愛用しているVivotab Note 8用に外付けキーボード”ELECOM TK-FCP066BK”を使っています。必ずしも使用頻度は高くないのですが、やや大きく重い分だけ使いやすく、これを持っていることによる「いざというときの安心感」はハンパないです。
ELECOM TK-FCP066BK(キーボード)購入レビュー
一方、「いざというとき」はいつ起こるかわかりませんし、「いざというとき」じゃなくても、ちょっとキーボードで…的な機会は結構あります。なので、常にバッグに入れて持ち運べる、もうちょっと簡易なキーボードが欲しくなりました。というか買います。
・Bluetooth接続
・折りたたみ
・小型軽量
・そうはいっても使いやすくて気持ちいい
という基準で候補を選びました。本当は、接続が切れたりチャタリング(意図せずに同じ文字が連打される)したり、最悪の場合相性が悪くてつながらなかったりするBluetoothキーボードはあんまり信用出来ないのですが、メインのTK-FCP066BKもありますし、サブ用ということで割りきりました。
目次
iBUFFALO「ポメラ」用キーボード採用モデル BSKBB03WH
仕様
・キー数:80(日本語)
・キースイッチ:パンタグラフ
・キーピッチ:16.5mm
・キーストローク:2.2mm
・サイズ:使用時:276×18×104mm (スタンド含まず)
収納時:156×28×104mm
・重量:約400g
・電源:単4電池×2
・付属品など:スタンド内蔵
・実売価格:4,199円(Amazon・2014年8月2日現在)
評価
名機ポメラと同じキーボードということで、打鍵感とかは無条件に信用してもいいと思いました。ちょっと脱線しますけど、ポメラ欲しかったんですよね。ネックなのは重さで、400gというのは比較対象機種のさっくり2倍です。毎日持ち歩く前提なので、これは躊躇してしまうポイント。あと、開いたときの色が白しかない、というのも、私の真っ黒なVivotabとは間違いなく合いません。気にしなければいいんですけど。
ただ、この白と黒のコンビネーション、折りたたんだときのデザインはウルトラ警備隊の装備みたいだし、これはこれでイカスかも。
関連リンク
ディスプレイがない“ポメラ”――「BSKBB03WH」は仕事用モバイルキーボードの本命か?:ITmedia PCUSER
折りたたみ式ポメラBluetoothキーボードBSKBB03WHをしばらく使っての雑感:ノート100YEN.com
サンワサプライ 折りたたみ式Bluetoothキーボード SKB-BT15BK
仕様
・キー数:83(英語配列)
・キースイッチ:パンタグラフ
・キーピッチ:17mm
・サイズ:使用時:307×96×7.8mm
収納時:150×96×20mm
・重量:約200g
・電源:充電式
・付属品など:充電用USBケーブル
・実売価格: 4,080円(Amazon・2014年8月2日現在)
評価
充電式のキーボードです。乾電池を買わなくていいので、取り扱いはラクだと思います。パンタグラフ式なので、打鍵感も期待できそう。ただ、上の画像を見るとわかりますが、展開した時に中央部に大きめの隙間ができてしまうので、慣れるまでに時間がかかりそうです。あと、重さは200gと、ポメラキーボードの半分である、というのが魅力ですね。
この機種のウリは「便利なショートカットキー」なのですが、私は音楽をタブレットで聴く習慣はありませんし、あったとしてもわざわざキーボードを接続しないので、はっきり言って意味ないです。
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タブレット用のBluetoothキーボード6台を徹底チェック:ASCII.jp×デジタル
リュウド 折りたたみ式Bluetoothキーボード RBK-3000BT
仕様
・キー数:65(JIS配列/英語配列切替機能)
・キースイッチ:パンタグラフ
・キーピッチ:ヨコ18mm、タテ17.2mm
・キーストローク:2.3mm
・サイズ:使用時:285×98.5×14.5mm(スタンド部除く)
収納時:145×98.5×19.5mm
・重量:190g(電池含まず)
・電源:単4電池×2
・付属品など:スタンド内蔵、専用ソフトケース
・実売価格: 7,290円(Amazon・2014年8月2日現在)
評価
