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【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!BOOX Note Airなど(natsuki)

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
こんにちは、natsukiです。毎年恒例のこの記事ですが、振り返って今年も、技術の進歩やアイデアの素晴らしさを体感できるガジェットに多く出会えました。どれも甲乙つけがたくもあるのですが、中でも特にこれは!というものをあらためてご紹介していきたいと思います。

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1.据え置き万能タブレットPC「PIPO X15」

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
子供用&オールマイティな拡張性で、リビング据え置きPCとして、大活躍中。電池がないので、省スペースデスクトップPCといったおもむきです。USBポート6つという狂った拡張性で、好きに周辺機器をつなぎ放題。型落ちとはいえ、Core i3は、明らかにCeleronより余裕のある処理能力で、満足。軽めのブラシなら、液タブをつないでクリスタも十分に使えます(太い筆系やブラシや傾き検知バリバリのブラシはちとキツい)。

そう、長期的に使ってみると、こいつは「小さなデスクトップPC」です。ディスプレイサイズが10インチクラスでよければ(外部ディスプレイをつなぐことももちろん可能)、こぢんまりとしたワークスペースを柔軟に構築できますよ。業務用販売限定のCore i7版も一般販売してくれないですかね……マジで。

ウインタブ実機レビュー:
PIPO X15 レビュー - オールインワンタブレットPIPO Xシリーズ最新作は処理能力も拡張性もグレードアップ!キミはこれを使いこなせるか?

ニューバリエーション「PIPO X10s」登場!

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
そして、急報が飛び込んできました。まさかのニューバリエーション「PIPO X10s」が登場です! 筐体は、旧版PIPO X10X12を継承。見よ!この圧倒的なポート類を!Type-C?犬にでも食わせとけ! この無骨なアンテナがたまりません。CPUが、Celeron J4105と、Core i3には及ばないものの、PIPO X12のAtomよりはグレードアップしたのがポイントですね。Celeron J4105といえば、ウインタブではおなじみのCeleron N4100より、ほぼ同等かちょい上というイメージでよいと思います。

PIPO X15と比べて、スペックダウンしているのは、CPU、RAM、ROM、いずれもひとまわりスペックが落ちることと、USBポートが4つに止まる(笑)ことです。一方で、PIPO X15にはバッテリーがありませんが、PIPO X10sはバッテリー内蔵です。この差は、使用状況に大きく関わります。電車の中や喫茶店で、PIPO X15をおもむろに取り出して使いはじめることは、大変残念ながら困難ですが、PIPO X10sなら可能です!

ちなみに、お値段は、記事執筆現在Banggoodで279.99ドル(29,695円)。これは、Celeron J4105機としてみても、十分すぎるお買い得価格でしょう。至高のリビングPCを、この機会にいかが?

Banggoodへのリンク:
PIPO X10s

ウインタブ紹介記事:
PIPO X10s - 「あの中華の珍品PC」にまさかの後継機!ウインタブ絶賛の製品コンセプトを試すなら今だ!

2.手軽に空撮、楽しみ方は無限大のFPVドローン「Happymodel Mobula6 HD」

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
こんなに手軽に空撮ができるとは、まさに技術革新! まあ、ゴーグルや操縦機といった道具一式そろえる必要はあるわけですが、それさえ持っていれば、サクッと飛ばせる。狭いマンションの室内でも、ビュンビュンいける。それなりの操縦技術が要求されるとはいえ、だからこそ鍛えて上達していく喜びもある。さらに自分の求める性能に応じて、部品を換装するもよし、ソフトの設定を調整するもよし、可能性は無限に広がります。ええ、そりゃあもう、最高に楽しいですよ! これがたかだか1万円。日本よ、これが、今のオモチャの水準だ!!

撮影だけじゃなくって、リアルタイム高画質映像を遅延やノイズなく送るデジタルFPV技術に、長距離操縦技術も、どんどん小型軽量化高性能化が進んでいます。すでに技術はあり、簡単に手にすることもできるんです。なのに、「新しい技術への、安全面、運用面での現実的な評価がなされていない」「運用制度や規制が、現在の技術水準と実情を反映していなくて、合理性と実効性がまったく無い」。また、ドローンの規制についていろいろ動いていますが、スペックシートだけで話をしていて、どう見ても現実に運用される状況を理解しているとはとうてい思えない。要するに、相変わらず「分かって規則を破る人を抑止できず、真面目な人を萎縮させつるし上げの対象にする」だけ。いいかげん、その方向性をなんとかしませんかね。なにかと不自由を強いられる今だからこそ、もっと新しい技術を活かせる社会環境を作っていかないと!

