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Aliexpressで超激安なSSDを購入してみた結果……

Somnambulist SSD
こんにちは、買い物にスリルを感じるのが大好きなnatsukiです。Aliexpressで、容量2TBの2.5インチSATA接続SSDを、なんと7,000円台で購入しました。まず先に言っておくと、容量偽装ではないです。が、やはりというかなんというか、トラブルが発生しました。ということで、完全に「世の中にはこういうこともある」というネタ話です。間違っても、お勧めする記事ではありません。格安ストレージは、Aliexpressに限らず、Amazonなどでもよく見ますので、商品の目利きやトラブル対応の参考にしていただければと思います。なお、Aliexpressがどのようなシステムかとか、SSDを選ぶにあたっての基礎知識などについては、冗長になるのでこの記事で深くは触れません。とりあえず、Aliexpressの利用にあたっては、出品者や商品の見極めが非常に重要なこと、今回の話は、はじめからその辺を分かった上であえて危ない橋を渡って遊んでいるということは、あらかじめご承知おきください。

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1.購入

order
購入したのは、この製品。まず、Aliexprssで販売されているストレージ系は、容量偽装の完全なまがい物も多く、特に慎重な目利きが求められるジャンルです。ブランドなどの表面上の情報はもちろん、出品者の各種情報やレビューなど、総合的な判断が必要です。さてこのSSDのブランド名は「SomnAmbulist」。一応、私が購入したところを含めていくつかの業者が扱ってはいるブランドなものの、率直に言ってAliexpress内ですら比較的マイナーなブランドです。ネットで検索しても、メーカーサイトなどは見当たりません。そしてご覧の価格。クーポンなどもろもろ適用して、この円安のご時世にもかかわらず、なんと、容量2TBが7,248円。

SATA接続のSSDは、日本のAmazonでも、最近の価格だとSUNEASTなどのブランドであれば(SUNEASTの品質や信頼性の評価については本記事の主題ではないので置いておきます)セール価格で1TBが6,000円台というものも散見します。それと比べても、約半額。当然、最大限の警戒を要するわけですが、今回は、様々な情報を総合的に見て、私の判断では、少なくとも容量偽装ではなかろうと考え、購入してみました。

2.筐体、そして問題が……


はい、届きました。配送期間は注文から6日と、Aliexpressの送料無料としては優秀。一方、包装はご覧の通り、薄いプチプチ袋に入れて、いつもの灰色ビニル袋で包んであるだけ。オイオイ、曲がりなりにも精密機器をこの包装はヤバくないかい?と思ったわけですが、案の定の展開が待っています。

shake
表面です。材質はプラスチック。まあ、どうということのない、2.5インチSSDです。そんなことより大問題は、ふ、振ると、カラカラ音がするゥッッッッ!!(笑)

3.紛争申し立てとその結果

さて、ヤバい臭いがプンプンするわけですが、動作するかしないかで言ったら、とりあえず問題なく動作するんですよね。後述のように容量偽装でないことも確認しました。さて、するとここからどう主張すべきか難しい判断です。

最終的に、「丁寧に開けていますよ」というのが分かるように撮影をしながら、思い切って蓋を開けてしまいました。はい、もちろん一般的にはこれやったら普通は保証が切れるのでダメですよ。異音がする時点で販売者に連絡しましょう。なお、はじめから不安な製品でもあったので、開封から、分解時の様子とか、ベンチマークの計りはじめと終わりなど、要所要所はしっかり動画で撮影してあります。うーん、すっかりトラブル慣れしてきたもんだ(笑)。で、こいつの場合はツメではめ込んである方式のため、ギターピックや工作用ヘラ類を使って、「内部にダメージをあたえるような開け方はしていない」ことが伝わるように、慎重に作業します。こういう工具類はひと通りそろっているんで。

damage
はい、ここです。フェライトコアのインダクタが欠けています。個人的には、ドローンの電圧昇降モジュールによくお目にかかる部品で、これがまたよく欠けるんですわ。そうだよね~、フェライトコアは欠けたって仕方ないよね~、……って、それで許されるわけあるかいッ!