失礼ながら、リュウドというのはあまり耳にしないメーカーなのですが、折りたたみキーボードに関しては名声があります。実売価格も今回の比較対象機種に比べやや高めですが、元値はむしろ安いので、値崩れしていないということは間違いないです。それと、キー配列が日本語と英語をワンタッチで切り替えられるというのも魅力です。WindowsPCとWindowsタブレットの組み合わせで常用している人にはあまり関係ないですが、iPhoneなんかでもキーボードを使う、という人には便利だと思います。
キー入力もかなり気持ちよくできるようで、Webのあちこちで見かけるユーザーレビューの評判もかなりいいです。内蔵しているスタンドはどちらかと言うとスマホ用みたいで、タブレットをタテに置くのは厳しいようで、横向きに限定されてしまうのが難点ですが、考えてみればキーボード使うときは横向きですね、普通。
ちなみに付属品のケース、スウェード調で高級感があり、手触りも最高らしいです。私はこういうのにあまり興味がないのですが、好きな人は好きかも。
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で、Bluetoothモバイルキーボード買いました~(Xperia Z1 & VAIO Duo 11 連携):虎とパソコン -つれづれなるままに-
ICONIA W3-810 とベストマッチの折り畳みモバイルキーボードを探して辿り着いた リュウド RBK-3000BT は満足の一品【前編】:Tedious Days More×3
ミヨシ(MCO) 有線+Bluetooth両対応の折りたたみ式キーボード TOR-BT02
仕様
・キー数:79(日本語)
・キースイッチ:パンタグラフ
・キーピッチ:16.8mm
・サイズ:使用時:290.7mm×92mm×12.1mm
収納時:145.7mm×92mm×17.5mm
・重量:約145g
・電源:充電式
・付属品など:専用ケース、巻取り式USBホストケーブル、充電用USBケーブル
・実売価格: 7,063円(Amazon・2014年8月2日現在)
評価
このキーボード、以前の記事にも書いていますが、有線とBluetoothの両方に対応していて、例えばスマホとタブレットを目の前において、タブレットと有線接続していても、ワンタッチでスマホのBluetooth接続に切り替えられるという、ある意味変態スペックと言える機種です。ただし、iOS端末とは有線接続できません。この記事を読んでる人にはあんまり関係ないかもしれませんけど、一応。
キースイッチはパンタグラフ方式なので、打鍵感はよさそうですし、使っている人のレビュー記事を読んでみても、なかなか使いやすそうです。これはかなりグラっと来てしまうのですが、実売価格はリュウドのRBK-3000BTと変わらず、比較対象機種の中では高めなのがネックかな。
付属品はなかなか盛りだくさん、ケーブル類がしっかりついていて、よさげなケースもありますね。
関連リンク
有線。:A Dormouse In The Teapot
結論:ポメラにします
全く説得力がないのですが、私はポメラキーボードBSKBB03WHを注文してしまいました。どれも優劣つけがたい感じがして、かなり迷いましたが、結局のところ「ポメラ」というブランドに惹かれて決めてしまいました。なので、私の意思決定は全然皆さんの参考にはならないと思います。今回紹介したキーボードはスイッチがパンタグラフ式で打鍵感がよく、折りたたみではあっても十分実用に耐えるものばかりのはずです。以下、キーボード選びのポイントになりそうな項目をまとめてみましたので、参考にして下さい。
電池式か充電式か:電池式だと重量が重くなり、不意に電池切れなどすると面倒ですが、比較的長期間安定して使えるというメリットがあります。一方充電式の場合、電池交換が不要で、内蔵バッテリを考慮しても電池式よりも軽量であるというメリットがありますが、稼働時間は短めです。
キー配列:日本語(JIS)と英語の配列があり、一部のキーで配列の相違により異なる文字が入力されます。一番いいのは現在使っているPCと同じ配列ですが、リュウドのようにワンタッチで配列を切り替えることができれば仕様の異なる複数の機種に対応できるので、iPhoneとWindowsタブレットとかAndroidタブレットなどを併用する人には便利です。
キーピッチ・キーストローク:当然数値が大きいほうが使いやすいです。
スタンドの有無:私のように裸族(タブレットケース類を使っていない)の場合、キーボード使用時にタブレットを立てかけるスタンドが必要になります。私の場合はスタンドを内蔵している機種は折りたたみキーボードを選ぶ際に必須条件でした。