Banggoodへのリンク:
Happymodel Mobula6 HD

ウインタブ実機レビュー:
法令遵守でなんとかドローンを楽しみたい(その17)- Happymodel Mobula6 HDの実機レビュー、最も安価で手軽なFPV空撮ドローン

3.高い完成度と飽くなき挑戦を兼ね備えた電子ペーパータブレット「BOOX Nova2」「BOOX Note Air」

オールマイティな「BOOX Nova2」

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マンガも文字もミニスコアも、「読書」に最適なサイズの7.8インチディスプレイに、高性能なワコム製デジタイザーを搭載して、書き込める、メモ帳にもなる。「BOOX Nova2」をもって、「電子書籍リーダー」「ファイル閲覧端末」「メモ帳」としての電子ペーパータブレットは「完成した」と言っても過言ではないでしょう。ノート機能にレイヤーも付いたし(Android9.0世代のBOOX Nova2もアップデートで新ノートアプリを利用可能)。いつでも一緒、肌身離さず持ち歩く、最高の相棒です。

なお、現在は、すでに後継機「BOOX Nova3」が発売されています。BOOXシリーズは、新世代機種もお値段据え置きなので、今からかうならこちらをどうぞ。

ウインタブ実機レビュー その1:
BOOX Nova2 レビュー - 読むだけじゃなくて書ける、ベストサイズの7.8インチで、これが電子ペーパーAndroidタブレットの完成形!

ウインタブ実機レビュー その2:
BOOX Nova2 レビュー - テキスト入力用のデジタルメモとして使ってみた。妥協は必要ながら、設定次第であるていど改善できます

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ノート機能に特化して、新たな進化「BOOX Note Air」

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
従来の「BOOX Note」シリーズから派生して、登場したのが、この「BOOX Note Air」。派生と言うには、あまりにも個性的なデザイン。まず、その筐体のスタイリッシュさにクラっときます。正統進化の「BOOX Note3」もほぼ同時に発売しつつ、あえて「挑戦」をみせたこの機種。ぶっちゃけ、機能面で磨き抜かれてきて今に至る他のBOOXシリーズと比べると、やや荒削りなところはあります。でも、だからこそのBOOXブランドの「元気さ」を感じることのできる製品です。

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
特筆すべきは、やはり徹底追求されたワコム製の手書きデジタイザー機能。専用の、デジタイザーとは思えない細さの芯を備えたペンも相まって、同じBOOXブランドながら、「BOOX Nova2」よりも、さらにひとまわり精細です。BOOX Nova2がサインペンの感覚なのに対し、BOOX Note Airはボールペンの感覚。ディスプレイサイズが大きいにもかかわらず、より細かい書き込みが可能です。ちなみに、BOOX Note3と比べてもペンのタイプは違うので、描き味はBOOX Note Airの方が上まわるはずです。というか、線を細かく書くことにかけてはイラスト専用の液タブより勝るぞコレ…… 「電子ペーパーのノート」という時点で「特製を分かっていて使う」製品でこそありますが、性能的には極まっています! 電子ペーパーで「書き込みたい」なら、この製品です。

ウインタブ実機レビュー その1:
BOOX Note Airの実機レビュー - 圧倒的な存在感!10.3インチ新世代電子ペーパータブレットは、デザインも機能も新たな段階へ

ウインタブ実機レビュー その2:
BOOX Note Airの実機レビュー(その2)- キーボードと組み合わせてテキスト作成端末として使ってみる、夢の電子ペーパーラップトップに一歩近づいたか!?

