を執筆した際にカートに入れてしまえば良かった・・・と少し後悔しています。

4.関連リンク

OPPO Watch Free:オウガ・ジャパン
OPPO Watch Free:OPPOOPPO Watch Free:OPPO公式ストア
OPPO Watch Free:Amazon

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コメント

  1. 匿名 より:

    私もこれ持ってますが
    アプリが追加できそうな見た目なのに何も追加できない(文字盤は変更できる)のが残念。
    四角くて画面デカいので心拍数とか見るのは見やすい。
    バンドが変更できない。アプリでは一部英語で音声があったりする。

    • かのあゆ より:

      >>匿名さん
      Wear OS搭載ではなくリアルタイムOSベースなのでアプリ追加できなくなってしまった点は人によっては残念に感じられるかもしれませんね・・・

      バンドはApple Watch等と比較してしまうと数が限られますがAmazon.co.jpで探してみると結構見つかったりしますね。時計用のバンドが流用できればもちろんベストではあったのですが・・・