こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。いいですねー、トップ画像。こんな風に生活してみたいです。というのは置いておいて、話題の新しいSurface Proの日本発売日と価格が決まりました。ウインタブ読者の中にも「これを待ってた!」という人が多いと思いますので、改めて記事にします。なお、新しいSurface Proの製品概要については別に紹介記事を書いていますので、そちらをご覧ください。
Microsoft New Surface Pro ー 正常進化した新しいSurfaceが発表されたよ!クリエイターを強く意識?
日本国内でのSurface Proの発売日は6月15日です。ただこれ、Microsoftストアでは「出荷期限」と書いていますし、「事前注文」という文言になっていますが普通に購入できるので、実質的には「すでに発売されていて、出荷が6月15日前後になる」と理解すべきものだと思います。また、日本での価格も明らかになりました。
Core m3/4GB/128GB: 114,264円(米国799ドル・約89,000円)
Core i5/4GB/128GB: 136,944円(米国999ドル・約111,000円)
Core i5/8GB/256GB: 158,544円(米国1,299ドル・約145,000円)
Core i7/8GB/256GB: 206,064円(米国1,599ドル・約178,000円)
Core i7/16GB/512GB: 280,584円(米国2,199ドル・約245,000円)
Core i7/16GB/1TB: 341,064円(米国2,699ドル・約300,000円)
※税込価格
んー、なんか米国の価格よりずいぶん高いような…。ただ、日本の価格は税込み、米国の価格は税抜き表示になっていて、居住している州によって税率は異なりますけど、だいたい6~9%くらいのSales Tax(日本の消費税とは違いますけど、消費者にしてみればほとんど同じようなもの)がかかりますので、実際の価格差はもっと縮小するはずです。
Surface Pro 4まではOffice Home & Business Premiumが付属していて、さらに最低価格のモデルを除いてSurfaceペンが付属しているんですが、新しいSurface Proにはどちらも付属しません。5月26日現在のSurface Pro 4の価格はこんな感じです。
Core m3/4GB/128GB: 103,464円
Core i5/4GB/128GB: 120,744円
Core i5/8GB/256GB: 142,344円
Core i7/8GB/256GB: 174,744円
Core i7/16GB/512GB: 239,544円
Core i7/16GB/1TB: 293,544円
※税込価格
繰り返しになりますが、このうち最低価格の103,464円のタイプのみSurfaceペンが付属しませんけど、それを除くと全モデルにSurfaceペンとOffice Home & Business Premiumが付属します。
紹介記事で書いたんですけど、新しいSurface Proは基本的にSurface Pro 4の正常進化型といいますか、外見やサイズ感にはほとんど変更がなく、
「CPUがKabylake化」
「Core m3/i5モデルはファンレス化、Core i7モデルも静粛性が大幅に向上」
「手書き入力の性能が大きく向上し、1,024階調から4,096階調の筆圧に対応」
「バッテリー稼働時間が大幅に伸び、1.5倍くらいになった」
という点が主な改善点となります。これらの改善点にどのくらいの価値を見出すかは人それぞれですが、少なくともこれらの改善点の代償として、支払う金額も少し大きくなってしまいますね。
新しいSurface Proはクリエイターを強く意識した製品と思われ、特に手書き入力性能の向上については「譲れない」ポイントになっている人も多いと思います。一方、クリエイターではない人なら、Surface Pro 4を選ぶという選択肢もあると思います。実際MicrosoftストアではSurface Pro 4も継続して販売しています。
タイプカバーは「アルカンターラ」を表面素材にしたものが税込み20,952円で追加されています。手触りとかは最高だと思いますけど、結構お高いかな、と。なお、追加されたタイプカバーはSurface Pro 3以降のモデルには互換しますので、逆に言えば新しいSurface Proでも既存のタイプカバーは使えると思います。
また、Surfaceペンのほうは「近日発売」となっており、価格は税込みで12,744円です。う…これもあんまり安くはないですね、と少し皮肉っぽくw ただ、新しいSurface Proの4,096階調の筆圧を生かすにはこのペンを使う必要があると思うので、これは待つしかないですね。
この記事のトップ画像に使っているのはMicrosoftのサイトに掲載されていたものです。製品紹介記事のトップ画像としてはふさわしくないとは思いますが、「さすがSurface、こういうのが絵になる」と考えてトップ画像にしました。実際これが一番Surfaceらしい雰囲気があるなあ、と思っています。