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BLUETTI AC60 & B80 - 史上最小の容量拡張可能ポータブル電源。用途に合わせて容量を調整できます!

BLUETTI AC60 & B80
BLUETTIがポータブル電源「AC60」と拡張バッテリー「B80」を発表しました。具体的な統計数値は持ち合わせていませんが、ポータブル電源の市場は急成長していると言われています。長引くコロナ禍による「ソーシャルディスタンスの確保」から、アウトドアのレジャーが人気となっていることや、災害時の備えとしてポータブル電源が有効と考えられることも注目されている要因と思われます。

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かくいう私も昨年来宿泊を伴う旅行に数回行っていますし、今年に入ってからは車中泊を2度、また4月以降にはキャンプに行くことを予定していまして、「出先での電力消費、電源の確保」には少なからず関心を持っています。実際につい先日の車中泊ではBLUETTIにポータブル電源「EB3A」をお借りして、実際に車中泊で使ってみての実機レビューをしました。

お借りしたEB3Aはポータブル電源としては「超小型(容量268.8Wh)」の製品で、取り回しが非常に楽だった反面、お湯を沸かしたり電気毛布を使ったりする上では力不足を感じました。このあたり、私としても今後ポータブル電源のレビューや紹介記事の執筆に役立つ経験ができたと思っています。

前置きが長くなりました。今回発表されたAC60とB80は「もともとは別製品」なのですが、「セットで使うとすごく便利」なものです。トップ画像を見ていただくとイメージできるかと思いますが、ざっくり言うと「AC60がポータブル電源でB80はAC60に追加で電力を供給するためのバッテリー」で、AC60は単体でも使えますがB80は基本的にAC60とセットで使うことになります。

BLUETTI AC60 & B80

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こちらがAC60のスペック表です。容量は403Whでサイズ(重量)は8.6 kg、先日レビューしたEB3Aよりは大容量ではありますが、まあ「小型タイプ」です。

BLUETTI AC60 & B80
出力はAC最大600W(瞬間最大1200W)、USB Type-C出力だと最大100W、2つのUSB Type-Aポートは最大15W、DC出力と最大15W出力のワイヤレス充電にも対応します。先日のEB3Aを携えての車中泊ではなにげに「スマホのワイヤレス充電ができる」のが便利でした。また、スマホアプリも用意されており、スマホで細かい設定をすることもできます。

BLUETTI AC60 & B80
ポータブル電源を選ぶ際に注意したいポイントとして「AC最大出力」が挙げられます。PCとかスマホって他の家電製品と比べて使用電力はあまり大きくはなく、PCだと45Wとか65W、ゲーミングPCでも200Wくらいのことが多いですし、スマホなんて10W以下でも充電ができますが、電気ポット(1,200Wとか1,300Wが多いです)とかドライヤー(強風だと1,200Wくらい)、コンパクトなヒーター(600Wから1,200Wくらい)などは小型のポータブル電源では動作しないことも多いです。

AC60の出力は「最大600W」ですが、パワーリフティングモードというのがついていまして、このモードにすれば最大1,200W出力が可能です。キャンプでドライヤーを使うかどうかはともかく、1,200W出力ができると動作する家電製品がかなり多くなります。

ただし、電力量は「「消費電力(W)×時間(h)」で計算されますので、1,200Wの家電製品を20分使うと1,200 × 20/60(30)= 400Whとなり、AC60(403Wh)は「机上の計算上」空っぽになります。先日のEB3Aのレビューの際、私が「ドツボにはまった」のはこの計算を事前に理解していなかったためです。なので、400Whとか500Whクラスのポータブル電源を持って外に出たとして、「電気が使い放題」になるはずもありません。

で、B80です。

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BLUETTI AC60 & B80

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こちらがB80のスペック表。なお、このスペック表はBLUETTIに発表前にいただいたものなので、市販品のスペックとは若干異なる可能性があります。

B80は容量806Whと大きく、重量は9.9 kgあります。

BLUETTI AC60 & B80
B80はこのようにAC60と接続して使います。また、単なる拡張バッテリーとしてだけでなく、単体でDC出力はできます(AC出力はできません)。AC60+B80だと容量は1,209Whとなり、さらにAC60は2台のB80と接続できますので、AC60+B80+B80で2,015Whまで容量を増やせます。

BLUETTI AC60 & B80
AC60、B80とも、また他の同等クラスのポータブル電源も決して軽いとは言えませんけど、このようにハンドルがつき、持ち運びもできます。

BLUETTI AC60 & B80
あと、AC60、B80ともIP65レベルの防水・防塵性能を備えていますので、アウトドアで多少の雨に濡れても問題はありません(ただし、高圧の水を浴びせるとか水没させるとかは無理です)。

BLUETTI AC60 & B80
また、AC60はソーラー充電に対応しています(ソーラーパネルは別売りです)。それと、ここはウインタブ読者にとって重要な情報になると思うのですが、この製品はUPS(無停電電源装置)としても使えますので、レジャー用とか防災グッズとしてだけでなく、毎日のお仕事などでも役に立ってくれると思います。

BLUETTI AC60 & B80
BLUETTI AC60/B80は4月26日よりBLUETTI公式サイトで販売開始予定で、販売価格は開示されていませんが、メーカーによれば「お求めやすい価格を予定しています」とのことでした。また、公式サイトでメルマガ登録をすると、特別割引が受けられるようです(私も登録してみましたが、3月26日現在だと具体的な割引情報はありませんでした)。

ポータブル電源やモバイルバッテリー、急速充電器などはどうしても「安全性」が気になるところです。また、当たり前ですがどのメーカーも自社製品の安全性については非常に強くアピールをしています。BLUETTIは「10年以上の経験、100人以上の研究開発チーム、1,000人体制の自社工場を有し、世界70以上の国と地域で製品をご愛顧いただいています」ということで、このジャンルの製品を手掛けている年数も長く、製品も「6年保証、3,000回以上の充電サイクル」を謳っていますし、短期間ですが実機にも触れていますので、ウインタブとしては「信頼できる会社」だと考えています。

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