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10万円でノートPCを買うならGeForce(グラボ)搭載モデルにしよう!購入候補になりそうな機種をピックアップしてみました!

GALLERIA GCR1650GF
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。この記事では「10万円前後で購入できる15.6インチのGeForce搭載ノートPC」をいくつかご紹介し、比較してみようと思います。「ゲーミングノート」と呼ばれるジャンルになりますが、どちらかと言うと「スタンダードノートの延長線上」の使い方ができ、価格もスタンダードノートとあまり変わらないので、自宅のノートPCの買い替えを考えている人や、特に用途を定めてはいないができるだけハイスペックなノートPCを購入したいと考えている人にも向く製品かと思います。

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1.CPUと外部GPU(グラボ)

この記事ではCPUにIntel Core iプロセッサーを搭載する製品とAMD Ryzenプロセッサーを搭載する製品に分けて紹介します。Core iもRyzenも、一般的なスタンダードノートに搭載されているものとは少し異なります。型番末尾に「H」がつくCPUは一般的なノートPCに搭載されている型番末尾「U」のものよりもずっと高性能です。もっと言うと、Intel CPUであれば末尾UのCore i7よりも末尾HのCore i5のほうが性能は上です。ただし、末尾HのCore iプロセッサーは負荷のかかる場面で消費電力がやや大きくなってしまいますので、モバイルノートには向きません。性能優先で、かつ自宅などで据え置いて使う場合は末尾HのCPUが向きます。ちなみにほぼすべてのゲーミングノートには末尾HのCPUが搭載されています。

また、ここに紹介する製品はすべてNVIDIAのGeForce GTXシリーズの外部GPUを搭載しています。「GPU」とはCore iやRyzenにも内蔵されている「グラフィック・プロセッシング・ユニット」と呼ばれるもので、CPUの機能のうちグラフィックに関する部分を受け持ちます。CPUとは別に「専門職」のGPUを搭載することになるので、高度なグラフィック処理の性能が格段に向上します。したがって、オンラインゲームはもちろん、画像加工や動画編集などの作業でも威力を発揮します。

近年パソコンの用途は「グラフィック絡み」のものが非常に増えていますので、外部GPUを搭載することにより、パソコンのトータルでの性能は劇的に向上すると言えます。この記事で紹介している製品の外部GPUは「GeForce GTX1050/GTX1650」で、ゲーム用としてはエントリークラスとなりますので、腕に覚えのあるゲーマーや、最新の重量級タイトルをプレイしたいという人には向きません。しかし、私の経験上、リリースから少し時間がたっているゲームタイトルであれば十分快適にプレイできますし、そもそも週末の息抜きにゲームをしようと思っているカジュアルゲーマー(したがってそれほど上手ではない)であれば、GTX1050/GTX1650でも楽しくプレイできると思います。ともあれ「外部GPUを搭載しているかいないかで別世界」なので、「10万円出すならグラボ付き」にしてはいかが?と思います。

2.Intel CPU

DELL G3(3590)

DELL G3 15(3590)
価格: 87,533円(税込み96,286円)から
※12月4日現在のDELL公式サイト価格

●87,533円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-9300H
GPU: GeForce GTX1050(3GB)
RAM: 8GB
ストレージ: 512GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,920 × 1,080)
サイズ: 365.5 × 254 × 21.6 mm

DELLのゲーミングノートと言えばALIENWAREですが、「ゲーミングとグラフィックスのG」と称するGシリーズというのもあります。ALIENWAREは「宇宙最強」なので、作り込みに一切の妥協がなく、ハイエンドな性能を発揮するかわりに価格もかなり高くなってしまうというのと、「見た目も宇宙最強」なので、非ゲーミングシーンだと少し気恥ずかしく感じられるかも知れません。しかしGシリーズの、特にG3は随所に「往年のアメ車」っぽいテイストを出しつつも、ビジネス利用に抵抗のない外観になっています。

また、G3はCPUにCore i7-9750Hを選んだり、より上位のGPUであるGTX1660Tiを搭載することも可能です。ゲーミングノートとしてはエントリークラスのスペックではありますが、処理性能では一般的なスタンダードノートよりも数段上で、見た目も比較的おとなしいので家庭用、ビジネス用でも違和感なく使えるでしょう。

DELLへのリンク:
 New Dell G3 15 (3590) (2019年6月7日発売)
ウインタブ紹介記事:
 Dell G3 15(3590)- 15.6インチのゲーミングノート、高いコストパフォーマンスはそのままに一段とカッコいいデザインになりました!

