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エレコム ミニキーボード TK-FCP096 レビュー - 隠れた名品!Win・Mac両対応の有線キーボード(実機レビュー)

エレコム TK-FCP096
この度ライターに就任しました「こうせつ」と申します。2019年までは一読者として楽しんでいましたが、ぜひウインタブのライターに仲間入りさせていただきたいと直訴いたしまして、2020年より正式に執筆を開始させていただくことになりました。これまでは副業ライターとして、通信系・ガジェット系以外にもコーヒーメーカーのレビューや映画評などを中心に執筆してきました。今後も本業の合間になりますが、読者のみなさんが「これ使ってみたい!」、「次に買うならこれが良い!」という情報を提供していきたいです。

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趣味嗜好としては映画、音楽、AMラジオ、料理。休日に料理をしながらNetflixやAmazonプライムで映画を見たり、サブスクで音楽を聞いたり、移動中もRadikoでAMラジオを聞き続けるなど、音に包まれた生活をしています。PCの使用環境としてはWindows 10がメインですが、本業でちょこちょことMac OSを使うこともあり、また興味本位でChrome OS(USBメモリ起動のもの)やLinuxも触ったりしています。スマホはAndroid端末を使い続けています(iOS端末はiPhone4が最後)。

今回は自己紹介代わりに私が使用している外付けキーボード「ELECOM TK-FCP096」をご紹介します。

1.スペック

エレコム TK-FCP096
色は黒(TK-FCP096BK)と白(TK-FCP096WH)の2種類です。こちらのキーボードは

・有線USBキーボード
・テンキーレス
・パンタグラフ方式

で、接続方法はUSB-Aのオスです。スペックと見た目は非常にオーソドックスなものではありますが、「Windows」と「Mac」の両対応という特徴があります。また、Playstation 4での動作もできるようです。それと、公式にアナウンスはされていませんが、USB On-The-Go(OTG)機能に対応したスマートフォンであれば変換アダプタを使用して文字入力が可能です(手元にあるAQUOS RとXperia X Compactで確認)。

2.筐体と使用感について

エレコム TK-FCP096
一見すると、普通の有線キーボードですが微妙に違う点があります。Windowsキーの下に「cmd」、Altキーには「Option」、無変換と変換キーにはそれぞれ「英数」と「かな」、QとWには「Win」と「Mac」が刻印されています。

エレコム TK-FCP096
パソコン接続後に「Fn」+Q[Win]でWindowsモード、「Fn」+W[mac]でMacintoshモードに切り替えることができます(個人的に「WキーでWindowsじゃないのか?」と思わなくはないのですが、それはそれとして)。

エレコム TK-FCP096
また、マルチファンクションキー搭載で、[Fn]キーとの組み合わせでの音量上下や画面輝度の変更が両OSどちらでも可能です。ただし[Fn]キーが[Alt]キーと同様、左側に1個しかないので、フルサイズのキーボードに慣れている人にとっては少し不便かもしれません。

使用感として、個人差はあると思いますがミニキーボードとしてはしっかりと打鍵ができる筐体になっています。安価なミニキーボードにありがちな「キーボードを強く押すと全体が歪む」ようなこともなく、強くキーを打ってもキーボード全体で圧力を受け止めてくれるような感覚です。

エレコム TK-FCP096
ミニキーボードのため高さ調整の機能はありませんが約20mmの滑り止めゴムが、奥側に3個、手前側に3個、計6個ついているので、使っているときに動いてしまうということはありません。

エレコム TK-FCP096
高さは奥側で21mm、手前側で7 mmです。この絶妙な傾斜で、使用しているときの音に関しても、極端にうるさいわけでもなく、かといって無音ということでもない、いたって普通の打鍵音がします。

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メーカーHPによるとキートップ下に鉄板を入れて安定感を確保しているとのことです。そのため、他社の同等品では300gを切る機種があるところ、400g弱という比較的重量のあるモデルになっています。持ち運びを前提としていない機種ですので大きな問題ではないと思いますが、モバイル用にも使いたいという方にとっては注意しておく必要がありますね。

エレコム TK-FCP096
キーピッチは19mm。使いやすさ最強といわれているHappy Hacking Keyboardのキーピッチが19.05mmということなので、ほぼ同等のサイズです。使っていてもちょうどいい大きさで一般的なノートパソコンと同じようなパンタグラフ式で軽い打鍵での入力が可能です。

3.Win・Mac両対応

前述の通り、TK-FCP096の特徴はWindowsとMacintosh、両方のOSに対応しているということです。これ1台あればMac専用のキーボード不要で使い分けができます。

MacOSを使ってみたいという方にとって、入門になるのはデスクトップタイプの「Mac mini」です。価格は中古なら5万円程度、新品なら10万円で買える機種ですが、純正のキーボードが1万円以上になるので流石にちょっとお高めです。Windowsの場合、安ければ1000円以下のキーボードでも使えるという中で高品質とは言っても1万円のキーボードは高い、それにWindowsのキーボードと並べるにはスペースが足りないという場合に2,000円以下で購入できるのは非常に価値があります。

また、私個人としてこのTK-FCP096の最大の特徴は「MacBook Proのキーボードの上に重ねて使える」ことだと思っています。

エレコム TK-FCP096
写真はMacBook Pro 13インチモデルに載せたものですが、縦横の幅もピッタリでトラックパッドも問題なく使えるというサイズ感です。MacBook Pro 13インチはタッチバーとバタフライキーボードが搭載されているため、ライティングを中心に行う私にはミスタッチが多くなりストレスが溜まることと押し心地のないキーのために指への負担がかかってしまうということがあります。

4.まとめ

エレコム TK-FCP096は有線のUSBキーボードです。Bluetooth対応のキーボードが増えているため隠れていますが、個人的に超おすすめですので紹介させていただきました。Amazonでは1月6日時点で黒モデル・白モデルとも1,475円で販売されています。

エレコムに限らず、この手の外付けキーボードには仕様の異なる兄弟機種がたくさんあることが多いです。「数字の入力もよく使うからテンキー付きの方が使いやすい」という場合には「TK-FCP097シリーズ」があります。キーピッチ19mm、キー下の鉄板などスペック・構造ともTK-FCP096に同じものにテンキーが付いたモデルです。Amazonでは黒モデルが1,586円、白モデルが1,598円で販売されています。

また、同タイプでワイヤレスキーボード(レシーバー利用)のテンキーレスモデルとして「TK-FDP098Tシリーズ」、テンキー付きで「TK-FDP099Tシリーズ」もあります。Bluetooth対応でWin・Mac以外にもiOSとAndroidでも使用可能な テンキーレスの「TK-FBP100シリーズ」、テンキー付きの「TK-FBP101シリーズ」があります。

いずれのタイプもキーピッチや構造などはTK-FCP096と同じものなので、接続方法とテンキーの有無でお好みのキーボードが選べるのは嬉しいですね。

Bluetoothで軽量化した(鉄板なしと思われます)Win・Mac・iOS・Android対応の「TK-FBP102シリーズ」もありますのでそちらもぜひチェックしてみてください。

TK-FCP096シリーズはMac OSでも使い慣れたパンタグラフ式キーボードが使いたいという方にとって強い味方になってくれるはずです。

5.リンク

TK-FCP096シリーズ:エレコム
有線 パンタグラフ ミニキーボード TK-FCP096:Amazon

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コメント

  1. 匿名 より:

    まさにFDP-098(レシーバタイプ)を利用していますが
    値段を考えるとコスパよく感じますね。

    普段使っているのがRealforceなので比較対象があれですが,それでもやはりコスパはよいです。