記事にアフィリエイト広告を含みます

MSIイベントレポート - MSIの新製品ラインナップ、X570マザーボードにモニター、ケースをご紹介します(takumi)

MSIイベント(6月26日)
こんにちはtakumiです。6月26日に行われたAMD×MSIのパートナー向け合同説明会で紹介された、MSI製品を詳しくご紹介していきます。最新のX570マザーボードから、ケースやモニターまで幅広く新製品が発表されました。なお、説明会の内容については別記事でもレポートしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
AMD × MSI イベントレポート - デスクトップ用の新型 Ryzen 3000シリーズとMSIのX570マザーボードに期待したい!(takumi)

スポンサーリンク

1.X570マザーボード

MSIイベント(6月26日)
ヒートシンク部に物理ファンが搭載されているのが特徴的なX570マザーボードですが、MSI製ではすべての製品でダブルボールベアリング構造の部品を使用しており、他社製品と比較して高耐久性を実現したと謳っています。

MSIイベント(6月26日)
また、ファンの回転数はMSI独自のユーティリティツールで調整することも出来、ゲーム用途に回転数を最大まで高めることもできれば、ファンの回転を止めて静音化することもできます。

MEG X570 GODLIKE

初動参考価格:87,800円(税抜)

MSIイベント(6月26日)
DIMMスロット数:4
M.2ポート:3
最大搭載容量(GB):128
PCI Express x16 本数:4
USB 3.2 ports (Front):1(Gen2-TypeC)4(Gen1Type-A)
USB 3.2 ports (Rear):1(Gen2-Type-c)3(Gen2Type-A)2(Gen1Type-A)
SATAIII(6Gbps)ポート数:6
LAN規格:Killer E2600 Gigabit+Killer E3000 2.5Gbps
オーディオジャック仕様: 5+ Optical S/PDIF (Realtek® ALC1220 Codec)
USB 2.0ポート(前面):4
フォームファクタ:E-ATX

最上位モデルのGODLIKEです。上下のヒートシンク部には、「MSI Mystic Light」に対応したLEDが搭載されており、光り方をソフトフェアで制御できます。基盤右側では液晶パネルが設置されており、システムの状態などが表示されるようになっています。M.2モジュールが3機搭載できる他、付属の「M.2 XPANDER-Z GEN4」拡張カードを使用すれば、最大5機のM.2モジュールを搭載できます。また、オンボードに2.5Gbps対応LANを搭載しているだけでなく、PCIe接続の10Gbps対応のLANカードが付属しているので、対応した環境で異次元のネットワーク速度が得られます。Wifi-6にも対応しており、最大2400Mbpsでの接続ができる他、KillerXTendシステムを使用すれば無線と有線の帯域を同時に使えるだけでなく、自らを無線LAN親機として使用できます。拡張ヒートパイプにより冷却性能も充分ですし、「Xtream Audio DAC」をオンボードに備え付けているため、最大32bit/384khzでのオーディオ再生が可能です。

MEG X570 ACE

初動参考価格:45,800円(税抜)

MSIイベント(6月26日)
DIMMスロット数:4
M.2ポート:3
最大搭載容量(GB):128
PCI EXPRESS X16 本数:2
PCI EXPRESS X4 本数:1
PCI EXPRESS X1 本数:2
USB 3.2 PORTS (FRONT): 1(Gen2, Type C), 4(Gen1, Type A)
USB 3.2 PORTS (REAR): 1(Gen2, Type C), 3(Gen2, Type A), 2(Gen1, Type A)
SATAIII(6GBPS)ポート数:4
LAN規格: Intel® WGI211AT Gigabit LAN+Realtek® RTL8125 2.5 Gbps LAN
USB2.0ポート数(I/Oパネル):2
オーディオジャック仕様: 5+ Optical S/PDIF (Realtek® ALC1220 Codec)
USB 2.0ポート(前面):4
フォームファクタ:ATX

ATXサイズのハイエンドゲーミングモデルです。上部のヒートシンク部にLEDライトを搭載しており、対応機器を接続すればライトパターンを同期できます。拡張ヒートパイプを搭載しているので冷却性能は十分ですし、高品質のオーディオDACを搭載しているため、オンボードでも高音質を体感できます。2.5GbpsのLANポートも備えており、またWifi-6対応の無線LANモジュールも搭載しています。M.2ポートは3基搭載しており、「M.2 FROZR」によりM.2モジュールを強力に冷却できるようになっています。

PRISTIGE X570 CREATION

初動参考価格:56,500円(税抜)

MSIイベント(6月26日)
DIMMスロット数:4
M.2ポート:2
最大搭載容量(GB):128
PCI EXPRESS X16 本数:2
PCI EXPRESS X4 本数:1
PCI EXPRESS X1 本数:4
USB 3.2 PORTS (FRONT): 1(Gen2, Type C), 4(Gen1, Type A)
USB 3.2 PORTS (REAR): 10(Gen1, Type A), 1(Gen2, Type C), 1(Gen2, Type A)
SATAIII(6GBPS)ポート数:6
LAN規格: Intel® I211AT Gigabit LAN+Aquantia® AQC107 10-Gigabit LAN
USB2.0ポート数(I/Oパネル):2
オーディオジャック仕様: 5+ Optical S/PDIF (Realtek® ALC1220 Codec)
USB 2.0ポート(前面):4
フォームファクタ:E-ATX