今回の場合は、明らかな破損なので、いきなり「紛争(dispute)」で申し立てました。商品を受け取ったが異音がすること、内部の部品に破損を発見したことを、「分解してしまった」というところは慎重に言葉を選びつつ、証拠の画像付きで提出しました。なお、こういったやり取りは、以下もあわせてもちろんすべて英語です。

solutions
すると、約半日で、出品者ではなくAliexpressから返信が来ました。大意は次の通り。

「返品と全額の8,553円返金」か「4,276円の返金」のどちらかを選択してください。または、商品が動作しなかったり動作に問題がある場合は、そのことが分かる動画を送ってくれれば、返金の割合を増すことを検討します。

さらに、返送する場合の細かい注意事項についてなどの丁寧な説明も付属していて、さすがにAliexpressからの返答なので、選択肢は明確です。

shipping
返送費用とAliexpressの提示した金額について、補足しておきます。Aliexpressは、各商品の配送情報にも様々な保証の表示があり、こういった情報も、商品購入時に信頼性を量る重要なポイントです。上の画像は、保証の整っている製品の例で、このSSDのものではありません。もちろん、「Free Return(返送無料)」に対応している商品は、より信頼性が高いと言えます。ただし、私が知る限り、SSDのジャンルについては(というか電子機器一般で)、Kingstonのトップブランドマーク付きのような比較的信頼性の高い出品者の商品ですら、「Free Return」保証付き製品というのは見かけません。さて、今回購入したSSDも、もちろん返送無料には対応していません。そのため、返送する場合の費用は原則的に購入者負担となります。これは、購入時に織り込み済みのことです。ところが、Aliexpressからの返答には「seller pays the return shipping fee」とありました。一方で、返品を行う場合の返金額が、実際に私が購入に支払った金額より千数百円多くなっていますが、レートの変化やクーポン等の割引を計算し忘れたとしても、どう組み合わせても額が合わず、これは謎です。もしかすると、返送費用も織り込み済みの額なのかも知れませんが、後述のように、結局、返送はしなかったのでよく分かりませんでした。ちなみに、日本からこのSSDを返送する場合の実際の費用は、追跡あり(追跡情報はこちらから発送したことを証明するために絶対に必要です)の国際eパケットライトで695円~770円。返金の増額分で十分にまかなえます。いずれにしても、もともと返送無料非対象であったことも合わせると、良心的な対応と言えるでしょう。

さて、考えどころです。返送して差し引き数百円のプラスを取るか、差し引き約3,000円の出費で、とりあえず動く2TBのSSDを手に入れるか。

返送した場合、トラッキング情報を送れば、返金されることは確実です。ただし、少なくとも返送品が中国に着くまでの時間はかかるし、先方の状況次第では(ヒドいときは、そもそも出品者の住所情報がいい加減な場合すらある)何かと面倒な事態が発生してさらに時間がかかることも考えられます。え?それを楽しんでるんだろって?まぁ、今回の買い物は、こういう怪しい商品を買っている時点でそういう面は否定しませんが(笑)。一方で、手元に残しておけば、これはこれでいろいろ遊べそうで、オモチャとして手放すのも惜しく感じます。もともと想定用途は、オリジナルデータはある上での、データを持ち運ぶためのポータブルSSDに使うつもりだったので、一時的に大容量が保存できればとりあえず十分なんですよね。

結果、かなり迷いましたが、「4,276円の返金」を選択して、現物は手元に置くことにしました。以下のように、動いてはくれちゃうので、これ以上返金率を引き上げることはできませんね。

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4.性能チェック

測定環境

ORICO 25PW1C-C3
さあて、インダクタの欠けがどの程度性能に影響を及ぼすかは不明ですが、各種測定を行ってみます。測定環境は、SSDケースに「ORICO 25PW1C-C3」を使用。多くの2.5インチHDD/SSDケースは、最大転送速度5Gbpsですが、こいつは6Gbpsのスペックで、実際に他のケースと比べると、測定結果に有意の差が出る優れものです。これを、Lenovo Yoga 770のUSB 4ポートに接続して測定します。

「h2testw」によるチェック

h2testw
h2testwによる容量偽装のチェックです。何しろ2TBもあるんで、9時間弱もかかりました。ご覧の通り、容量偽装はありません。

「CrystalDiskinfo」によるチェック

crystaldiskinfo
定番のCrystalDiskinfoによるチェックです。って、S.M.A.R.T.がほとんど読めねぇ! とりあえず、こちらで表示されるシリアルナンバーと、製品裏面に貼ってあるシリアルナンバーはまったく一致しません(笑)。これは初回接続時の測定値なんですが、なぜか電源投入回数は「4」。温度は、ベンチマーク時でも50度台前半。温度センサーの精度がどのくらい信頼できるか分かりませんが、チップを直接触ってみた感じ(笑)もそんなものなので、おおむね正確かと思います。そういえば、ディスクの初期化をせずにいきなり使えましたね。

