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エレコム TK-DCP03BK、TK-DCP02BK、TK-DCP01BK ー タブレットのことをよく考えた外付けキーボードが登場

ELECOM TK-DCP03BK
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Windows タブレットの売れ筋が10インチ以上でキーボードの付属する製品にシフトしていますが、まだまだ8インチサイズの製品は販売されていますし、AndroidタブレットやiPadなど、タブレット専用機というのも人気がありますよね。

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タブレット専用機の場合でも、外付けキーボードを一つ持っておくと便利です。また、中華製品の場合はキーボードが別売りだったり、専用キーボードがあっても英語配列ですから、やはり外付けキーボードの存在意義は大きいと思います。

ELECOM TK-FCP066BK
私もタブレット用の外付けキーボードを持っています。もう2年以上前に購入した「ELECOM TK-FCP066BK」という、USB接続の有線キーボードで、タブレットを立てかけるための溝がついていてサイズ感もよく(重量はやや重いです)、今でもよく使います。

私の場合、小型タブレットはキーボードを接続しないで使うことがほとんどなのですが、UEFI(BIOS)をいじるときとか、実機レビューでいろいろな作業を試すときなどに使うことが多く、使用頻度はそんなに多くないですが、ないと困る、という存在です。

で、ELECOMが新しいタブレット向けのキーボードを発表しました。3機種あるのですが、私が使っている「TK-FCP066BK」の後継製品と言えるもので、便利な新機能が盛り込まれています。

1.共通の特徴

3機種に共通する特徴を、エレコムのプレスリリースから転載します。

●タブレットやスマートフォンをキーボードに立てることができる据え置きタイプ
●タブレットやスマートフォンが倒れないように、通常のキーボードより重量感のある設計で安定したタイピングを実現
●付属のタブレットアジャスターを調整することで、スタンド部分を3段階の厚みに変更可能
●タブレットを置くことで「電源オン」、取り外すことで「電源オフ」のカンタン接続
●Mac用配列、iOS用配列、Windows/Android用配列をOSによって切り替え可能
●Mac、iOSでも日本語配列で使用可能 ※1
●乾電池1本で動作可能、またUSBによる給電にも対応し、電池切れの心配が不要 ※2
●マルチペアリング対応により、スマートフォンやタブレットなど3台までのデバイスを瞬時に切り替え可能
●キータイプには、ノートパソコンのキーボードなどで使われるパンタグラフ方式を採用
●ボリュームやメディアプレーヤーの操作が可能なマルチファンクションキーを装備 ※3
●トップケースは指紋が目立ちにくいマット調表面仕上げ
●キーとキーを離したアイソレーション設計により、複数のキーを同時に押してしまうタイプミスを軽減
●キートップにはスタイリッシュで見やすいオリジナルフォントを使用
●Android端末で、キーボードの印字通りにキー入力ができるアプリ「ELECOM Keyboard layout」に対応 ※4
※1:Mac、iOSはかな入力に対応しておりません。
※2:別途USB給電用のACアダプターが必要です。
※3:使用環境によっては正しく動作しない場合があります。
※4:Android4.1以降専用

また、3機種のスペックは下記のとおりです。

ELECOM TK-DCPシリーズ スペック表

クリックで拡大します

つまり、この製品はTK-DCP01BK(Bluetooth接続専用)を除き、Bluetooth接続とUSBによる有線接続の両方に対応し、キーボードを立てかける溝がついています。また、Windows、Android、iOS(MacOSも含む)いずれのOSにも対応し、タブレットを立てかけて使う場合は12.9インチサイズのタブレットまで対応します。つまり、およそほとんどのタブレットやスマホに対応するということですね(Windows 10 Mobileのみ対応不明)。

また、キーピッチは17.5 mmですから通常サイズよりは小さめながら、パンタグラフ方式が採用されており、タイピングがしやすくなっています。

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ただ、重量はそこそこ重いです。上の「共通する特徴」のところにあるように、モバイル利用を想定したものではなく、少し重くなるかわりに安定したタイピングを狙った製品だと言えます。ちなみに私が使っている前身機「TK-FCP066BK」も460 gありますが、当然持ち歩きはできます。その場合、一緒に持ち歩くタブレットは8インチサイズであることがほとんどなので、個人的にはあまり気になりません(本当は少し重いですが、持ち歩く頻度が非常に少ないので)。ただし、厚みがあるので、バッグは大きめのものが必要になりますね。

