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microSDその2 - Vivotab Note 8 32GBでmicroSDカードを試す

microSDSLOT
軽く前回のおさらいです。箇条書きにすると
・特に32GBのWindows8 タブレットはストレージ確保のためにmicroSDカードを入れておきたい
・適当な容量は32GBか64GBで、規格上、32GBはSDHC、64GBはSDXCとなるが、Windows8 タブレットはどちらも対応
・Windows8 タブレットはUHSに対応していないので、UHS対応のカードを使う意味はない
という感じでしたが、私、さっそく32GBのSDHCカードを購入し、試用しました。先に結論を言うと、なかなか快適です!

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1.購入の経緯

Amazonで調べてみると、microSDカードは32GBのClass10で1000円台後半くらいから、64GBのClass10で3,000円台後半くらいから製品を探すことができます。「ピンキリ」という感じで同じ32GB、64GBでも価格がかなり違いますが、「高いもののほうが品質がよい」ということが当てはまります。半導体製品なので不良率が低いとは言えず、有名メーカーで高額品のほうが品質管理やアフターサービスがしっかりしている、ということが言えます。また、表示上同じスペックでも伝送速度などカード本来に求められる性能も高額品のほうが上である、とされます。要は「高いやつを選んでも損はなく、安心だよ!安いのは当たり外れを覚悟しなさい!」ということですね。

こういうことを書いておきながら、私はローエンドの32GBを選びました。今回もレビューを参考にして決めてます。

Team MicroSDHCカード 32GB Class10 ECOパッケージ 10年保証 SDHCカード変換アダプター付き (32GB)

Teamという、正直よくわからないメーカーの製品ですが、価格はローエンドなので魅力的でしたし、何よりレビューがよかった、というのが大きな理由です。

今回購入したSDHC32GB CLASS10、最低書き込み速度10MB/Sというもので、UHS-iとかの高速転送の規格のものではないを承知してましたが、実際の速度や測定結果は、予想を超えていました。

とか、

個人的には、SDカードと言えども精密機器なので壊れる事はあるのだろうなと思っておりまして、どっちかっていうと壊れた時のメーカーの対応をとても気にしていました。
今回のメーカー対応の早さ、送料を着払いでの対応(当然の事を当然にしてくれないメーカーもありますのでw)には感動しました。

とかのレビューを読むと、たぶん大丈夫なんだろうなあ、という気持ちになり、個人的には音声データや動画など重いデータをほとんど使わないので、32GBあれば十分だと思いましたし、「今すぐないと困る」事情もなかったので、これに決めました。

2.セッティング

ASUS Vivotab Note 8の32GBモデルは回復パーテーションをmicroSDカードに入れてくれてます。なので、もともと少ない32GBの内蔵ストレージは他社製品と比べると幾分余裕があるのですが、今回購入した32GBのSDHCカードを使うためにはもともと入っていたmicroSDを取り出さないといけません。といっても取り出したSDカードを「なくさないように気を付けようね」くらいの話でしかないですけどね。microSDカードの挿入、取り出しはデジカメとかスマホと一緒で軽く押し込んでやるとロックがかかったり外れたりする仕組みです。あと、microSDの出し入れ時はタブレットをシャットダウンしておいたほうが安心です。

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microSDカードを挿入してアプリ一覧から「PC」を選ぶとこんな感じになっていると思います。
panel
Dドライブの名前がすごいことになっていますが、microSDを入れると基本こうなるので気にする必要はありません。このままでちゃんと読み書きできます。それと、microSDのフォーマット形式ですが、FAT,exFAT,NTFSの3種類を選べます(SDHCカードはデフォルトでFAT、SDXCカードはデフォルトでexFATでフォーマット済みです)が、私はmicroSDに「シンボリックリンク」を張るつもりですので、その関係上NTFSでフォーマットしています。

もう少しちゃんと説明します。「シンボリックリンクを張る」ことによってmicroSDを部分的に内蔵ストレージ扱いにすることができ、一部のPCソフトウェアが「内蔵ストレージにしかインストールできない」制限があるのを回避できます。そして、シンボリックリンクができるフォーマット形式がNTFSしかない、という意味です。

3.パフォーマンス

フリーソフトCrystalDiskMarkを使ってテストしてみました。
SDbench
このテストは数値が大きいほうが処理速度が速い、ということを意味するので、内蔵ストレージよりもかなりパフォーマンスが低いことがわかります。しかし、パワーユーザーはこれでわかるかもしれませんが、大多数の人はこの数字を見せられても「結局どうなの?使えるの?使えないの?」くらいの感想しかないんじゃないでしょうか?

そこで、簡単なテストをしてみました。あまりマニアックなものでなく、日常よくありそうなことを再現するような内容です。ポイントは「このmicroSDは使っていて不満が出るほど遅いのか?」ということに絞っています。

【テスト1】
テスト内容:27MBの音声ファイルをOneDriveから内蔵ストレージとmicroSDにそれぞれダウンロードする。
結果:かかった時間はほぼ一緒でした。内蔵ストレージとmicroSD、どちらにダウンロードしても体感的な待ち時間は全然変わりません。
【テスト2】
テスト内容:テスト1でダウンロードした音声ファイルを内蔵ストレージ→microSD、microSD→内蔵ストレージにそれぞれコピーする。
結果:内蔵ストレージ→microSDのコピーはちょっとだけもたついたが、それでも待ち時間は10秒くらい。microSD→内蔵ストレージのコピーは瞬時に完了、体感的な待ち時間はほぼゼロ。

ということで、私としては大満足というか、使用上の不都合は全く感じられませんでした。データ量が1GB位になるとさすがに待ち時間が増えるのかもしれませんが、毎日毎日大量のデータを操作するわけでもないでしょうし、ほとんど気にしなくていいと思います。あとはこのmicroSDが当たりなのか外れなのか、もう少し時間がたってみないと本当の評価はできませんね。でも今のところは大満足です。

ということで、32GBのWindowsタブレットオーナーのみなさん、microSDをうまく使いこなしましょう!

4.関連リンク

Venue 8 Pro 購入レビュー03―MicroSDカード64GBを試す、CrystalDiskMarkベンチマーク:タブクル
追記2014/03/02 Lenovo Miix 2 8 Windowsタブレットは、本物のモバイルPCだよ~:ZIGSOW
32GBモデルも追加となった人気8インチサイズWindows 8.1タブレット「ASUS VivoTab Note 8」の外部ストレージはなにがいい?【レビュー】:S-MAX

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