4.もはや液タブは手軽な周辺機器に「XP-Pen Artist 13.3 Pro」

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
かつて、ワコムの10万する液タブを指をくわえてみていた頃がウソのよう。視差よし、精度よし、筆圧よし、傾き検知よし、色よし、ショートカット機能よし! 検討の余地があるのはサイズ感ですが、13.3インチというのはおおむねA4サイズなので、取り回しもしやすく、万人にお勧めできます。今や、3万円で、妥協のない満足な液タブが手に入るんですね。時代は変わった。なんか、しみじみ来ます。パソコンで絵を描きたいと思ったあなた、まずこれ買いなさい。間違いないです。

ウインタブ実機レビュー:
XP-Pen Artist 13.3 Pro ホリデーバージョンの実機レビュー - ここまで進化してきた、低価格帯で不満のない出来の液晶タブレット

5.エルゴノミクスマウスデビューはこれで「DELUX M618mini」

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
最後には、お手軽なものを。中華エルゴノミクスマウスとしては、やや高価な部類に入りますが、半年使って、間違いなくお勧めできる製品です。

機能面の特徴としては、感度調整、「戻る・進む」ボタン、専用ソフトによる機能割り当て、といった基本的な部分は網羅。嬉しいのは、USB無線とBluetoothのマルチペアリング。

肝心の握り心地ですが、これが良い! まず、このマウス、かなり垂直に近く、普通のマウスと「握り感」はまったく異なり、特別感があります。一方、多くのエルゴノミクスマウスは、角度が垂直に近くなるほど精密操作はやりづらくなりがちなのですが、このマウスにはそれがない。「エルゴノミクスマウスを使っているゼ!」という強い実感と、ストレスのない操作感を両立している。これが、案外難しいんですよ。

もうひとつ、豊富なカラーリングも重要。エルゴノミクスマウスのカラーリングってシブい黒や灰色系が多いんですが、このDELUX M618miniは、明るくカラフルなラインナップを揃えています。私が買ったのは「ミントグリーン」。机の上も、爽やかな雰囲気になります。

日常的に使うものでありながら、握るたびにちょっと嬉しくなる。気がつけば、10個近くエルゴノミクスマウスを持っているのですが(笑)、万人にお勧めできるものといえば、迷わずこれ、というエルゴノミクスマウスです。

ウインタブ実機レビュー:
完成度の高いエルゴノミクスマウス「DELUX M618mini」の実機レビュー - 明るいデザインと扱いやすく洗練されたフォルム、こいつはおすすめですよ!

6.簡単に文字を読み取って修正してアップロード「一太郎パッド」

【歳末特集】2020年お気に入りのガジェットはこれ!(natsuki)
物理的なガジェットではありませんが、案外ヘビーユースしているアプリがこれ、スマホアプリ「一太郎Pad」です。画像から文字を認識する、いわゆる「OCR」アプリです。似たようなアプリはたくさんありますが、シンプルな使い勝手がいい。

サクッと撮って、簡単に手直し。この、いったん読み込んだ文章を、管理、編集しやすいのが、特徴です。後は、クラウドストレージにテキストファイルをアップして適宜使えばOK。認識精度も上々で、一太郎とは関係無く、複雑なことを考えずに直感的に扱える、文字認識アプリです。文句なしにお勧め。

ウインタブ紹介記事:
一太郎Pad - 一太郎ユーザー以外でも使える、高いOCR(画像からの文字読み取り)能力を備えたスマホ用メモ帳ツール

Google Play:一太郎Pad

App Store:一太郎Pad

7.まとめ

今年は、コロナ禍に振り回される中で、やはり精神的にも体力的にもそうとうに追い込まれることが多々ありました。その中で、ウインタブでライターを務めさせていただき、記事を書く経験を通して「技術は人間の生活を、そして心を豊かにする」ということをあらためて感じられたのは、大きな励みとなりました。この記事で取りあげたガジェットたちは、特にその思いを強くさせてくれたものたちです。

大げさに言えば、困難な状況の中でこそ、技術は希望だと思います。発想を変えれば、日常生活に制限があるからこそ、新しい進歩やアイデアとの出会いに胸躍り、「技術の楽しみがい」もあるというものです。まだまだ大変な日々が続きますが、災い転じて福となす、とまではいかなくても、技術の力で、自分なりに新しい生活様式を模索していきたいものですね!

8.関連リンク

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コメント

  1. m.os.ota より:

    2020年最後に食いついた記事がやっぱりPIPO関連でしたw
    読者レビューでいただいたX12を皮切りにX15を購入しメインで使っている身としては
    X10sについてはまだX12がサブ機として稼働中につきどうしようか迷うところです・・・

    • natsuki より:

      このシリーズの悩ましいところは、圧倒的な拡張性に処理能力がついていってないことですから……、魅力を知っていればいるほど、少しでもいいCPUを積んでると、気になっちゃいますよね。
      型落ちでいいから、PIPO X10の筐体にもCore i7積んでくれれば最強なんですが。