「SSD-Z」によるチェック

ssd-z_02
これまた定番のSSD-Zによるチェックです。こちらは、表示されているとおり20時間以上使用してから測定したものとなります。やはり「n/a」が多いですね。

ssd-z_smart

クリックで拡大します

S.M.A.R.T.については、SSD-Zであればかなり項目を読み取ることができました。

「CrystalDiskMark」によるデータ転送速度ベンチマーク

crystaldiskmark_
データ転送速度計測定番の「CrystalDiskMark」によるベンチマークです。むむ、やや遅い。他の人の商品レビューを見るに、Read/Writeともに、容量空っぽなら500MB/s前後は出るはずなんだが(公称値は容量240GBの製品でRead最大550MB/s、Write最大500MB/s)。やはり破損の影響か?もっとも、実用レベルではさほど問題にならない、「不具合」とまでは言い難い微妙な数値です。

crystaldiskmark(64gb)
DRAMレスが弱いとされる、テストデータを大容量の64GB(デフォルトでは1GB)にして再ベンチマークしてみました。このSomnAmbulistのSSDは、価格からして予想はつきますが、もちろんDRAMなんか積んでません。すると、ものによっては書き込み性能が大幅に落ちる場合もあるようですが……、おやおやおや? ランダムライトのQ32T1とランダムリードのQ1T1は下がったものの、シーケンシャルアクセスはほとんど変わらず。これは予想外の健闘。安物とはいえ、最近のはコントローラーで何とかしてるんですかね? あるいは、全体の容量がデカいから? 読み出しはあんまり関係無いはずなので、ランダムリードQ1T1の低下はよく分かりません。

大容量データ転送時のスペックダウンをチェック

test data
実際に、このような約200GBのデータを書き込んで、速度を見てみます。

copy
当然ながら、細かいデータの書き込みにはもたつきを見せたものの、画像やデータなど比較的サイズの大きいデータでは、一貫して300MB/s強の速度を最後まで維持。DRAMレスながら、途中からの速度低下もなく、ベンチマーク値までは出ないものの、ポータブルSSDとしては十分に実用合格ラインです。

5.チップの確認

chip
さあ、どうせもう開けちゃっているので、猛者の方々はチップが何かとか気になってソワソワしている頃かと思います。ご覧いただきましょう。見ての通り、コントローラーとフラッシュメモリーチップのみで、DRAMはありません。コントローラーは「MAXIO MAS0902A-B2C」。フラッシュメモリーチップは「29F08T2A0CQHI」。SSD分解してみました系の画像で、比較的よくお目にかかる型番な気がします。なぜか片側だけ刻印が非常に薄いのが、いい感じの怪しさを醸し出しております。いろいろ推測し出すとキリがないので、これ以上の論評はやめておきましょう。

6.まとめ

まさか誤解は無いと思いますが、容量偽装でないとはいえ、基本的にこのようなマイナーブランドSSDは、とても他人に勧められるものではありません。特に、信頼性を求める部分に使うストレージは、しかるべきメーカーのものをしかるべき販路で買うべきです。私も、OS入れたりとかバックアップ用とかには、ちゃんとしたの使ってますからね。

その上で、ひとまず、今回購入した「SomnAmbulist」ブランドのSSDは、SSDとして非常識なまでに安い値段でありながら、性能としては「本来ならばちゃんと使えるはず」のものでした。問題となるのは、当然ながら信頼性。今回の破損が、品質管理の問題なのか、配送中の事故なのかは分かりませんが、いずれにしても「ハズレ」を引いたことに違いはありません。つまり「ハズレ」を引く可能性があるということです。さらに、長期使用の上での耐久性は未知数です。

一方、Aliexpressのトラブル対応は十分なものであったと思います。もちろん様々な要因が絡んでくるので、毎回同様の対応が返ってくるかは分かりません。特に今回の場合は、分解してしまっているわけで、これは当然ながら一般的には保証対象外とされても文句の言えない行為です。それが通ったのは、Aliexpressのおおらかさや、良くも悪くも私が「Aliexpressでの紛争慣れ」していて、まあ、こういうふうに主張すれば通る可能性は高いだろう、という肌感覚があったことも一因かもしれません。もしも同様の場合は、当然のことなんですが、まずは分解せずに異音のする動画を送ることを勧めます。あとは交渉次第。ともあれ、きちんと主張すれば、Aliexpressといえどもちゃんと一定の補償はあるということです。

そんなわけで、かなり遊んだ内容となりましたが、激安SSDの警鐘として、または単なる読み物として楽しんでいただけたら、あるいはもろもろの要素を飲み込んだ上でこういうの大好物って方々の参考になりましたら幸いです。

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コメント

  1. 匿名 より:

    警鐘と書いて
    絶対に押すなよ!?と詠む
    南無三

    • natsuki より:

      よく分からずに買うと危ないので念を押して警告してありますが、色々分かっている人にとっては遊びがいのあるオモチャだと思いますよ。要は使いよう。あと、トラブルを楽しむ余裕があるかです。

  2. 匿名 より:

    安かろ悪かろうを、解ってない記事書く奴って嫌よね
    新品買ってるんだから、壊れてないのが当たり前みたいな風潮は糞日本人だけ

    • 匿名 より:

      キミ何人?