HP Pavilion Gaming 15

Pavilion Gaming 15-dk0000
価格: 88,000円(税込み96,800円)から
※12月4日現在のHP Directplus価格

●88,000円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-9300H
GPU: GeForce GTX1050(4GB)
RAM: 8GB
ストレージ: 16GB Optane + 1TB HDD
ディスプレイ: 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
サイズ: 360 × 256 × 23.5-25.5 mm / 2.275 kg

HPにもゲーミングブランド「OMEN」がありますが、なにせオーメンなのでビジネスシーンで使えるような雰囲気ではありません(ウソです)。このPavilion Gaming 15はOMENよりもスペックを落とし、デザインも(十分かっこいいと思いますが)比較的落ち着いたものになっています。もちろん「Pavilion」という製品ブランドに恥じない質感の高さも備えていますよ。

この製品も上位モデルはCore i7-9750HやGTX1660Tiの搭載が可能な上、クリエイター向けに4K(3,840 × 2,160)解像度のディスプレイも選べます。それと、この製品はHP Directplusの「週末限定セール」の対象になることが多く、セールになっている時に購入すれば税抜き7万円台から購入が可能です。

HP Directplusへのリンク:
 この製品は税抜きで10万円を越えるモデルがあります。また、注文時オプション品をつけると10万円を越える場合もあります。税抜きで10万円を越える場合、ウインタブ限定クーポンの対象となり、さらに7%の割引が受けられます。そのため、まずこちら
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 にアクセスし、いったんこちらの記事に戻り、その後製品ページ
 Pavilion Gaming 15-dk0000 製品詳細icon
  にアクセスして購入するようにしてください。自動的に7%OFF(特別割引と表示されます)が適用されます。

ウインタブ紹介記事:
 HP Pavilion Gaming 15-dk0000 - 購入しやすい価格設定のカジュアルな15.6インチゲーミングノート。クリエイター向けのモデルもあります。

Lenovo Legion Y7000

Lenovo Legion Y7000
価格: 税込み102,542円から
※12月4日現在のLenovo公式サイト価格
※Vプリカキャッシュバック(10,000円)対象(12月31日まで)

●税込み102,542円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-9300H
GPU: GeForce GTX1650(4GB)
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)144 Hz
サイズ: 360 x 267 x 24.2 mm(最薄部) / 2.3 kg

最近のLenovoが最も力を入れているのがゲーミングPCの「Legion」ブランドです。このY7000はその中でエントリークラスという位置づけになりますが、「何しろ安い」ですね。表示価格だと税込みで10万円を越えてしまっていますが、Lenovoでは「Vプリカキャッシュバックキャンペーン」を開催中で、購入後に所定の申込みをすれば1万円が戻ってきます。ここまで考慮すると、Intel CPUのゲーミングノートとしては最安値と言えるんじゃないでしょうか?

さらに、この製品のディスプレイが素晴らしいです。リフレッシュレート(1秒間に何回画面が切り替わるか、という指標で、数値が大きいほど画面遷移がなめらかになります。一般的なノートPCは60 Hz)が144 Hzと高く、動きの激しいゲームにも向きます(ただし、私のような初心者だとあまり恩恵を感じることはないです)。

それと、この製品はこの記事の他の製品よりもカスタマイズ余地が大きいです。CPUをCore i7-9750Hにすることができ、GPUもGeForce RTX2060という中上位クラスのものに変更できます。また、RAMとストレージの容量もフレキシブルに変更ができますので、予算に合わせて細かく構成をグレードアップすることも可能です。

Lenovoへのリンク:
 Legion Y7000
ウインタブ実機レビュー:
 Lenovo Legion Y7000 レビュー - 15.6インチで購入しやすい価格のゲーミングノート。パフォーマンス、筐体品質とも高水準なのでおすすめです!(実機レビュー)

GALLERIA GCR1650GF

GALLERIA GCR1650GF
価格: 99,980円(税込み91,800円)
※12月4日現在のドスパラ価格

●99,980円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-9300H
GPU: GeForce GTX1650
RAM: 16GB
ストレージ: 512GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,920 × 1,080)
サイズ: 360 × 262 × 26.7 mm / 2.2 kg

