こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2月下旬になってWindowsPhoneの国内再上陸が決まり、うれしくてたまりません。今のところマウスコンピューターとfreetelがWindowsPhoneの開発、販売を表明していますが、マウスコンピューターは発売時期について明言しておらず、freetelのほうも「夏までに」ということなので、日本でWindowsPhoneを購入できるようになるのはもうしばらく先になりそうです。ウインタブでは今後WindowsPhoneに関する情報をメインコンテンツと位置づけ、積極的に記事を書いていくつもりなのですが、肝心のWindowsPhoneが手元にない状態がもうしばらく続く、というのに我慢できなくなりました。
ということで、先日Amazonで「Nokia Lumia 636」を購入してしまいました。Lumia 636は現在はもうない「Nokia」ブランドのWindowsPhoneで、Lumiaシリーズの中では中下位に位置づけられるモデルです。主にアジア向けと思われますが、LTEにも対応しています。Amazonのほか、Expansysなどでも並行輸入品を購入することができ、私が購入したのは香港向けの製品でした。基本的なスペックは
ディスプレイ: 4.5インチIPS(854×480)
CPU: Qualcomm Snapdragon 400 1.2GHz(クアッドコア)
RAM: 1GB
ストレージ: 8GB(microSDスロットあり)
カメラ: インカメラなし、アウトカメラ500万画素
サイズ: 129.5 x 66.7 x 9.2 mm
本体重量: 134g
となっています。主要スペックが公表されているfreetelのWindowsPhoneと比較すると、ディスプレイサイズが少し小さく(freetelは5インチ)、カメラが簡素化(freetelはイン200万/アウト800万画素)されています。
ウインタブを読んでくれている方々はお分かりと思いますが、せっかく買ったWindowsPhone、このまますぐに電源を入れることはできません。技適マークがついていませんから。なので、今回の記事は「電源を入れない実機レビュー」となります。
色はオレンジを選びました。どうせ外出時に持ち歩くことはありませんし、オレンジってLumiaらしい、って思ってましたから。あと、Amazonでは色によって価格が違い、オレンジが一番安かった(18,700円でした)というのもあります。サイズ感がわかれば、と思い、iPhone4Sと並べてみました。iPhone4Sは最近のスマホと比較するとかなり小ぶりなのであまり参考にならないかもしれません。一般的なAndroidスマホと似たような大きさだと思います。
iPhoneは「絶対にカバーなんて開けさせないからね」という強い意志を感じる筐体ですが、Lumia 636はその正反対で、簡単にカバーを開けられます。というか、そもそも開封時点でバッテリーが外された状態なので、カバーを開けてバッテリーを自分でセットしないと何もできません。上の画像の右側にある大きい長方形の物体がバッテリーです。左上にはmicroSDスロット、その下にSIMスロット(microSIMです)があります。Lumia 636は内蔵ストレージが8GBしかないので、microSDは必須でしょうね。
ディスプレイに向かって右側にスイッチ類があります。上の画像で、長いスイッチが音量上下ボタン、短いスイッチが電源ボタンです。この形状、Windowsタブレットに似ていて、なんとなく安心感がありますし、Windowsタブレットユーザーなら少なくとも音量上下ボタンは見た瞬間それとわかります。
上側にはイヤフォンジャックがあります。見てのとおり、ちょっと安っぽい印象です。あと、下側にはmicroUSBポートがあり、Windowsタブレット(というか多くのスマホもそうですね)と同じように充電用も兼ねています。
全体的な印象として、元気のいいオレンジ色には大満足ですが、かなりプラスティッキーですし、はっきり言って安っぽいです。iPhone4Sと持ちくらべてみるとその差は歴然です。ですが、安っぽさを逆手にとって元気が出る色を選ぶ、というのはありですし、私はそれで納得できます。念願のWindowsPhoneなので、細かいことでケチをつけようとも思いませんし。
残念ながら、この記事はここまでです。電源を入れたところを記事にできません。とはいえ、せっかくのWindowsPhone、今のうちに少しでも試しておきたいので、(若干グレーですけど)海外キャリアが販売しているプリペイドSIMカードを購入して、セットアップと何本かのアプリレビューくらいはしたいと思っています。
海外SIMを使用する場合は「国際ローミング」となるので、電波法では「外国無線局」となり、技適マークがなくても通信が可能(ただし無線LANとBluetoothは不可)になります(FCCやCEなどの海外の認証は必要)。中国系のキャリアが販売しているSIMを使えば、割高ではありますが、「数千円で数GB」くらいの通信は可能になるようなので、日本でWindowsPhoneが発売されるまでの間、何回分かの記事は書けそうです。おそらくセットアップさえ済ませてしまえば、あとは電波が飛ばないようにして使うことができますから、使用感はある程度わかるんじゃないかと思います。近日中に実行してみます。
コメント
もはや最悪の端末ですよねWindowsは。
買いましたが最悪でしたわ。アンドロイドに乗り換えました。