ドスパラ(会社名はサードウェーブ)が運営するIT輸入雑貨屋さんの上海問屋から、ゲーマー向き、というかおそらくゲーム専用と言っていい「左手用キーボード」が発売されました。一応対応OSがWindowsのみとなっていますが、上海問屋の製品ページには「PCでもスマホでも」という記載があるので、スマホでの利用も可能と思われます(ただし、機種に合わせた変換アダプターが必要です)。
「左手用のキーボード」というのは製品ジャンルとして確立されていて、Amazonなどで検索するとたくさんの製品がヒットします。今回紹介する上海問屋の製品は左手用キーボードとしては低価格な部類に入り、その割に機能はかなり本格的なものとなっています。
これがスペックです。USB2.0の有線接続で、青軸風のメカニカル、でもキー数はわずかに35しかありません。当然コンパクトサイズになっていて、横幅は15センチ足らずです。
これがキー配列。私はゲーマーではないのでこの種のデバイスは見慣れておらず、第一印象は「本当にキーボードの左半分だけなのね…」。しかし、よく見るとWindowsキーはありません。ただこれ、テキスト入力は無理ですね。どう考えても…。
ゲーミングキーボードらしく、バックライトがカラフルになっています。また、F1~F5キーに関してはキーの機能を変更できます。なので、数字の7,8,9,0とか「=」は使えますね。しかし、それ以上に複雑なキーマッピングの変更はできないようです。
Cherry MXではありませんが、ゲーミングに適していると言われる「青軸風」のメカニカルキーボードです。お値段の割に本格的ですよね。
特にFPS(ファーストパーソン・シューティングゲームのこと。一人称視点でプレイするシューティングゲーム)で有利になるとのこと。ただ、このへんは私にもよくわかりません。おそらくゲーマーである読者のほうがピンとくるのかな、と思います。
上海問屋 バックライト搭載 左手用メカニカルゲーミングキーボードはドスパラ公式サイト内の上海問屋コーナーで販売中で、8月19日現在の価格は2,999円(税込み3,238円、送料無料)です。青軸風メカニカルキーボードで、サイズが半分なので、お値段も普通の青軸風メカニカルの半分、というところでしょうかw
この製品の場合、完全に使い手を選ぶというか、正直なところゲームをやらない人にとってはあまり意味のないものだと言えます。一方で低価格なこともあり、ゲーマーにはかなり魅力的な製品に映るのではないでしょうか?最近ウインタブのライターになってくれた、ご自身がゲーマーでもあるtakumiさんによれば「キーバインドは大抵のゲームで出来ますが、使い勝手については実際に試してみないとなんとも言えません。でも興味はあります。」とのことでした。
それと、先日記事を掲載した「BlueStacks 4 Beta(PCでAndroidのゲームができるアプリプレイヤー)」の場合だと、ソフトウェアで個別キーの機能割り当てが可能になっていますので、この製品との相性はかなりいいのではないか、と思われます。ゲーマーの皆さん、いかが?
コメント
おっさんゲーマーとして言わせて下さい。
確かにFPSでは便利になりますが、その他のショートカットを多用するソフトにも有用です。
photoshopやIllurtrator等でも便利に使えますよ
ケルベロスさん、こんにちは。そういえばイラストを描く人が「左手デバイス」って使ってますよね。そんな感じなのかな?私もいっぺんこれを使ってみたいです。
こんにちは。いつも楽しく読ませて貰ってます。
イラレやフォトショップってショートカットを多用するんですよ。
その為に探している人は多いと思います。
イラレや等に限らず、エクセル等で多用するので有れば選択肢に入りますよ。
今はゲーム用と名乗っているデバイスしか無いですからね。
(昔はマウスみたいな左手用デバイスが有りましたけど)
FPSではマウスを大きく動かすスタイルの人がいて、デスク幅などの環境次第でフルキーボードだとぶつかる事があります。400x400mm超のマウスパッドをいっぱいに使う人もそこそこいます。
そういう人が好んで使うテンキーレスを更に尖らせたのがこの手の製品。有名メーカーさんが出しているモノに比べ、確かに安いですね。
リアフォユーザさん、こんにちは。私FPSをやったことはありますが、熱中するレベルに到達しなかったので、そのへんのところはよくわかりませんでした。eSportsの大会観戦なんかをしたらもう少し実情がわかるのかな、と。
これは、最近遊んでいるarea4643に最適! と、一部にしか通じないネタはともかく、イラストソフトなどの左手デバイスとしては、ショートカットをたくさん使えるこういうハーフキーボードか、タブメイトのようなコントローラータイプか、迷うところですね。