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Google Play システムアップデート - アップデートが積極的に配信されていない端末もセキュリティ更新できます。

Google Play システムアップデート 紹介記事
AndroidもWindowsやmacOSといったPC向けOSと同じく、そのまま放置すると個人情報の漏洩や、乗っ取りといった重大な被害が発生する可能性がある脆弱性が発見されていて、Googleではセキュリティアップデートを端末メーカーなどに提供しています。

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ただし、Google自身が販売しているPixelシリーズでは毎月セキュリティアップデートが配信されていますが、キャリアやメーカーによってはアップデートの配信が不定期であったり、メジャーではない中国メーカーになるとOSアップデートもセキュリティアップデートも全くリリースされない場合もあります。そのままの状態でも利用可能ですが、脆弱性が放置されている場合もあるのでセキュリティアップデートを受けていない場合、ネットに接続している端末としてセキュリティ上のリスクを抱えた状態になります。

1.アップデートを配信していない端末でもセキュリティ更新を受け取れる

Google Play システムアップデート
Android 12以降がインストールされている端末を使用している場合、アップデート提供期間が既に打ち切られてしまった古い端末や、そもそも全くシステムアップデートが配信されない端末でもシステムファイルにセキュリティパッチを適用出来る仕組みが用意されています。

Googleは積極的にセキュリティアップデートが配信されていない端末でもできる限り脆弱性等の修正を行えるように、Google Play関連のサービスとシステムファイルの修正を「Google システムアップデート」として配信しています。

「Google システムアップデート」はAndroid 12から一部のシステムファイルをランタイム化することによって実現していて、これにより端末メーカーやキャリアが提供するシステムアップデートの配信を待つことなく、セキュリティアップデートやパフォーマンス向上などを含むアップデートを適用することが可能になりました。

ただし、アップデートは基本自動的にダウンロードされるのですが、通知などは特に表示されないので、「そんな機能知らないし、アップデートしたこともない」という方もいるのではないかと思います。

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2.インストールするには

セキュリティ状況から更新可能
ダウンロード済みのアップデートは自動的に適用されない上、設定の項目もわかりづらい場所にあるのですが、「設定→セキュリティ」内に「Google Play システムアップデート」の項目があり、こちらから更新プログラムのダウンロードとインストールを行えます(Xiaomi端末に採用されているMIUIでは「設定→セキュリティ状況」に配置されているなど、端末メーカーによっては配置されている場所が異なります)。

適用後は再起動が必要

3.まとめ

本来であれば、すべてのAndroid端末に毎月GoogleからセキュリティアップデートやOSアップデートが直接提供されるのが理想ではあるのですが、メーカーによって機能がカスタマイズされていたり、キャリアが販売している場合動作検証も行う必要があるので、残念ながら一回もセキュリティアップデートが提供されないまま、保守期間が終了してしまった端末も存在しました。

Android 12以降のOSがインストールされている端末であれば、アップデート提供期間が終了してしまっている端末も含め、Googleがサポートし続ける限り毎月セキュリティ更新を受け取れます。

通常のセキュリティアップデートとは異なり、端末をリセットした場合更新前の状態に戻ってしまいますし、適用出来るのはランタイム化されているシステムファイルのみに限られるものの、アップデートを積極的に行っていない端末でも確実にセキュリティアップデートを適用出来るので、一ヶ月に一回、「Google Play システムアップデート」の更新をチェックしておくことをお勧めします。

4.関連リンク

Google システムアップデートの詳細:Google
Google システム リリースノート:Google

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コメント

  1. 匿名 より:

    ドコモ全然セキュリティアップデート無いので心配でした。
    知らなかったので、教えていただけありがとうございます。