FRONTIERがゲーミングノート「XNシリーズ」を発売しました。老舗のBTOパソコンメーカーであるFRONTIERのWebサイトはウインタブでもちょくちょくチェックさせていただいていますが、BTOメーカーということもあって、どちらかというとデスクトップPCのラインナップのほうが充実しています。今回ご紹介するXNシリーズは「割と久しぶり」にリリースされるノートPCニューモデルです。
販売サイトはこちらです
XNシリーズ:FRONTIER
1.概要
スペック表
FRONTIER XN | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | Intel Core Ultra 7 155H |
GPU | NVIDIA GeForce RTX4060 Laptop GPU |
RAM | 16GB/32GB/64GB(DDR5-5600) |
ストレージ | 1TB/2TB M.2 NVMe SSD M.2 NVMe SSD増設可 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 16インチ(2,560 × 1,600)144Hz |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB3.2 Gen2 Type-C × 2、USB3.2 Gen2 Type-A、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI、LAN(RJ45)、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(92万画素) |
バッテリー | 15.48V/5100mAh/80Wh(動画再生約6時間18分) |
サイズ | 358 x 257 x 22.6 mm |
重量 | 2.0 kg |
ベースモデル
・RAM16GB/1TB SSD
・RAM32GB/1TB SSD
・RAM32GB/2TB SSD
※全モデル構成のカスタマイズに対応
コメント
この製品は注文時に(主要な構成で)OSのバージョン、RAM容量、ストレージ構成のカスタマイズが可能ですが、一応3つのベースモデルも設定されています。
CPUはCore Ultra 7 155Hで、AI処理チップNPUを内蔵する最新の型番です。GPUはGeForce RTX4060です。FRONTIERのノートPCラインナップにはRTX4070以上の型番を搭載するモデルはなく、このXNシリーズが最上位モデルということになります。
RAMは最低で16GB、カスタマイズにより最大64GBまで搭載可能、ストレージは最低で1TB、カスタマイズにより2TBに増量できるほか、もう一つM.2 NVMe SSDを増設することもできます(増設分も最大2TBまで)。
ディスプレイは16インチで解像度は2,560 × 1,600と高く、リフレッシュレートは144Hzです。このディスプレイはアスペクト比(画面の縦横比)が16:10で、FRONTIERの既存のゲーミングノートのアスペクト比が16:9なので、筐体も一新された、ということになります。
背面です。この製品は「内側(ディスプレイ面とキーボード面)」がブラック、「外側(天板と底面、側面)」がシルバーになっていて、ちょっと面白いデザインです。天板は「完全に無地」で、これもまた渋さを感じますw
キーボードです。「日本語キーボード107キー、キーピッチ約19.0mm、キーストローク約1.80mm±0.2mm」と開示されており、RGBバックライトも搭載しています。バックライト色は設定アプリでお好みの色に変更できますが、詳細な説明はなく、おそらく「1ゾーン(すべてのキーのバックライト色が同じになるもの。場所ごとにバックライト色を変えることはできない)」と思われます。
側面と入出力ポートの配置です。XNシリーズは背面にもポートがありますね。Thunderbolt 4の搭載はありませんが、ポートの数量は十分かと思います。
2.価格など
FRONTIER XNシリーズはFRONTIERダイレクトで販売中で、8月5日現在のベースモデルの価格は下記のとおりです。
・RAM16GB/1TB SSD:262,800円
・RAM32GB/1TB SSD:269,800円
・RAM32GB/2TB SSD:279,800円
※いずれのモデルも注文時にシステム構成をカスタマイズできます
システムスペックが新しいこともあり、非常に安い、という感じではないですね。ただ、私も少しカスタマイズを試してみましたが、FRONTIERはRAMやSSDのカスタマイズ料金が割とリーズナブルだと思います。
3.関連リンク
XNシリーズ:FRONTIER
ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。