クリエイター向けを謳うE-ATXサイズのマザーボードです。10Gbps対応のLANポートをオンボードに搭載しており、大容量ファイルも高速で送受信が可能となっています。ソフトウェア制御できるLEDは上部のヒートシンクと右側のエッジ部に搭載されています。拡張ヒートシンクと拡張ヒートパイプを搭載しており、高負荷な作業にも効率が落ちないようになっています。M.2モジュールはオンボードに2基、また付属の「M.2 XPANDER-Z GEN4」拡張カードを使用して最大4基搭載できます。Wifi-6対応モジュールも搭載して老いるので、高速無線LANも利用できます。

MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI

初動参考価格:32,300円(税抜)

MSIイベント(6月26日)
DIMMスロット数:4
M.2ポート:2
最大搭載容量(GB):128
PCI EXPRESS X16 本数:1
PCI EXPRESS X4 本数:1
PCI EXPRESS X1 本数:2
USB 3.2 PORTS (FRONT): 4(Gen1, Type A)
USB 3.2 PORTS (REAR): 1(Gen2, Type C), 3(Gen2, Type A), 2(Gen1, Type A)
SATAIII(6GBPS)ポート数:6
LAN規格: Intel® I211AT Gigabit LAN
USB2.0ポート数(I/Oパネル):2
オーディオジャック仕様: 5+ Optical S/PDIF (Realtek® ALC1220 Codec)
USB 2.0ポート(前面):4
HDMI:1
フォームファクタ:ATX

他プラットフォームでも人気の高いコストパフォーマンスに優れたミドルエンドモデル「GAMING PRO CARBON」のX570モデルです。価格を抑えつつも、ゲーマーに人気の高いIntel製ギガビットLANポートを搭載しており、さらにWifi-6モジュールも新たに搭載しており、有線無線共に高速で安定した接続が可能になっています。またLEDも搭載しており、見栄えもかっこよく出来るようになっています。

MPG X570 GAMING EDGE WIFI

初動参考価格:25,300円(税抜)

MSIイベント(6月26日)
DIMMスロット数:4
M.2ポート:2
シリアルポート(前面):1
最大搭載容量(GB):128
PCI EXPRESS X16 本数:1
PCI EXPRESS X4 本数:1
PCI EXPRESS X1 本数:2
USB 3.2 PORTS (FRONT): 4(Gen1, Type A)
USB 3.2 PORTS (REAR): 1(Gen2, Type C), 3(Gen2, Type A), 2(Gen1, Type A)
SATAIII(6GBPS)ポート数:6
LAN規格: Realtek® 8111H Gigabit LAN
USB2.0ポート数(I/Oパネル):2
オーディオジャック仕様: 5+ Optical S/PDIF (Realtek® ALC1220 Codec)
USB 2.0ポート(前面):4
HDMI:1
フォームファクタ:ATX

さらにコストを下げたミドルランクゲーミングモデルです。この値段でありながら、右側面にLEDライティングを搭載してるのと、M.2ポートにヒートシンクが付属しているのが特徴的だと思います。無線LANを搭載しているのも長所の一つといえるのではないかと個人的には思います。

MPG X570 GAMING PLUS

初動参考価格:19,980円(税抜)

MSIイベント(6月26日)
DIMMスロット数:4
M.2ポート:2
シリアルポート(前面):1
最大搭載容量(GB):128
PCI EXPRESS X16 本数:1
PCI EXPRESS X4 本数:1
PCI EXPRESS X1 本数:3
USB 3.2 PORTS (FRONT): 4(Gen1, Type A)
USB 3.2 PORTS (REAR): 1(Gen2, Type C), 1(Gen2, Type A),4(Gen1, Type A)
SATAIII(6GBPS)ポート数:6
LAN規格: Realtek® 8111H Gigabit LAN
USB2.0ポート数(I/Oパネル):2
オーディオジャック仕様: 5+ Optical S/PDIF (Realtek® ALC1220 Codec)
USB 2.0ポート(前面):4
HDMI:1
フォームファクタ:ATX

値段を抑えつつも主要なモジュールを搭載しているエントリーモデルです。拡張したヒートシンクを搭載しており、パフォーマンスを維持できるようになっています。基盤前面にLEDを搭載しており、スタイリッシュに見せられるようになっています。M.2のヒートシンクも搭載しているので、エントリーモデルでもM.2SSDなどを冷却してパフォーマンスを維持できるようになっています。

2.ゲーミングモニター

MSIイベント(6月26日)
MSIの発表によると「MSIは一番成長が早いゲーミングモニターブランドである」とのことで、MSIのモニターは昨今知名度が急上昇しているそうです。240Hzなどのハイエンド製品はラインアップせず、144Hz+湾曲などのオリジナリティを前面に出した傾向があります。

