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iPhone SE(第3世代)- デザインはそのままに、最新CPUと5G対応でパワーアップ!小さなiPhoneの3世代目モデル

iPhone SE(第3世代)
こんにちは、かのあゆです。Appleは3月8日にオンライン開催された「Peak Performance.」イベントにて3世代目となるiPhone SEを発表しました。ウインタブではApple製品をご紹介することはあまりないのですが、2020年に発売したiPhone SE(第2世代)に関しては発売当時実機レビューを行っています。
Apple iPhone SE(第2世代)レビュー - 安価ながら最高クラスの端末性能。非常に満足度が高い低価格iPhoneです(実機レビュー)

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iPhone SE(第3世代)は「最新の」iPhone 13シリーズに搭載されているものと同じCPUを搭載し、iPhone SEシリーズとしては初めて5Gネットワークに対応していますが、販売価格は従来のモデルより高めに設定されています。

1.iPhone SE スペック

スペック表

   iPhone SE(第3世代)
OS iOS 15.4(※出荷時期によって異なる)
CPU Apple A15 Bionic
RAM 非公開
ストレージ 64GB/128GB/256GB
ディスプレイ 4.7インチ(1,334 x 750)
LTEバンド 5G NR:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/29/30/
n38/40/41/48/66/71/77/78/n79
FDD‑LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19
20/25/26/28/29/30/32/66/71
TD-LTE:B34/38/39/40/41/42/46/48
SIM nanoSIM + eSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 Lightning
カメラ  イン7MP/アウト12MP
バッテリー ビデオ再生15時間、オーディオ再生50時間
サイズ 138.4 x 67.3 x 7.3 mm
重量 144 g

バリエーションモデル

・64GB
・128GB
・256GB
※ストレージ容量

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コメント

プリインストールOSは購入時期によって異なりますが、現時点では「iOS 15.4」を搭載しています。iPhoneはAndroidスマートフォン以上にOSアップデート提供期間が長く、実は2016年に発売した初代iPhone SEも最新バージョンのiOS 15.4へのアップデートが可能です。さすがに初代iPhone SEに関してはそろそろ性能的に限界が見えているので、OSアップデートが打ち切りになる可能性は高いのですが、OSアップデートは実に6年間提供されていたことになるので、今回発表された第3世代SEも長く使っていくことができると思います。

CPUは現在の「フラッグシップモデル」となるiPhone 13 Pro Maxでも採用されているApple A15 Bionicです。現在では内蔵しているGPUもApple自社製となっており、プラットフォームが異なる関係で単純比較はできないものの、その性能はAndroidスマートフォンに搭載されている最新のハイエンドCPU、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1を上回っているとされています。第2世代iPhone SEに搭載されているApple A13 Bionicや現在かのあゆが愛用中のiPhone 12 miniに搭載されているApple A14 Bionicですら、いまだにゲームプレイも含め性能的に不満を感じることはなく、「原神」のような最重量クラスのタイトルも快適に楽しむことができます。RAM容量は非公開で、ストレージ容量は64GB/128GB/256GBという構成です。

iPhone SE ディスプレイ
ディスプレイは4.7インチ“Retina HD Display(1,344 × 750)でパネルはIPS液晶を採用しています。ディスプレイの仕様に関しては2014年に登場したiPhone 6シリーズから基本的にはあまり大きくは変わっておらす、画質は十分きれいなのですが、今となっては少し物足りないと感じます。

カメラはイン7MP、アウト12MPと前モデルの構成を踏襲していますが、CPUにApple A15 Bionicを搭載したことにより複数の画像を一枚にまとめて画質を向上させる「Deep Fusion」や「スマートHDR4」などの機能が利用できるようになりました。ただし搭載が望まれていた「ナイトモード」に関しては引き続き非搭載となっています。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.0に対応しています。先代モデルでは対応していなかった5Gネットワークもサポートしており、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの回線をフルサポートしていますが、ミリ波には対応していません。

バッテリー容量は非公開で、稼働時間は「ビデオ再生最大15時間、オーディオ再生最大50時間」です。Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。

2.iPhone SE 筐体

iPhone SE 前面
第3世代SEは数ヶ月前からその存在がリークされていたのですが、その情報通り先代iPhone SEから一切デザイン変更は行われていません。もっと言ってしまえば前面デザインに関しては2016年に発売したiPhone 6からほぼ変わっていません。今となっては逆に珍しい上下ベゼルが太いディスプレイを採用しています。そのためおそらくiPhone 6~先代iPhone SE用の液晶保護フィルムはそのまま流用できるかもしれません。指紋認証センサー「Touch ID」ももちろん健在です。

iPhone SE 背面
背面デザインも2018年に発売したiPhone 8から変更はありません。おそらく100円均一で販売されている旧モデル用のケースもそのまま流用できそうです。iPhoneはアクセサリー類も安価に手に入るので先代iPhone SEを運用していたときは非常に重宝していました。筐体色は(PRODUCT)RED、スターライト(ホワイト)、ミッドナイト(ブラック)の3色展開です。

3.iPhone SE 価格など

iPhone SE(第3世代)は2022年3月18日よりAppleオンラインストア、Apple Store実店舗、家電量販店などで販売開始となる予定で、価格は57,800円(税込)からです(Appleオンラインストアでは3月11日から予約販売開始)。リーク情報では「先代iPhone SEよりも安価になり、399ドル(約46,210円)からとなる」という情報も流れていましたが、実際には8,000円程度値上げとなってしまいました。(先代モデルは49,800円スタート)

先代モデルはモデル末期だったこともあり、キャリアでは一括1円で購入可能となっており、中古市場でも2万円台から購入できるようになってきていることや、現在も併売されているiPhone 12 miniとの価格差が小さくなってしまったことを踏まえると最新CPUであるApple 15 Bionicを搭載しているなど魅力的に感じる部分もあるものの、正直に言ってしまえば「購入しやすい価格帯のiPhoneではなくなってしまったな・・・」と感じています。現在iPhone 12やiPhone 13も安価に購入できる状況になっていますし、現状この価格帯だと強くおすすめはしづらいかな・・・というのがかのあゆ個人としての感想です。

4.関連リンク

iPhone SE:Apple

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