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HUAWEI Japanは最新スマートウォッチ、「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」を国内向けに発表しました。1万円強で購入できる安価な価格設定でありながら、健康管理に便利な機能を一通り詰め込んだ魅力的な製品です。
目次
1.Huawei WATCH FIT Special Edition スペック
スペック
対応OS： Android 6.0以降/iOS 9以降
Bluetoothバージョン：5.0
ディスプレイ：1.64インチAMOLED（456 × 280）
センサー： 6軸慣性センサー（加速度センサー、ジャイロセンサー）、光学式心拍センサー
サイズ：46 × 30 × 10.7 mm / 21 g（ベルト含まず）
コメント
OSはHUAWEI独自の「HarmonyOS」を採用しています。名称が同じなのでややこしいのですが、HUAWEI製スマートフォン、タブレットに搭載されているHarmonyOSとは別物で、以前は「LiteOS」と呼ばれていた組み込み用OSです。そのため残念ながらアプリを追加することは出来ません。
Androidスマートフォンはもちろんのこと、iPhone（iOS 9.0以降）でもペアリングできます。ただしiPhoneの場合後述する「クイック返信」が利用できないなど一部機能制限があります。同期アプリは「Huawei Health」ですが、Android版はGoogle Play StoreではなくHuawei公式サイト、またはHuawei独自ストア「Huawei App Gallery」より最新バージョンをダウンロードする必要があります。
HUAWEI Health：HUAWEI
ディスプレイは1.64インチサイズで、解像度は456 × 280です。パネルは有機ELで、10,000種類以上から選択できるウォッチフェイス（文字盤）を美しく表示できます。バッテリー稼働時間が短くなってしまいますが、腕をわざわざ上げなくても時刻を確認できる常時点灯もあります。
母艦スマートフォンを取り出さなくても通知の確認や電話の着信が可能で、一部アプリに限定されますが通知からあらかじめ設定されているメッセージを直接返信できる「クイック返信」を利用できます。
HUAWEI独自のアルゴリズムを採用した睡眠トラッキング機能、「TruSleep」はバージョン3.0にアップデートされ、精度が10%向上しました。あくまで医療機器ではないので参考程度にとどめるべきですが、HUAWEI製スマートウォッチ・スマートバンドの睡眠トラッキング機能は元々精度が高いと感じているので今回も期待できそうです。
ワークアウトモードは100種類以上の運動データを記録できます。GPSを内蔵しているので母艦となるスマートフォンを持ち歩かなくても正確にランニング・サイクリングなどの走行ルートを記録できます。運動データに基づき最適なトレーニングを提案してくれる「HUAWEI TruSport」もあり、モチベーションを高めてくれます。
そのほか心拍数、血中酸素濃度のリアルタイム測定機能、音楽コントロール機能、リモートシャッター機能（iOSのみ）といったスマートウォッチに必要な機能は一通り搭載されています。
バッテリー容量は非公開ですが、通常利用で9日（ディスプレイ常時点灯を使用した場合は3日）、ヘビーユースでも6日稼働するとしています。わずか45分で100%までチャージが完了する急速充電もサポートしています。
2.Huawei WATCH FIT Special Edition 筐体
筐体です。以前のHUAWEI WATCH FITシリーズやHUAWEI Bandシリーズと同じくスクウェア型のデザインですが、他社スマートバンドと比較すると腕時計としても違和感はありません。ディスプレイのベゼルも狭く、所有欲を満たしてくれます。筐体色は「スターリーブラック」「ネビュラピンク」「フォレストグリーン」が用意されます。付属するバンドはシリコン素材製です。
3.Huawei WATCH FIT Special Edition 価格など
HUAWEI WATCH FIT Special Editionは2023年8月28日よりHUAWEI公式ストア、家電量販店などで販売開始となり、通常価格は14,080円（税込）ですが、HUAWEI公式ストアでは手付金（1,000円）を先払いすることで2,000円オフとなる12,080円（税込）で購入出来るプレセールを8月27日まで実施しています。
また、Amazonでは12,800円（税込）で予約販売中で、製品ページに9月4日まで有効の10%OFFクーポンがありますので、11,520円（税込）で購入が可能です。
上位モデルのHUAWEI WATCH UltimateやHUAWEI WATCH GTシリーズと比較するとアプリの追加や単体での音楽再生は行えませんが、必要十分な機能を備え、腕時計としても違和感なく使えるデザインを採用しながら1万円前半で購入出来るので、初めてスマートウォッチを購入する方にもおすすめできます。健康管理機能も強力なので毎日の生活に役立ってくれると思います。家族や恋人など、大事な人へのプレゼントにもちょうど良いかもしれません。
4.関連リンク
HUAWEI WATCH FIT Special Edition：HUAWEI
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