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GALAXHERO ADJY601 ゲーミングチェアの実機レビュー - 快適すぎてだらけちゃいそうですが、PC環境が大きく改善されます

GALAXHERO_ADJY601正面
こんにちは、.TAOです。 今回は、最近Amazonで購入したゲーミングチェア「GALAXHERO ADJY601」のレビューです。 私にとっては、はじめてのゲーミングチェア体験となりますが、今後のパソコンライフをどのように変えてくれるモノとなるのでしょうか。

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1.ゲーミングチェアとは

ゲーマー御用達のイメージが強いゲーミングチェア、車のバケットシートに似ていて、包み込むように体をサポートする形状が特徴ですね。多くのものはランバーサポートとヘッドレストを備えていて、首や腰への負担を軽減してくれます。 長時間座りっぱなしのゲーマーが快適にプレイ出来るよう人間工学に基づいて考え抜かれているので、長時間パソコンを使用する人にも快適な椅子と言われています。

2.寸法など

GALAXHERO_ADJY601寸法

内部クッション素材:非再生高密度高反発ウレタンフォーム
座面・背面生地:メッシュのファブリック生地
フレーム芯材:スチール
シリンダー:クラス3ガスシリンダー(最大荷重150Kg)
リクライニング角度:∠165°
ロッキング角度:∠25°
重量:18Kg(実測値)

このチェアを購入したポイントは、ファブリック生地であることとシリンダーの耐久性が高そうだったこと、それと座面のクッション生地が非再生高密度高反発ウレタンフォームを使用していて耐久性が高そうだったことです。

購入前は、リクライニング角度が165°あって椅子の上で仮眠できそうだと思ったのですが、ロッキング角度を考慮すると最大190°背面が倒れて、ある意味頭に血が上る事になります。大きく倒すときにはロックをお忘れなく。

3.組立て

GALAXHERO_ADJY601組み立て
Amazonで注文して届いたのは、約20Kgの大きなダンボール。 段ボールの中は丁寧に梱包され、「ぎっしり」と詰まっていました。すべての部品を取り出してみたところ、組み立てで手をケガしないよう軍手まで入っていました。

説明書の注意書きには、「組み立ては2人以上で行ってください。」とありましたが、諸事情により今回は一人で組み立てを行いました。所要時間は約20分くらいで、丁重な説明書があるので悩まず誰でも組み立てることができると思います。

ですが、注意書きにあったように、組み立てには結構重いパーツもあるので、出来ればサポート役を呼んだ方が安全ですね。

GALAXHEROは、Bauhutte(バウヒュッテ)やAKRACING(エーケーレーシング)、過去にウインタブでも実機レビューしたDXRACER (デラックスレーサー)とは違ってメジャーではないメーカーですが、説明書はしっかりした日本語ですし、安全にかかわる部分には丁重な注意書きがあり非常に好感が持てます。 実機を購入してみて安全面や品質管理にこだわっているメーカーだと判ったので、この選択は間違っていなかったと思います。

4.デザイン・構造

GALAXHERO_ADJY601正面
頭の上まである背もたれと広い座面が、圧倒的な大きさをかもし出しています。車のバケットシートのようなデザインは、ゲーミングチェアではよく目にしますよね。どの製品も割と似たデザインで、パッと見た感じで違いがわからないぶん、購入の際には余計に迷う部分もあります。

GALAXHEROのデザインは、以前レビューしたDXRACERと瓜二つ。というか製造元が同じなんじゃないかと思うくらい似ています。

でも価格が2倍以上違うので、価格なりの違いがあるんだとは思います。とは言え、GALAXHEROは、安全性を考慮したしっかりした作りですし、充分満足できる品質だと思います。 コスパはとても良いと言えますね。

チェア表面素材

GALAXHERO_ADJY601ファブリック素材
素材はメッシュの布地が使われていて、さらりとした手触りで通気性がよさそうで私好み。個人的には、合皮はどうしても蒸れるのでファブリック素材一択でした。 縫製もしっかりしていて品質は充分です。

アームレスト

GALAXHERO_ADJY601アームレスト
アームレストは高さを調整できます。この辺りは値段相応と言いますか、前後や角度の調整は出来ませんので、アームレストに肘を載せてのタイピングには若干無理がありますし、大きく背もたれを倒した時に、アームレストはその場にステイしていますから肘の置き場に困ることになります。

欲を言えばキリがないですが、机とアームレストが干渉しない高さには調整できますし、素材にはクッション性があって、肘を立てて体重をかけても痛くありません(と言うか気持ちいい)ので個人的には充分です。

リクライニング

GALAXHERO_ADJY601リクライニング
背もたれが最大の165°まで倒れると、体感的にはもうフラットです。5本の足が通常のデスクチェアより広がっているので、これだけ倒しても安定していますが、深く倒した状態でロッキングすると少々焦りますのでご注意ください。

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GALAXHERO_ADJY601操作レバー
右サイドには、車のシートと同じような背もたれをロックするレバーがあり、すぐ下には昇降用レバーがあります。昇降用レバーを横に引き出すとアンロックされて、ロッキング機能が利用でき、シートの下にある大きいダイヤルでロッキングの負荷強度を調整します。

ランバーサポート

ランバーサポート
ランバーサポートとは、腰に当てる小さなクッションのことで、背骨を自然なS字にしてくる働きがあります。要は自分の気持ちいい位置にクッションを調整して当てて、背中の疲れを低減しましょうってことですね。 この小さいクッション中のウレタンは、座面より若干柔らかい感じがします。