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GALLERIAと言えばドスパラのゲーミングブランド。ゲーマーのことをよく理解した機能性と頑丈な筐体が魅力です。ウインタブが最も多くレビューさせてもらっているのがGALLERIAなんですよね。この99,980円のモデルは、この記事中で最もよくバランスが取れていると思います。CPUとGPUだけでなく、RAMは16GB、ストレージは512GBと大きめです。オンラインゲームは容量の大きいものが少なくないので、使い方によっては256GBだとすぐにいっぱいになってしまいます。たくさんゲームをインストールするのなら512GBでも足りないくらいなのですが、少なくとも256GBという製品よりは安心して使えるでしょう。

また、この製品は外観はおとなしめですが、キーボードはRGBバックライト(カラフルな配色で、イルミネーションなども可能)になっていますので、ゲーミングノートとして使う場合にも雰囲気満点となります(バックライトは単色にしたりオフにもできますので、非ゲーミング用途でも問題ありません)。ウインタブでも実機レビューしましたが、GALLERIAらしい信頼性を備えた製品だと思いました。

ドスパラへのリンク:
 GALLERIA GCR1650GF
ウインタブ実機レビュー:
 GALLERIA GCR1650GF レビュー - 税抜きで10万円を切るエントリー・ゲーミングノート。カジュアルゲーマーにもクリエイターにもビジネスマンにもおすすめできます!(実機レビュー)

3.AMD CPU

ASUS TUF Gaming FX505

ASUS TUF Gaming FX505DT
価格: 82,800円(税込み91,800円)
※12月4日現在のASUS Store価格

●82,800円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: AMD Ryzen 5 3550U
GPU: GeForce GTX1650(4GB)
RAM: 8GB
ストレージ: 512GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,920 × 1,080)120 Hz
サイズ: 360 × 262 × 26.7 mm / 2.2 kg

ASUSのゲーミングノートですが「ROG」ではありません。タフな筐体をまとう、その名も「TUF Gaming」です。CPUにAMD Ryzenを搭載していることもあって、価格が非常に低いです。税込みでも9万円ちょっとですから、一般的なスタンダードノートと比較しても高いとは感じられません。また、この価格にしてこの製品もディスプレイのリフレッシュレートも120 Hzと高くなっています

この製品はウインタブでも実機レビューしましたが、比較的おとなし目の外観ながら要所にゲーミングノートらしさが出ていました。またミルスペック(米国国防省物資調達基準)準拠の筐体は堅牢で、少々乱暴に扱っても壊れたりしません(ただし、傷はつくと思いますのでご注意ください)。またゲームプレイも試してみましたが、私のような初心者レベルならとっても快適でした。

ASUS Storeへのリンク:
 ASUS TUF Gaming FX505DT (FX505DT-R5G1650MS)icon
ウインタブ実機レビュー:
 ASUS TUF Gaming FX505DT レビュー - タフネスボディのゲーミングノート!これ一台でビジネスもゲームプレイも楽しめます。お値段も超魅力的!(実機レビュー)

HP Pavilion Gaming 15(AMD)

HP Pavilion Gaming 15(AMD)
価格: 77,200円(税込み84,920円)から
※12月4日現在のHP Directplus価格

●90,900円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: AMD Ryzen 5 3550U
GPU: GeForce GTX1650(4GB)
RAM: 8GB
ストレージ: 128GB SSD + 1TB HDD
ディスプレイ: 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
サイズ: 360 × 256 × 23.5 mm / 2.08 kg

ラストはもう一回Pavilion Gaming 15です。つい先日Ryzenモデルが追加されたんですよね。なにしろ価格が魅力です。税込みで8万円台から買えてしまいますので「普通のPavilionにするんならこっちがいい」と言えます。

繰り返しになりますが、Pavilion Gaming 15はPavilionの名に恥じない筐体品質を備えている上、ビジネスノート、クリエイターノートとして見ても十分に美しいデザインになっていますので、本当に「スタンダードノートの買い替え」というニーズで選んでも後悔しないと思いますよ!

