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レノボがコンバーチブル2 in 1 PC「Yoga 7i Gen 8 14」を発売しました。2022年に発売され、個人向けPCとして魅力的なスペックを備えつつもコストパフォーマンスが非常に高かった「Yoga 770i 14」の後継機です。この時期のニューモデルですから当然CPUは第13世代（Raptor Lake）のIntel Coreを搭載しています。なお、Yoga 770i 14のAMD版であるYoga 770 14についてはこの記事執筆時点ではまだニューモデルが発売されていません。
1.Yoga 7i Gen 8 14 スペック
スペック表
| Yoga 7i Gen 8 14 | |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core i5-1340P/ Core i7-1360P |
| 外部GPU | なし |
| RAM（メモリ） | 16GB（LPDDR5-5200, オンボード） |
| ストレージ | 512GB/1TB M.2 PCIe NVMe Gen4 SSD |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ |
14インチOLED（1,920 × 1,200）タッチ 14インチOLED（2,880 x 1,800）タッチ |
| ネットワーク | Wi-Fi6E（802.11a/b/g/n/ac/ax）、Bluetooth 5.1 |
| 入出力 | USB Type-C（Thunderbolt 4）× 2、USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
| カメラ | Webカメラ（1080p）顔認証対応 |
| バッテリー | 71Whr（約17.5時間） |
| サイズ | 317.87 x 222.5 x 16.49 mm（最薄部） |
| 重量 | 1.49 kg |
バリエーションモデル
・Core i5/16GB/512GB/1,920 × 1,200（カ）
・Core i7/16GB/512GB/2,880 × 1,800
・Core i7/16GB/1TB/2,880 × 1,800（カ）
※左からCPU/RAM/SSD/ディスプレイ
※（カ）はカスタマイズ対応モデル
コメント
OSは標準でWindows 11 Home、カスタマイズ対応モデルではPro版も選べます。CPUは第13世代（Raptor Lake）のバランスタイプ（P型番）、Core i5-1340P/Core i7-1360Pです。RAMは全モデル16GBで、カスタマイズ対応モデルでも16GBしか選べません。SSDは512GB/1TBが設定されています。
また、ディスプレイは14インチの有機EL、Core i5モデルは解像度1,920 × 1,200、Core i7モデルが解像度2,880 × 1,800です。このディスプレイはスペック表の上では非常に品質が高く、いずれも100%DCI-P3、輝度400nitという仕様になっており、2,880 × 1,800のほうはリフレッシュレートも90Hzです。コンバーチブル2 in 1なので、全てタッチ対応し、ペン入力ができます（ペンも付属します）。
2.Yoga 7i Gen 8 14 筐体
従来モデルのYoga 770iから筐体色が変更となり「タイダルティール」という色になりました（Yoga 770iはストームグレー）。画像を見る限り、外観は変わっていないように見えるのですが、サイズは若干変わっています。
Yoga 7i：317.87×222.5×16.49mm（最薄部）/ 1.49 kg
Yoga 770i：316.66×220.25×17.35mm / 1.42 kg
サイズの差が体感できる、という感じでもないのですが、同一筐体と言うにはちょっと差が大きいように思われますね。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー(Fn キー+Windows キーを含む)、JIS 配列、バックライト・キーボード」と開示されています。キーボード面の両側にスピーカーグリルがあり、音質面でも期待できそうです。
コンバーチブル2 in 1筐体なので、このようにスタンドモード、テントモード、タブレットモードにしても使えます。
クリックで拡大します
側面と入出力ポートの配置です。従来モデルのYoga 770iとポート構成は同じですが、配置が少し変更されています。USBポートは合計で3つ、うち2つがThunderbolt 4と高規格で、他にmicroSDカードリーダーとHDMIポートを備えています。
3.Yoga 7i Gen 8 14 価格など
Lenovo Yoga 7i Gen 8 14はレノボ直販サイトで販売中で、4月8日現在の価格は税込み131,186円から、となっていますが、新生活応援キャンペーンのクーポン「NEWLIFE2023」を使用すれば5,500円OFFとなり、税込み125,686円から購入ができます。
「あくまで参考」となりますが、大人気となったYoga 770i 14の発売当初の価格と比較してみましょう。「Core i7/RAM16GB/1TB SSD/2,880 × 1,800ディスプレイ」という仕様にそろえて比較します。
Yoga 7i：税込み165,572円（クーポン適用前171,072円）
Yoga 770i：税込み148,856円
このように、価格は上がってしまっています。…ただ、Yoga 770iの発売当初の価格は「明らかに壊れている」くらいの水準なので、高くなったとは言っても依然として「すごくお買い得」であることは間違いないと思います。また、Yoga 770iはずーっとこの価格で販売されていたわけではなく、途中で価格が上昇していますし、7i Gen 8では当初からCore i5とかストレージ512GB、1,920 × 1,200といった構成のモデルも設定されており、最低価格という点では下がっています。
個人的には「Core i5モデルのスペックでも十分なのでは？12万円台だし」とも思いますね。
4.関連リンク
Yoga 7i Gen 8(14, Intel)：Lenovo