MSIイベント(6月26日)
今回発表されたラインナップは、以下のようになっています。

スポンサーリンク

・Optix MPG341CQR
・Optix MAG321CQR
・Optix MAG321CUR
・Optix MAG271CQR

ほぼ全てのモデルに共通しているのは、WQHD解像度であり、144Hz+1msスペック、狭額縁デザイン湾曲パネル、ブルーライトとフリッカー削減による目への負担削減、AMDFreeSync対応、VAパネル対応による178°の高視野角、ユーティリティツールによる光量などの調整をプリセットごとに登録、Mystic Light対応LEDなどがあります。

MSIイベント(6月26日)
今回の説明会ではフラグシップモデルのMPG341CQRにフォーカスした説明が行われました。この型だけ解像度がUWQHD(3440×1440)になっており、またゲーミングギアメーカーの「SteelSeries」の技術を使った「GameSense」機能により、LEDシステムを対応ゲームと同期する機能もあるようです。

MSIイベント(6月26日)
MSIイベント(6月26日)
MSIイベント(6月26日)
今回一番の目玉機能であるスマートカメラです。明るさなどの周辺情報や使用ユーザーを検知し、画面の明るさや色調などを自動調整します。個人的には部屋が暗くなったら自動的に画面を暗くしてくれるのは嬉しいなと思います。

MSIイベント(6月26日)
更には搭載しているRGBの色で天候や気温などを知らせる面白い機能も搭載しています。

MSIイベント(6月26日)
このモニターの大きな特徴として、左右にマウスバンジー(コードホルダー)が搭載されていることが挙げられます。FPSを有線マウスでプレイしているゲーマーはほとんどバンジーを使用しているとは思いますが、卓上スペースの節約になると思うので、あって損はないと思います。

MSIイベント(6月26日)
さらに専用カメラマウンターが付属するのも大きな特徴になっています。モニター上部にエッジがあるので、そこにマウンターを引っ掛ける形で装着し、そこにカメラを固定できるようになっています。ゲーム配信者にはかなり魅力的だと思います。

MSIイベント(6月26日)
さらにこのディスプレイはVESA規格の「DisplayHDR400」に対応していますので、一般的なディスプレイよりも色調がよりくっきりと映し出されます。

MSIイベント(6月26日)
ゲーム中で暗闇のシーンなどでは光量が足りず、アイテムや敵を見失なってしまうときがあります。かといってモニタの光量を上げてしまうと、不自然な見え方になってしまいます。Night Vision機能は自然なレベルで光量を自動調整し、ゲーム性と臨場感を両立します。

MSIイベント(6月26日)
また、クリエイター向けモデルであるPS341WUも発表がありました。こちらは白を基調とした筐体に狭額縁デザインを使用し、ナノIPS製5K2K対応34型パネルを採用しています。VESA企画「DisplayHDR600」にも対応しており、色調もより鮮やかに映し出すことが出来ます。

3.ゲーミングケース

MSIイベント(6月26日)
MSIが放つゲーミングケース「SEKIRA」シリーズは、北欧神話の武器にインスパイアを受けたケースです。拡張性とデザインを両立したモデルになっており、拡張性やデザインに沿った3モデル展開になっています。

MSIイベント(6月26日)
このケースシリーズの特徴として、E-ATXサイズのマザーボードを搭載出来るので、MSIのハイエンドモデルも搭載できるようになっています。

MSIイベント(6月26日)
ケース上部には入排気口に設置されたスライドパネルがあり、手前に引っ張り出すことが出来るので、水冷クーラーのラジエータの取り付けが容易になります。

MSIイベント(6月26日)
左右のサイドパネルはスイングパネルになっていて、ツール無しでアクセスでき、構成の変更や配線の整理などが簡単です。また、素材はアクリル製で、デザイン性も確保されています。

MSIイベント(6月26日)
ゲーミングっぽい要素として、最上位の500Xにはケースに標準でLEDモジュールボックスが付属しており、複数のLED対応モジュールを接続でき、ケースに付属してるLEDボタンでライティングパターンを7つから変更できます。更にPCに「Mistic Light」アプリをインストールすれば、更に豊富なライテイングパターンをソフトウェア制御できます。

MSIイベント(6月26日)
ケースは3種類のラインナップで、LEDファンなどを標準搭載した「500X」、ゴールドを基調にした「500G」、シルバーを基調にした「500P」の三種類からなります。

4.まとめ

今回、多くの新製品が発表されましたが、特にX570マザーボードは種類が豊富で、用途と予算に合わせた選択が出来ますし、ゲーミングモニターもサイズが豊富で、さらに特徴的な機能も多く、使用して損はないような製品に仕上がっています。個人的にはケースも気になっており、特に両面ツールレスというのは珍しいので、かなりメンテナンスが楽そうなので実際に使ってみたいなとも思っています。

MSIの製品はどれも高品質なので、使って必ず満足できると思います。是非チェックしてみてください。

5.関連リンク

MSI公式サイト

スポンサーリンク