      • 匿名 より:

        ちなみに2023年現在のアリエクは返送を選択すると「あなたのアカウントは良好なので、全額返金しますが返品の必要はありません。」と、返品の意思を示すだけで返送しなくて良いとガイダンスされる場合が大半です。

        問題は、セラーの損失になる点でセラーに落ち度があってもセラーがバイヤーをブラックリストに入れることが多い点です。

        Amazonと違って売り手がブラックリストを作れるあたり、個人売買に近い仕組みを感じます。

  3. 匿名 より:

    その格安ssdはキャッシュ用途で再利用すればいいのでは?、とはいってもwindowsOSのディスクキャッシュの最大許容割当量は積載物理メモリの2倍量まで限界ですけど、これを超えるとOSの動作が不安定になる永遠のバグが残り続けています。ハードウェアをフラグシップモデルで統一してもこのバグは解消しません。

    win11の最新ビルドでもこのバグは解消しないのできっとマイクロソフトのエンジニアは触れたくないのでしょう。

    • natsuki より:

      アドバイスありがとうございます。
      ただ、マジな話として、日頃FPVドローンをいじっている身からすると、物理的衝撃を受けた基盤ってのは「燃える」ものだということを実体験しているので、目視できないところには置きたくないんですよね。もちろん、クラッシュしてナンボのドローンとはリスクのレベルが違いますが。
      さしあたり、異常発熱したらすぐ分かるように透明なSATAケースに入れた上で、当初の予定通りポータブルSSDとして運用するつもりです。

  4. 名無し募集中。。。 より:

    コントローラーとフラッシュメモリーチップのみで、DRAMはありません。コントローラーは「MAXIO MAS0902A-B2C」。フラッシュメモリーチップは「29F08T2A0CQHI」

    DRAM無いって、要領偽装と違うん?
    (?_?)

    • 匿名 より:

      DRAM有りとの表記なければ偽装じゃないでしょ。

      • natsuki より:

        フォローありがとうございます。
        ストレージ容量とDRAMは別物です。詳しくは「SSD DRAM」などで検索すれば解説が出てくると思います。
        にしても、一昔前は、DRAMがないとでかいデータをやりとりしたときに露骨に速度低下するイメージだったのですが、予想外の健闘でした。技術の進歩か条件の問題かまでは詰められませんが、とりあえず実用十分です。

  5. 匿名 より:

    逆に動いてなおかつ容量偽装じゃないことに驚きが隠せない

    • natsuki より:

      容量偽装でないことには、購入時にそれなりの確信がありました。まあ、目利きも慣れてきてるんで。その境地に至までにいくつも地雷を踏んでいますが(笑)。フツーに使えるだけというつまらん結果が本来なら良かったんですが、思わぬトラブルが発生したので、せっかくだからと記事にした次第です。この、目利きは、Aliexpressの買い物の欠かせない楽しみですね。とても他人にお勧めはできませんが。

  6. 匿名 より:

    一流ブランドのm.2ssdもどれも品質は悪
    一年使えば故障またはがたが来る
    メーカー保証利用はめんどくてしない
    データ管理が不自由になる
    保証書書類管理も完璧むり紛失とかある
    てことでどのみちわりきった使い方がいい
    使い捨てみたいなのりで低価格ほど得

    • natsuki より:

      何をもって悪かはさておき、私はきちんとした保証体制というのも価格のうちと思っているので、保証を使うつもりがないならないなりの購入計画はあるかと思います。もちろん、今回の購入は、使用中のトラブル保証までは勘案せずに購入したものです。

  7. 匿名 より:

    それは環境によるでしょうね
    過去に4台のうち1台であったかもだが
    いまはじつに安定してキャッシュ200ギガ
    いちど見直してみてはどうですか?