5.使用感

GALAXHERO_ADJY601PC作業
この1週間ほど実際にこの製品に座ってパソコン作業や動画視聴、軽いゲームなどをやってみました。

座り心地は良いです

座面は非再生高密度高反発ウレタンフォームを使用していて、比較的硬めです。安価な椅子では再生品のウレタンフォームが使われていることが多いですが、非再生品ということで耐久性は良さそうです。見えないところの品質を重視している所は、実に好感が持てます。

肝心の座り心地については、個人的な好みがありますので、購入前に実際に座ってみるのが一番ですが、田舎に住んでいるとそういった機会はなかなかありませんから、通販で購入する際の一番の懸念材料ではありました。

使い始め、少し固めの座面には少々不安もありましたが、この一週間の使用でその思いも払拭されるほど快適な使い心地でした。そもそもゲーミングチェアは、長時間の使用が前提としているので、座面がヘタってしまわない耐久性が求められますから、高密度高反発ウレタンを使ったモノが多いです。なので、座り心地については、どのゲーミングチェアも似たようなものかもしれません。

ゲーミング座布団を合わせるのもありかも

「反発の強い座面も悪くないけど、もう少し当たりが柔らかいと気持ちいいのに。」 そういった気持ちもありましたので、低反発と高反発を組み合わせた製品がないものかとネットを検索してみると、インテリアメーカーShinnwaから「ゲーミング座布団」という商品が販売されていました。 まさに低反発と高反発ウレタンの二重構造!考えることは同じなんですね。 私は、ここ何年も低反発座布団を愛用していたので非常に惹かれます。

ひじ掛けの自由度が欲しい

ひじ掛けの高さは調整できますが、前後左右の調整は出来ません。ですので、ひじ掛けに腕を置いてのタイピングは今一つです。ひじ掛けがあるから乗せたくなるんですけど、せっかくついているのですから、位置調整の自由度はあるとうれしいですね。 もし、ゲーミングチェアの購入を考えているなら、この辺りの作りは要チェックです。

机の高さには要注意

一般的に日本で発売されているゲーミングチェアは、座面の高さが低めなようです。参考までにGALAXHEROのゲーミングチェアの調整可能高は、43~51cm。

あくまで私(身長165cm)が実際に試してみた感じとなりますが、椅子の最低高43cmだと、机の高さは約63~65cm位、一番高い51cmだと机の高さは68~72cm位にまでなら対応できそうです。

もし購入を検討しているなら、「机が高すぎて合わなかった。」ってことにならないよう「高さ」には注意が必要だと思います。

オットマンはある方が楽

GALAXHERO_ADJY601動画鑑賞
動画視聴時には、背もたれを倒して足をすぐ横にあるベットに上げています。今回私が失敗した点は、オットマン付きにしなかったことです。

購入を検討していた時は、「まっすぐ前に伸びるオットマンか、チョイ斜め下とかはないの?」くらいにか考えていなくて、値段も若干高くなるので購入を見送りました。

あらためて自分の生活習慣を振り返ってみると、ダイニングテーブルに向かってノートパソコンを使っている時には、必ず対面の椅子に足を乗せておりました。実際楽なんですよね、なのにオットマン付きを買わなかったなんて…。

完全に不覚を取ってしまいました。予算が許すなら、オットマン付きをお勧めします。

4.まとめ

GALAXHERO ADJY601は、9月19日現在AmazonのGALAXHEROストアにて税込み14,980円から購入できます。

有名どころのゲーミングチェアは3~4万円くらいが主流ですが、その約半分の値段で購入できるのは、とてもコスパが良いと思いませんか? GALAXHEROと同じような価格帯のゲーミングチェアも他メーカーからも販売されていますので、どれを選んでも期待を裏切ることはないでしょう。

耐久性については、長期間使ってみないとわかりませんが、そんな低価格ゲーミングチェア激戦区の中でも、品質管理と安全に対する意識の高さが確認できたGALAXHEROは、良い選択肢の一つだと思います。

人間の頭の重さは、体重の約10%程度と言われています。日本人の成人男性の平均体重をざっくり60Kgくらいと想定すると、頭の重さは6Kgくらいですかね。2リットルのペットボトル3本分の重さを常に支えているのですから、そりゃあ首も痛くなるし肩も凝ります。 背筋を伸ばして正しい姿勢を保てるなら、その負担も軽減されるのでしょうが、座っての長時間作業、ましてやゲームなんてそうはいきませんよね。そこで開発されたのがゲーミングチェアですから、座り心地が悪い訳がありません(例外はあるとは思いますけど)。

たかが椅子に14,980円は高いのかって点ですが、仮に一日約2時間パソコン作業をして、それが週に5日あったとしたら、年間では約520時間机に向かっていることになります。

椅子の価格を時間当たりで割ると約29円/時間になります。言い換えると14,980円の椅子を使うのに一日2時間の費用が約60円という計算になります。こんな屁理屈みたいな数字は、高い買い物をする時の自分へ言い訳なんですけどね。

ウインタブの読者の方は、きっとパソコンに向かっている時間が長いんじゃないかと思いますが、パソコン環境を快適にすることは、たぶん正義なんじゃないでしょうか。

5.関連リンク

GALAXHERO ゲーミングチェア ADJY601:Amazon
Shinnwa ゲーミングチェア 座布団:Amazon

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