NECがノートPC「LAVIE N13 Slim」を発表しました。メーカーいわく「使いたい時にすぐ使える、軽量・薄型の13.3型ノートパソコン」です。CPUにRyzen 5/Ryzen 7を搭載しており、ビジネス用・学習用に向く製品です。
なお、LAVIE N13 Slimには店頭販売モデルの「LAVIE N13 Slim」とWeb限定モデルの「LAVIE Direct N13 Slim」がありますが、ここでは注文時に構成のカスタマイズができるLAVIE Direct N13 Slimについてご説明します。
1.概要
スペック表
NEC LAVIE N13 Slim | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | AMD 5 7535HS/Ryzen 7 7735HS |
GPU | なし |
RAM | 8GB/16GB(LPDDR5X, オンボード) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD(PCIe) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3型IPS(1,920×1,200) |
ネットワーク | Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth5.3 |
入出力 | USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力・PD対応)× 2、USB3.2 Gen1 Type-A × 2、HDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(1080P)顔認証対応 |
バッテリー | 動画再生時 約11.0 時間 |
サイズ | 295.6 × 209.5 × 15 mm |
重量 | 1,175 g |
コメント
…どこかで見たことがあるような…。これかな、と思ったりして。まあ、筐体サイズも微妙に違いますし、詮索するのはやめておきましょう。
OSはWindows 11 HomeとProを選べ、CPUはZen3+アーキテクチャのRyzen 5 7535HS/Ryzen 7 7735HSです。AI処理チップNPUは搭載していませんが、型番末尾が「HS」であることから分かる通り、TDPの高い(35-54W)高性能な型番です。Passmarkスコアも7535Uが18,390、7735Uが23,939と高いです(参考:Core Ultra 7 155Uは16,731、Core Ultra 7 155Hは25,048)。
RAMはRyzen 5モデルが8GB/16GB、Ryzen 7モデルは16GBで、オンボードメモリなので購入後の増設や換装はできません。SSDは256GB/512GB/1TBを選べます。
筐体はアルミ製です。いつものLAVIE、という感じのシンプルなデザインですね。天板上部の突起がいろんな意味で印象的です。
筐体色は上に掲載した「ポーラーブルー(いい色!)」のほかに「ライトシルバー」があります。
ディスプレイは13.3型のIPS液晶で解像度は1,920 × 1,200(アスペクト比16:10)、「広視野角・高輝度・高色純度・ノングレア」という説明がありましたので、100%sRGBくらいの発色品質だと思います。
キーボードは「バックライト付き、キーピッチ18.7mm、キーストローク1.5mm、84キー、JIS標準配列、Copilotキー」と開示されています。日本語配列のみが設定されています。
側面と入出力ポートの構成です。USBポートは合計で4つあります。USB3.2 Gen2 Type-Cが2つでデータ転送速度は10Gbps、映像出力とUSB PDに対応します。USB3.2 Gen1 Type-Aポートも2つ、データ転送速度は5Gbpsで、うち1つは1ポートはパワーオフUSB充電機能付きです。他にはHDMIとmicroSDカードリーダー。電源ボタンも側面にありますね。
2.価格など
NEC LAVIE Direct N13 Slimは11月下旬の発売予定で、LAVIE公式サイトで予約販売がスタートしています。11月18日現在の価格は155,210円からですが、製品ページに10%OFFクーポンがありますので、これを使うと139,689円から予約購入ができます。
また、「New LAVIE デビューキャンペーン」というのがあり、2025年1月17日までの間にLAVIE N13 Slim/LAVIE Direct N13 Slimを購入すると10,000円のキャッシュバックが受けられます(申し込みが必要。申し込み期間は11月21日から2025年2月23日まで。詳細はこちらをご覧ください)。キャッシュバックまで考慮すると実質12万円台から購入ができます。
3.関連リンク
LAVIE N13 Slim:LAVIE公式サイト
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。