    • 匿名 より:

      写真を見ると最初から欠けたコアに印字されているみたい。基板実装時のチェックミスなのかな?
      SLCキャッシュが大きいタイプみたいなので、外付けで使うには良いですね。

      • natsuki より:

        欠けた経緯までは分かりませんが、ドローンでの経験からすると、フェライトコアが物理的ショックに非常に弱いのは事実です。ひとつ数十円程度のバルクの簡易昇圧モジュールとか、1/3くらいは欠けて届くもんで……。
        大量書き込みに耐えているのは、やはりSLCキャッシュでうまいことやっているんでしょうね。とりあえず、モバイルストレージとして使う分には性能的に実用十分です。

  8. 匿名 より:

    容量によってコントローラーとかの仕様も違うのかな?
    自分も似たような時期に512GBを買ったのですが、
    動作テスト後に、どうせ送ると買った時より送料が高いし保証は使えないからと、
    中を開けてみたらコントローラーはYEESTORのYS9082HPでした。

    • natsuki より:

      容量ごとに違う可能性はもちろんあるし、単なるロットの差かも知れません。国際大手メーカーのSSDですら、自社生産能力をもつごく一部のブランド以外は、ロットによってチップが違うことはザラのようなので、ましてやこのSSDの場合、そのことはあまり気にしなくていいかと思います。動けばよかろうなのだッッッ、って製品ですからね。もっとも、チップの型番見て、どんな経緯で寄せ集めたんだろうと推察するのは楽しいものですが(笑)

  9. 匿名 より:

    今からでも送り返して上げた方がいいと思います。
    彼らは日本人からのクレームにちゃんと対応した、という実績を欲しがってるはずです。

    • natsuki より:

      事情通のようですが、さしあたり使うものなので、また紛争もとっくに閉じてますので、そのまま使っていくつもりでおります。

  10. ななし より:

    400MB/秒そこそこで頭打ちなのはHDDケースが原因の可能性が高いです。
    私も以前、シリコンパワーのSSDと玄人志向のUASP/USB3.2 Gen1対応のHDDケースをセットで使用したら450MB/秒で頭打ちでしたが、このシリコンパワーのSSDをロジテック製のUASP/USB3.2 Gen2対応のHDDケースとセットで使用したところ、550MB/秒出ました。
    また、Yahooショッピングで買った得体の知れないUASP非対応のHDDケースは100MB/秒で頭打ちでした。
    速度はSSD以前にHDDケースによって差があるようです。

    • natsuki より:

      コメントありがとうございます。外付けだとこんなものですかね。一応、見かけはチープながら、Oricoブランドの6Gbpsのもので、手持ちの玄人志向など他社5GbpsスペックのSSDケースよりはスピード出ます。5Gbpsケースだと、シーケンシャルアクセスで300MB/s台前半〜半ばくらいですね。

      • ななし より:

        Aliexpressで同じ商品を買ってみました。
        960GBを買ったのですが、実際には1TBが届きました。
        ロジテック製のUASP/USB3.2 Gen2対応のHDDケースとセットで使用したところ、読み込み・書き込みともに520~530MB/秒でした。
        上記に書いた通り、ロジテック製のUASP/USB3.2 Gen2対応のHDDケースとセットで使用したシリコンパワー製の480GBは読み込み550~560MB/秒、書き込み520~530MB/秒なので、シリコンパワー製SSDよりも読み込みだけが少し遅い程度です。
        また、Crystal Disk Infoの項目もベンダー固有は1つもなく、すべての項目が表示されました。
        私の買ったものは当たりだったのかもしれません。

        実はその少し前にAliexpressで買ったNVMEの1TB SSDが大外れで、外付けSSDケースとセットで使用したところ、Crystal Disk Info上では1000MB/秒ちょっと出ていたものの、しょっちゅうサーマルスロットリングが発生して、実質的な速度は今回買った商品以下、しかも1時間かけて500GBのファイルをコピーした後にUSBポートから抜いて数時間経った後に接続したら認識しなくなり、SSDケースを変えても認識せず、たった1時間の使用でお亡くなりになりましたorz
        (おそらくハンダクラックによるリフロー案件)
        Aliexpressは怖いですね。

        • natsuki より:

          こういう品質を問う製品は、(Amazonですらある程度そうですが)特に「目利き」が要求されますね。トップブランドマーク付きの出品者から買うのが、ある程度は確実ですが。ちなみに、このSSDを売っていたFactory Direct Collected Storeは、前は確かにトップブランドマークがついていたはずなんですが、いつの間にか消えています。どう仕入れているんだろう?と妄想の膨らむ激安製品をたくさん扱っている、いかにもAliexpressらしい、ワクワクする(笑)出品者ですね。