HP Directplusへのリンク:
 この製品は税抜きで10万円を越えるモデルがあります。また、注文時オプション品をつけると10万円を越える場合もあります。税抜きで10万円を越える場合、ウインタブ限定クーポンの対象となり、さらに7%の割引が受けられます。そのため、まずこちら
 ウインタブ専用リンク(クーポン)_個人向けPC
 にアクセスし、いったんこちらの記事に戻り、その後製品ページ
 Pavilion Gaming 15(AMD) 製品詳細icon
 にアクセスして購入するようにしてください。自動的に7%OFF(特別割引と表示されます)が適用されます。

ウインタブ紹介記事:
 HP Pavilion Gaming 15(AMD)- HPのカジュアルなゲーミングPCにAMD Ryzenを搭載するモデルが追加されました!これは期待!

4.CPU性能はCore i5-9300Hか?

3D Mark

Legion Y7000(i7-9750H、GTX1650):3,722、8,164、26,019
GALLERIA GCR1650GF(Core i5-9300H、GTX1650):3,627、8,240、24,774
TUF Gaming FX505DT(Ryzen5 3550H、GTX1650):3,441、8,036、19,066
※左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diverのスコア

今回紹介している製品のうち、ウインタブで実機レビューをしたのはこの3機種です。ただし、Legion Y7000はCPUがCore i7-9750Hなので、上に紹介したスペックとは異なります。これは3D Markというベンチマークソフトで、ゲームプレイ時の性能を測定するものです。「数字だけ見てもわかんない」とは思いますが、3機種ともハイエンドなゲームプレイだと少し厳しいものの、「中量級」くらいまでなら十分快適にプレイできる実力はあります。また、Core i5-9300H搭載機のほうがRyzen 5 3550H搭載機よりも若干スコアが高くなっています。サンプル数が少ないので、あまり信頼性はありませんが、ウインタブでの経験上、Ryzenの末尾HのCPUは概してCore iの末尾HのCPUよりも若干スコアが下回ることが多いです。

PC Mark

Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650): 5,618
GALLERIA GCR1650GF(Core i5-9300H、GTX1650):4,645
TUF Gaming FX505DT(Ryzen 5 3550H、GTX1650): 4,124

このPC Markは、グラフィック性能だけでなく、表計算ソフトや画像加工、ビデオチャットなどもシミュレートし、普段使いでの性能を測定するものです。GPU性能も関係しますが、どちらかと言うとCPUの性能がスコアを左右すると言われています。

ここではRyzenよりもCore iのほうが高いスコアになっています。もちろんサンプル数が少ないため、この結果が絶対、ということはありませんが、上に書いたように、ウインタブの経験上では、末尾HのCPU、ということで比較するとCore iのほうがやや高いスコアとなります。

いずれのテストでも外部GPU搭載の効果は出ていると言えます。特に3D Markのほうですね。逆にExcelを使うとか、画像加工でも比較的簡単な作業をするということだと外部GPUの効果はほとんど体感できないと思います。

5.派手か地味か?

この記事では、「スタンダードノートの延長線上」という感じで製品紹介をしているつもりですが、そうなると「オフィスや自宅のリビングルームなどで使う」という場面も想定されます。個性的でカッコいいゲーミングノートのデザインが仇になりかねない場面もあるかも知れません。なので、デザインについても少しだけ。

紹介している製品の中で、最もゲーミングノートらしいのがLegionです。デザインは前衛的ですし、キーボードバックライトも赤しか選べません。なので、強いて抵抗があるとすればLegionくらいかな、と思います。他の製品に関してはゲーミングノートとしてはおとなしいデザインになっていますので、GALLERIAはバックライト色を変更して…、とかの注意点はありますが、普通のビジネスノートとして使っても問題ない製品ばかりだと思います。

6.まとめ

個人的にはVプリカでキャッシュバックが受けられ、注文時にフレキシブルに構成を変更できるLegionを推したいですね。次いでGALLERIAです。この価格でRAM16GB、ストレージ512GBというのが非常に魅力的です。価格コンシャスならRyzen搭載のTUF GamingとPavilion Gaming 15でしょうか。DELL G3はこれらの製品の中では少しばかり割高感があります。

予算10万円というのはこのご時世、決して低額な支出とは言えません。なので、じっくり考えてお好みのデザイン、お好みのスペックの製品を選んでいただければいいと思います。私がおすすめしたいのは、「これからスタンダードノートを買うんなら、グラボ積んでる方がいいのでは?」ということですし、実際GTX1650くらいを搭載する製品を選ぶことによってパソコン利用の可能性が大きく膨らむだろうと考えます。

7.関連リンク

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