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HUAWEI MateBook D - 15.6インチ・スリムタイプのスタンダードノート、デザイン・性能・コスパ全部いいよ!

HUAWEI MateBook D 日本発売
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。HUAWEIが2017年になって力を入れているのがWindowsのノートパソコン分野です。今回紹介する「MateBook D」は15.6インチサイズのスタンダードノートで、今年5月にベルリンでグローバルベースの製品発表がなされました。
HUAWEI MateBook D ー 15.6インチ、狭ベゼルでスタイル抜群!のノートPCがデビュー

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この製品、ついに日本でも9月8日から正式発売されました!HUAWEIのPC・タブレット系製品はどれもデザインが非常によく、スペックも高くなっていますが、このMateBook Dはそれだけではなく、コスパの方も非常に高いですよ。

1.スペック

HUAWEI MateBook D スペック表
海外で発表された際にはいくつかのバリエーションが存在していましたが、日本向けモデルは単一スペックとなります。CPUはCore i7-7500U、RAMが8GB、ディスプレイがFHD解像度で、このスペック表には「広視野角」としか記載がありませんが、おそらくIPS液晶という理解でいいと思います。

また、この製品には外部GPU「NVIDIA GeForce 940MX」が搭載されます。940MXは上級ゲーマー向けのGPUではありませんが、Core i7とあわせ、高いグラフィック能力を発揮してくれると思います。

CPUとGPUに関しては、既にLenovoから「Core i7-8550U/GeForce MX150」という、第8世代のCore i、最新のGPUを搭載したビジネスPCが登場しているのですが、それでもこの製品のスペックは一般的なスタンダードノートよりもかなり高いといえます。

ちょっとだけ残念なのがストレージで、 1TB HDDのみとなります。どう考えるかは人それぞれですが、私は「GeForce搭載モデルを選ぶような人ならHDDとSSDの速度差くらいは理解しているはず」と思いますので、この点は少しマイナスポイントになるのではないかと思います。

また、このスペック表で注意したいのがキーボードです。「USキーボード」となっているため、日本語配列ではありません。個人的には「慣れてしまえば大丈夫」だと思いますが、日本向けの製品で英語配列が標準という製品は非常に少なく(LG Gramくらい?)、知らずに購入してしまうと少し苦労するかもしれません。

入出力ポートのほうも少し物足りないですね。スタンダードノートながら、USBポートが合計3つとHDMIがあるのみです。ウインタブではBTOメーカーであるマウス(iiyama含む)、ドスパラなどのスタンダートノートの記事を書く機会が多く、それらBTOメーカーのスタンダードノートには当然のように有線LANとかD-subとかがついていますからね。また、この製品にはSDスロットもありませんし、光学ドライブもついていません。

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しかし、そのかわり、と言ってはなんですが、サイズは15.6インチスタンダードノートとしては小さく、薄く、軽いです。タテ・ヨコの358 × 239 mmというのは14インチサイズの製品並みです。一般的な15.6インチだと、だいたい380 × 260 mmくらいありますので、タテ・ヨコそれぞれ2センチくらい小さいといえます。

また、厚さが16.9 mm、重量も2 kgを切って1.9 kgということなので、少し重いですがモバイル利用も可能かもしれません。

2.筐体

HUAWEI MateBook D 正面
筐体素材はアルミです。この画像を見ればわかる通り、ベゼル幅が非常に細く(6.2 mm)なっており、このことがデザイン性を高めているほか、サイズを小さくすることにも貢献しています。やはり引き締まって見えますね。

HUAWEI MateBook D 筺体
あと、これは海外向けモデルの画像なのですが、「キーボードにテンキーがない」ことがわかります。これをどう評価するかも人それぞれで、私はテンキーを必要としませんが、仕事で数字入力が多い人なんかは困るかもしれません。

HUAWEI MateBook D 側面
側面画像です。MateBookといえば「MateBook EとMateBook X」の超スリム筐体がイメージされますが、この製品は薄型とはいえ、そこそこの厚みはあります。また、ポート類が非常にシンプルで、光学ドライブを内蔵する設計になっていないこともわかりますね。

3.価格など

HUAWEI MateBook DはAmazonで販売中で、価格は税込み107,978円ですが、9月8日から30日までの間、200台限定のキャンペーンで「1万円OFF」となります。したがってこの記事を書いている時点での価格は97,978円ということになります。

個人的にはこの価格は「壊れている」と思います。Core i7にRAM8GB、GeForceを搭載した狭ベゼル・アルミ筐体のノートPCが10万円切り、というのは破格であると言ってもいいでしょう。あとは、記事中に指摘したとおり、ストレージがHDDのみであること、キーボードが英語配列でテンキーもないこと、というのが人によってはハードルになると思います。しかし、すごいですよね、HUAWEI。

4.関連リンク(Amazon)

Huawei MateBook D

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コメント

  1. 匿名 より:

    なんとなくHaweiっぽくない感じで意外かも
    こういうメーカーの個性に拘りすぎない普及型を出すという事は
    本格的にPCビジネスに参入してガチで古参勢力とやり合うつもりかも

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。特に価格を見ると「ガチで古参勢力とやり合う」雰囲気は感じますね。

  2. タブレットの延長線上のPCから捻って本格的なノートPCを出してきていますね。
    グラボ搭載でこの薄さと価格は一般層も取り込めるように狙っていそうです。

    • wintab より:

      PYUさん、こんにちは、コメントありがとうございます。あと、SSDじゃないのをどう思います?PYUさんなら敬遠しそうに思いますが…。

      • 敬遠します(直球)
        むしろなんでHDDにしてしまったのか大いに疑問です。搭載スペースから考えて逆に難しいと思うんですが・・・

        • wintab より:

          PYUさん、こんにちは、コメントありがとうございます。たぶん、この製品のスペックを理解できる人ならほとんど全員同じ考えなのではないか、と思います。せめてSSDを選べるようにしてくれれば…

  3. 匿名 より:

    スマホ・タブレット出してたメーカーがWinタブレットのノウハウいかして続々PC出してます。そのノウハウで薄型低価格で出せるから高い値段設定してたPCメーカーは大ピンチ。
    Win10はやたらWindowsUpdateが重いのでHDDだとイライラします。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。中でもHUAWEIは日本展開が早いし、力も入っている印象です。これだけの魅力的なサイズ感なんで、SSDじゃないのが余計に残念ですね。