記事にアフィリエイト広告を含みます

Microsoft Surface Studio 2 - クリエイターなら欲しくなる28インチのオールインワンPCがリニューアル。性能、デザイン、お値段ともスーパー!

Microsoft Surface Studio 2
MicrosoftがSurfaceシリーズの「最大サイズ」、Surface Studioをモデルチェンジし、Surface Studio 2として発売します。製品名に「Surface」とついていますが、ジャンルとしては「オールインワンPC(AIO)」、つまり、ディスプレイ一体型のデスクトップPCです。ただし、単なるデスクトップPCではなく、「巨大なタブレット」というべき使い方ができ、クリエイター向けの製品と言えます。

スポンサーリンク

1.スペック

Microsoft Surface Studio 2
OSはWindows 10 Proのみ、CPUはCore i7-7820HKです。「なぜにCoffee Lakeを使わない?」とは思いますが、7820HKというのはオーバークロックにも対応する、ノートPC用としてはハイエンドクラスのCPUです。

外部GPUも搭載します。GeForce GTX1060もしくはGTX1070なので、高性能なCPUとあわせ、ゲーミングPCとしても中上位クラスの性能となります。RAMは16GBもしくは32GB、ストレージは1TB SSDもしくは2TB SSDと大容量です。

先代のSurface Studioも高性能なCPUやGPUを搭載していたものの、なにぶん海外での発売が2016年、国内発売が2017年ということで、CPUは第6世代、GPUもGTX9○○シリーズと、現在の水準から見て古い構成になっていましたので、「2」になって一気にパワーアップした感があります。

ディスプレイは28インチPixelSenseで解像度は4,500 × 3,000と超高精細です。ただし、スペック表の表示としては先代と変わっていません。アスペクト比3:2というところがSurfaceらしいと言えますね。もちろんタッチ対応でSurfaceペン、Surface Dialに対応します。

入出力ポートの数は十分ですが、デスクトップPCとしてみた場合にはあまり充実している方とは言えません。先代モデルとの比較だと、MiniDisplayポートがUSB Type-Cに変更されています。

サイズですが、先代モデルと「ぴったり同じ」です。私は先代モデルの実機をしっかり確認したことはありませんが、画像で見る限り新旧モデルの外観上の差は見つけられませんでした。おそらく筐体は変わっていないものと思われます。

2.筐体

Microsoft Surface Studio 2
このように、正面から見ると、巨大タブレットという感じです。この製品はヒンジに特徴があり、ディスプレイを寝かせると、まるでタブレットのように見えてしまいます。

Microsoft Surface Studio 2
こんな感じですね。クリエイターの人であれば、28インチの巨大キャンバスとして使えます。

スポンサーリンク

Microsoft Surface Studio 2
ただし、トップ画像もそうですが、このように普通にオールインワンPCとしてのポジションもとれます。この状態だと、超高性能なデスクトップPCとなります。また、入出力ポートはベース(台座)部分の背面に集中配置されています。

Microsoft Surface Studio 2
側面です。このアームの部分がフレキシブルに可動します。Microsoftではこれを「ゼログラビティヒンジ」と称しています。

ゼログラビティヒンジの動きについてはMicrosoftがYouTubeで公開している紹介動画をご覧ください。

Introducing Microsoft Surface Studio 2

3.価格など

Microsoft Surface Studio 2はMicrosoftストアにて予約販売中で、出荷開始日は明らかにされていません。価格は下記の通り。

RAM16GB/1TB SSD: 480,384円
RAM32GB/1TB SSD: 572,184円
RAM32GB/2TB SSD: 642,384円
※税込価格

なお、モデルごとの外部GPUの型番については開示されていません(!)。最低価格のものにはGTX1060、最高価格のものにはGTX1070が搭載されるんだろうなあ、ということは想像できますが、真ん中のモデルのGPUが何であるのかがわかりません。価格差から見てGTX1070なのでは?とは思いますけどね。

この価格には「Surface ペン、Surface キーボード、Surface マウス、Office Home & Business」が含まれます。ただし、Surface Dialは別売りです。また、1月5日現在、予約注文を受け付けているのは最低価格のモデルのみで、残りの2つは「在庫切れ」となっています。

スペックも筐体品質も素晴らしい製品ではありますが、価格もまた素晴らしい、というのは間違いないでしょう。一般人が気軽に買えるようなものではないですよね。ただ、クリエイターならすごく欲しくなるような製品なんだろうな、と思います。

4.関連リンク(Microsoft)

Surface Studio 2
icon

スポンサーリンク

コメント

  1. これ見てるとMicrosoftはMacみたいになろうとしてるんじゃないかと思ったりします。
    同等の性能のものを求めるのなら高性能のPC+液タブで安く揃えられるでしょうし、機能よりも高級ブランド路線に舵を切ったような気がします。

    • wintab より:

      PYUさん、こんにちは。もとから高級路線かと…。この製品、いいのはわかるんですけど、実際どれくらい売れてるんでしょうね?業務用かな?などと思ってみたり。

    • natsuki より:

      あー、Surfaceシリーズにはこいつがいましたね。何度か店頭で見かけてはいるのだけど、ペンを置いていなかったり、調子が悪かったりで、試し書きできていないんですよね~
      サイズからしてアメリカンなので、日本では個人で購入する人はよっぽど専門的に必要な人でしょうね。

      個人的には、SurfaceシリーズはMacを目指してスベっている感があります。Windows機なのに独自規格のポートって誰得? そもそも、WindowsOSがまったくスマートじゃないんだから。
      もちろんそれでも、「持ち出せるWindows」のフラグシップでありながら、他者Windowsタブレットとはひと味違う個性を十分に出していること(まさにブランド!)は素晴らしいとは思いますけども。製品の差別化って、すごく難しいことですから。

  2. 匿名 より:

    私個人の見解ではMSのSurfaceは

    個人的にはMacとは異なるブランドモデルを目指そうとしてると考えています

    Appleは他に類を見ないほど古典的垂直統合ビジネスを貫く会社です
    OSシェアや販売規模ではMS、3大PCベンダに遠く及びませんが
    単一ブランド、単一ハードで言えば世界最大
    しかもAppleエコシステムのパースにすぎず
    作り逃げが許されない&全体の舵取りに影響するため
    ハードウェアやブランドに対しての考え方は比較的保守的です

    Surfaceはどちらかというといわゆるコンセプトモデル
    Win市場を活性化するための他社に対する燃料投下や
    自動車業界でよくやる会社を象徴するためのプロダクト
    前衛的な聞こえはカッコイイですけど
    それだけ作り逃げもできちゃいますからね
    W10MとかW10MとかW10Mとか(怒

    • wintab より:

      こんにちは。W10Mの話になってしまうとこの界隈ではだんじり祭が始まってしまいそうです。Microsoftはどうしたいのか、ハードウェアでも純粋に儲けたいのかも。ただ、Officeの強制バンドルとか、イマイチ殿様ですよね。

  3. 匿名 より:

    Appleでさえ独自ポートそろそろやめるのにMSはいつまでやるのかね?