ELECOM TK-DCPシリーズ 同梱物
こちらが同梱物です。タブレットを立てかける溝に使うスペーサーは厚みの異なるものが2枚、給電とタブレット接続用のUSBケーブル、そしてmicroUSB ー USB変換プラグがついています。なお、TK-DCP01BKのみBluetooth接続専用機となっているため、変換プラグは付属しません。

2.TK-DCP03BK

ELECOM TK-DCP03BK
3機種中の最上位モデルが「TK-DCP03BK」です。この製品のみトラックボールも装備しています。実機に触れていないためトラックボールの使用感についてはコメントできませんが、最低限マウスなしでも必要な操作が可能になることは間違いありません。

3.TK-DCP02BK

ELECOM TK-DCP02BK
こちらはトラックボールがつかず、Bluetooth/USB接続両対応の「TK-DCP02BK」です。形状が私の使っているTK-FCP066BKにそっくりですが、有線でも無線でも使える、というのが大きいですね。キー配列もTK-FCP066BKと同じです。ただし、Bluetooth接続なので、電源スイッチもありますし、セレクター(この製品は3つの親機とマルチペアリング可能です)もあります。

4.TK-DCP01BK

ELECOM TK-DCP01BK
こちらが一番低価格でBluetooth接続専用の「TK-DCP01BK」です。少なくともこのアングルから見るとDCP02BKと全く同じにしか見えません。実際USB接続ができないという以外は全く同じ筺体なのだろうと思います。

5.価格など

エレコム TK-DCPシリーズは2017年1月中旬の発売予定となっており、価格は下記のとおりです。

TK-DCP03BK: 17,280円
TK-DCP02BK: 11,502円
TK-DCP01BK: 9,580円
※すべて税込み価格

エレコムの製品はAmazonなど多くの通販サイトで扱われており、定価よりも安く購入できることが多いので、実売価格はもう少し低くなると思います。

この製品が、ということでなく前身期のTK-FCP066BKを愛用している者として書くと、「タブレットのお供にこれくらい便利な製品はない」と思っています。特にタブレットを立てかける溝はすごく便利ですし、正直打鍵感はあまりよくないけれど、必要なキーが省略されずについており、やや小さいキーサイズに慣れてしまえば非常に便利に使うことができます。

この製品(前身機です)で長時間のテキスト入力をしたこともあります(メイン機不調のため)が、多少疲れが大きいものの、十分に必要な作業をこなすこともできました。なので、タブレット専用機を使っていて、「一応キーボードも持っておきたい」という人にはおすすめできますね。

6.関連リンク

タブレットなどを立て掛けてキーボードから文字入力!トラックボール付き・有線対応などスタンド式Bluetooth®キーボード 3製品を発売:エレコム ニュースリリース
ELECOM TK-FCP066BK(キーボード)購入レビュー
※ウインタブを開設して間もなくの頃書いた前身機のレビュー記事です。これを書いた2014年3月19日のウインタブのアクセス数は「12セッション、14ページビュー」でした!

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コメント

  1. タケル より:

    無線・Bluetoothと有線接続の両方を備えたキーボードで且つポインタデバイスを付属した物って意外と少ない、ってか他にない? と思うので、マウス買わない私としては、これは個人的にすごい欲しくなりました。

    実売価格が気になるところ。
    ぶっちゃけ価格がかなり高いですよね。

    • wintab より:

      タケルさん、こんにちは、コメントありがとうございます。タッチパッドよりもこちらのほうが使いやすそうな気がします。実売価格はいまんとこ9,000円くらいが最安値っすね。もう少し下がるかなあ。

  2. natsuki より:

    確かに定価高いですね。01と02は、前機種がまだまだ売っているので、実売はそれプラスαくらいなってほしいですね。前機種との明確な差はマルチペアリングくらいだけど、周辺機器でマルチペアリングの有無は大きいので、前機種+1000円くらいなら即決なんですが。

    03は、欲しいけど競合品があんまりないから値崩れしにくそう…