MSI Stealth 17 Studio A13V － GeForce RTX4070と4Kディスプレイを搭載するフラッグシップ・クリエイティブゲーミングノート

MSIが17.3インチノート「Stealth 17 Studio A13V」を発売します。メーカーでは「クリエイティブゲーミングノート」と称しており、既存の薄型ハイエンドゲーミングノート「Stealth GS77」をベースにクリエイター向けにも改善を施し、「NVIDIA Studio」認証も受けている製品です。

1.Stealth 17 Studio A13V スペック

スペック表

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OSはPro版でCPUはCore i9-13900H、GPUはGeForce RTX4070を搭載していますので、パフォーマンスは非常に高いです。また、RAMも標準で64GBと非常に大きく、このあたりはクリエイターの利用を意識した構成と言えます。また、SSDは1TBで、M.2 NVMe（PCIe Gen4）スロットの空きがあります。なおMSI製品はユーザーがDIYで筐体内部にアクセスすると保証が切れてしまうため、RAMやSSDの増設・換装の際はMSI公認サポート店に相談する必要があります（この場合は保証は切れません。また保証が切れてもいいのであればDIYで作業もできます）。

ディスプレイは17.3インチで4K（3,840 × 2,160、アスペクト比16:9）解像度、ノングレア（非光沢）タイプ、DCI-P3対応、リフレッシュレート120Hzとなっています。ちなみに従来モデルStealth GS77のディスプレイは2,560 × 1,440解像度でDCI-P3相当、リフレッシュレート240Hzでしたから、Stealth 17 Studio A13Vは「ゲーマー寄りからクリエイター寄りになった」と言えそうですね。

1.Stealth 17 Studio A13V 筐体

外観と筐体サイズはStealth GS77から変わっていません。特徴的なヒンジ部分のデザインも引き継がれていて、非常にカッコいいですね。

天板です。ゲーミングノートとして見るとかなり地味というか、落ち着いたデザインになっています。MSIの「GSシリーズ」は歴代、ハイスペックながら上品なデザイン、というのが特徴でしたが、Stealth 17 Studio A13Vになってもその点は変わっていません。

キーボードです。「上品なデザイン」と書きましたが、キーボードに関しては「SteeelSeries Per-key RGBキーボード」が搭載されていますので、「ガチなゲーミング仕様」です。…まあ、Per Key RGBなので、バックライト色をホワイト一色にしたり、消灯させたりもできますけどね。なお、この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列です。

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側面と入出力ポートの配置です。画像左から右側面、背面、左側面です。USBポートは合計で4つ、うち1つがThunderbolt 4で残りの3つもGen2と高規格、HDMIと（micro規格ではない）フル規格のSDカードリーダー、そして有線LANポートと、ゲーマーにもクリエイターにも満足できる構成です。

このほか、スピーカーはDYNAUDIOとのコラボによる「ステレオ2スピーカー＋4ウーファー」、冷却システムはMSI製品ではおなじみの「Cooler Boost 5」と、充実した仕様になっています。

3.Stealth 17 Studio A13V 価格など

MSI Stealth 17 Studio A13Vは8月10日の発売予定で、MSI公式ストアやAmazonなどで予約注文を受け付けています。MSI公式ストアでの価格は税込み399,800円です。

RTX4070搭載のゲーミングノートとしては市場の水準よりも高価ですが、4K解像度で発色の良いディスプレイを搭載し、筐体品質も非常に高いと思いますので、ゲーマーやクリエイター、そしてPC負荷の高い作業をされるビジネスマンには頼りになる製品と言えるでしょう。

4.関連リンク

Stealth 17 Studio A13V：MSI公式サイト 製品紹介ページ
Stealth-17Studio-A13VG-4403JP：MSI公式ストア
Stealth-17Studio-A13VG-4403JP：Amazon